外構工事をやってない家の理由とデメリット【最低限やるべき外構工事も解説】
「外構工事をやってない家はどうしてやってないの?」
「外構工事をやらないとどんなデメリットがあるんだろう?」
こんな疑問をお持ちではないでしょうか?
この記事では、「外構工事をやらない家の理由」や「外構工事をやらないデメリット」についてお伝えしています。
外構工事はやらなくても生活はできてしまうものですが、実はデメリットが沢山あるんです。
この記事を読むと、「外構工事をやらないリスク」や「最低限やっておくべき工事」について理解することができますよ!
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「外構工事をやってない家」はどんな家?やってない理由は?
時々、「外構工事をやってない家」を見かけることがあると思いますが、こういった家はどうして外構工事をしていないのでしょうか?
もちろん、各家によって事情を様々ですが、主に次の3つの理由から外構工事をやってないことが多いです。
・必要がないから
・資金がないから
・まだ検討中だから
必要がないから外構工事をやってない家
外構工事をする「必要がない」もしくは、「必要性を感じていない」というケースがあります。
前者は、そもそもエクステリア面積が小さくてほとんど工事のしようがないという場合です。
また、家の工事とは違って、外構部分は工事自体はしなくても生活ができてしまうので「必要性を感じていない」人も少なからずいます。
「外構工事はやらなくても生活できるから必要ない」という理由から外構工事をやっていない家もあるという事ですね。
資金がないから外構工事をやってない家
シンプルに予算の関係で外構工事までできていないという場合。
「外構費用の見積もりが甘く、後から予算が足りないと気づいた」
など様々なケースがあります。
まだ検討中だから外構をやってない家
「今はまだやれてないけど、これからやる」というパターンも割