バーベキューができる庭づくりのポイントを解説【費用を抑えるコツあり】
お庭でやりたいことのひとつとして、バーベキューを挙げる方が多くいらっしゃいます。
ご家族やご友人が集まってバーベキューの出来るお庭、素敵ですよね。
バーベキューをするためには庭にどんな設備が必要なのか、どんなことに気を付けるべきかをまとめました!
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バーベキューに適した庭づくりのポイント
「バーベキューに適したお庭」とはずばり
①準備
②調理
③食事
④片付け
がしやすいお庭です!
この4項目に分けて配慮すべき点を検討しました。
バーベキューができる庭づくりの際に配慮すべき点
【①準備】
バーベキューで必要となるのがバーベキューコンロやグリル、テーブル、イスなどです。
これらの道具を収納しておける物置があると準備が楽です。
物置を設置する際の注意点は、屋根からの落雪に影響がない場所を選ぶことです。
物置は数年に一度の大雪の際に落雪による破損トラブルが非常に多いです。
【②調理】
デッキの上で調理する場合
ウッドデッキの上で調理をイメージされる方も多いかもしれませんが、天然木のウッドデッキは燃える可能性があります。
樹脂のウッドデッキも溶けることがあるため危険です。
バーベキューを想定してデッキを作るならば、タイルデッキが良いでしょう。
調理する場所によって注意点が異なります。
タイルは熱や火気に強いので、バーベキューに適しています。
油が飛んでも清掃性が良いのも助かります。
衝撃には弱く割れるリスクがあるため、重い調理器具は倒れないように注意しましょう。
デザイン的に温かみのある木目が欲しい場合は、木目調のタイルデッキもあります。
庭スペースで調理する場合
天然芝は高温に晒されると枯れてしまいます。
人口芝も炭が落ちると溶けてしまいます。
天然・人工共に芝の上での調理はおすすめしません。
どうしても芝の上で調理をする場合は、バーベキュー用の耐火シートを引くことで火の粉や油汚れを防ぎましょう。
調理場所の舗装はコンクリート、レンガがおすすめです。
生粋のバーベキュー好きな方は、レンガを積み重ねて作るバーベキューコンロもテンションが上がって良いですよ。
【③食事】
食事の際に考慮すべき要素は広さ・日差し・視線です。
広さ
4人掛けのテーブルとイスを置いて食事が出来るスペースを確保するためには、5~6畳(3m×3m)ほどの広さがあると良いでしょう。
6人以上の場合は、8畳ほど必要です。
デッキや地面を舗装する際の参考にしてみてください。
日差し
バーベキューは日差し対策を疎かにすると快適に過ごせません。
5月のゴールデンウィークでも直射日光が当たるとかなり暑くなります。
デッキの上にオーニングやパーゴラシェードがあると素敵で快適な空間になります!
視線
大人数が集まるとどうしても気になってしまうのが近隣の視線…
マナーを守って騒がしくしないのはもちろんとして、それでも一息ついて食事を楽しんでいると目線が気になることもあるでしょう。
お庭側だけでも目隠しフェンスをつけるとプライベート空間が創出でき、ぐっとバーベキューが楽しめるはずです。
目隠しフェンスの高さは、大人の男性の目線で約160㎝ですので、160~200㎝が最も多いです。
もっとも隣家や公道との高低差、デッキ上の高さなどは各お宅で違うので、シチュエーションを明確に想定して選ぶことを忘れてはいけません。
また視線だけを考えず、通風や採光への考慮も必要です。
【④片付け】
炭の処理や多くの洗い物など、楽しんだ後の片付けはなるべく手軽に済ませたいものです。
デッキがあると、室内とお庭の行き来が楽になるため、後片付けもスムーズになります。
また、お庭に水回りがあると便利です。
立水栓やガーデンシンクが各メーカーから出ていますので、お庭のデザインや機能性から選んでみましょう。
そして意外と片付けは夕暮れ時になることもあるので、夜間照明があると助かります。
照明は、バーベキュー以外にも防犯やお庭のおしゃれな演出に使うことが出来るので、普段使いも想定すると利便性が上がります。
バーベキューができる庭づくりにかかる費用はどのくらい?
バーベキューにあると便利な設備をここまで紹介させていただきました。
いずれもバーベキューのみでなく、他の用途も兼ね備えているものですが、ここまでに挙げた設備の相場金額は以下です。
物置:5~15万円
タイルデッキ:10㎡(約6畳)で20~30万円
コンクリート舗装:10㎡(約6畳)で10~15万円
レンガ舗装:10㎡(約6畳)で20~25万円
オーニング:20~25万円
パーゴラシェード:25~40万円
立水栓:10万円前後
ガーデンシンク:20~30万円
目隠しフェンス:15~20m設置で30~50万円
これらはあくまで商品+設置費用の目安で、土地や既存設備の条件による前後やリフォームならば撤去費用などが別途必要です。
目安程度に考えていただけますと良いです。
バーベキューができる庭づくりはDIYか専門業者に頼むか
ホームセンターでは手に入りにくいような素材や、こだわったデザインを求めている場合は業者に依頼することがおすすめです。
ただし、一部はDIY、そのほかは業者に依頼することで、費用を抑えることも可能です。
作業はもちろんのこと材料や道具の運搬も容易ではありませんので、まずは業者から見積もりをもらってみることをおすすめします。
見積書を見て、優先順位を決め、予算範囲内で業者に発注。残りはDIYを検討してみてはいかがでしょうか。
外構・エクステリアパートナーズではバーベキューに適した庭作りを手掛けている会社もあるため、まずはお気軽にご相談ください。