【新築向け】ウッドデッキにかかる費用は?屋根付きや坪数別にも解説
新築でウッドデッキ付けようと考えているけど、どれくらい費用ってかかるんだろう・・7
この記事ではそんな方向けに、下記の3つを解説します。
- ウッドデッキの費用+工事費用
- ウッドデッキの坪数別(2坪/3坪/4坪/5坪) の費用
- ウッドデッキの素材
ウッドデッキは費用がかかるので間違った選択をすると、せっかく作ったのに何かイメージと違う・・。なんてもことも。
ウッドデッキについての知識を深め、失敗しないお家づくりをしましょう。
「そもそも外構工事全体でかかる費用の目安ってどのくらい?」という方は、
外構エクステリア工事の費用を徹底解説「家の1割が相場」はウソ!?をご参考ください。
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新築ウッドデッキの費用はいくら?
ウッドデッキの相場は、20~35万円が目安です。
ただし、ウッドデッキは一律料金ではなく、様々な要素によって変化します。
料金が変わる大きな要素は下記の3点です。
- どのメーカーのウッドデッキを使うのか
- どの素材(商品)を使うのか
- ウッドデッキの広さ
- オプション(壁や屋根)
ウッドデッキと言ってもちょっと座れればいいぐらいのスペースがあればいいという人もいます。
一方で、ウッドデッキで洗濯物を干したりバーベキューできるぐらいのスペースが欲しいという方もいます。
また、ウッドデッキのどんな商品を使うかによっても変わります。
【2,3,4,5坪】ウッドデッキの坪数別の価格帯
坪数別のウッドデッキの価格帯は下記の通りです。
2坪(3㎡) | 3坪(6㎡) | 4坪(13㎡) | 5坪(16㎡) | |
人工木 | 17~20万円 | 25~35万円 | 33~40万円 | 41~58万円 |
天然木 | 7~9万a円 | 10~18万円 | 13~40万円 | 17~50万円 |
天然木の価格帯の差があるのは、ウリン材という人気の天然木の単価が1㎡あたり2~3万円前後するためです。
天然木は安い素材からウリン材のようなちょっとお高めの素材もあるため価格差がつきやすくなっています。
新築のウッドデッキの種類
ウッドデッキで使われる材料は大きく、天然木と人工木の2種類があります。
それぞれメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
天然木 | 初期費用が安い | 維持費用がかかる |
人工木 | 劣化・害虫に強い | 熱を持ちやすい初期費用がたかめ |
下記では特徴を詳しく解説していますので、見ていきましょう。
天然木の素材
実際の木をウッドデッキとして使用します。木を使っているため、自然な風合いや暖かみのある風合いを出すことができます。
天然木の木材には、パイン材・ウリン材・杉材・ヒノキ材などあります。
杉やヒノキといったソフトウッドなら低価格で購入することができ、予算を抑えながらウッドデッキを設置することができます。
ただし、木の腐敗や腐食、シロアリ被害がでる可能性が高いためにメンテナンスコストがかかります。
モノによっては塗料を2.3年おきに塗り直さなければいけないものもあり、メンテンスを怠ると、みすぼらしくなるだけでなく腐食が進みウッドデッキとしての機能が無くなってしまいます。
人工木の素材
人工木は樹脂と木粉を配合させた素材です。天然木と違い湿気や腐食に強く、シロアリ被害も抑えられます。ただし、熱を持ちやすいために夏では温度が60℃近くまで上がるケースもあります。
費用面で天然木と比べて高い傾向にありますが、塗装や害虫対策といったメンテナンスコストを考えればトータルでみてコスパがいい傾向にあります。
次に、代表的なメーカーと商品で標準的なサイズ(横幅2.5m ×奥行2m)広さを想定し費用を見ていきます。
ウッドデッキの商品例
YKK AP:リウッドデッキ200
(Sタイプ:1.5間×6尺の場合)
費用:215,500円(工事費別)
リウッドデッキは木粉とプラスチック混ぜ合わせて救った人工木のウッドデッキです。
劣化に強く、高度が高いのでキズや損傷に強いのが特徴です。
また、様々な家の高さに対応できるように固定柱3種・移動柱3種の計6種類のタイプがあります。
三協アルミ:ひとと木2
(1.5間×6尺の場合)
費用:248,700 円(工事費別)
ひとと木2は三協アルミが製造する人工木のウッドデッキです。
天然木の温もりある風合いを再現しながら、人工木の劣化への耐性も兼ね備えているのも特徴です。
また、表面に遮熱顔料を使用し日光が当たっても温度が従来の製品よりあがりにくなっています。
夏に日が差して60℃を超えてしまう環境でも10℃低い50℃まで抑えられています。
LIXIL:レストステージ
1.5間×6尺(1坪分)の場合
費用:173,700円(工事費別)
レストステージはリクシルが製造してる人工木素材のウッドデッキです。
価格を抑えつつも、人工木のメリットである耐久性も兼ね備えています。
上位種として樹ら楽ステージという商品があります。
そちらは、カラーバリュエーションが豊富で多彩なオプションがあるのでこだわりたい方は樹ら楽ステージも選択肢に入ります。
屋根付きのウッドデッキの価格
屋根付きのウッドデッキにかかる費用は工事費用込みで15~45万円ほどです。
ただし、あくまで相場であり取り付ける屋根のグレードや工事の難易度によって金額は変わります。
工事費用の内訳は下記のようになっています。
工事費用
工事費用:計5万円
基礎工事費用:約2万円
取り付け工事洋:約2万円
防水工事費用:約1万円
屋根は外壁に穴を空けて取り付けるために、防水工事が必要となります。
また、屋根の本体自体にも価格差があります。なので、どのような屋根を付けるのかによって大きく費用が変わることも抑えておきましょう。
本体費用
サンシェード:約4万円
オーニング:約25万円
パーゴラ:約15万円
サンルーム:約20万円
ウッドデッキをどのように使いたいかや利用頻度にもよって屋根の選択肢は変わります。
もし、ウッドデッキをどのように使いたいかはっきりしていない方はこれを気に主な利用用途を固めてみましょう。
ウッドデッキで税金が高くなるかも!!?
ウッドデッキは構造によって固定資産税の課税対象になる可能性があるので注意しましょう。
ウッドデッキの構造 | 課税対象になる可能性 |
---|---|
屋根なし or 壁なし | 低い |
屋根/壁両方ついている | 高い |
「屋根がない場合」限りは条件を満たしていないので一般には課税対象になりません。
ただし、屋根あり・周壁のあるウッドデッキは「家屋」としての条件を満たすので、課税対象に含まれる恐れがあります。
ウッドデッキでの費用を予算オーバーしないためには
新築ウッドデッキを作る際に費用を抑えるポイントが2つあります。
- 外構・エクステリア業者の施工業者に直接依頼する
- 比較見積を行い費用や工事をしっかり行ってくれそうか見極める
ハウスメーカーや工務店からウッドデッキを購入するのも手ですが、実際に工事を行うのはハウスメーカーや工務店と提携している工事会社です。
そのため、中間マージンが発生し商品の良し悪しに関わらないところで費用が発生してしまいます。
また、施工店に対して高額な手数料をとる元請け会社もいて施工店が十分な資金を渡されず質を落とした施工をせざるを得ない状況になっている業者もあります。
新築は人生で失敗したくないイベントだからこそ、しっかりと業者選定を見極め工事をしていく必要があります。
新築のウッドデッキ費用まとめ
ここまで新築のウッドデッキに関して費用面で解説してきました。
記事の内容をまとめます。
ウッドデッキの相場:20~35万円
人工木:初期費用はかかるがメンテンナンスコストがかかりにくい
天然木:安い素材もあるが数年おきに塗装などのメンテナンスが必要
ウッドデッキに壁と屋根を付ける場合:固定資産税が増える可能性あり
ウッドデッキを安くする方法:施工業者に直接依頼 / 比較見積
ウッドデッキの費用は素材や広さで大きく変わりますが、意外と見落としがちなのが業者選びです。
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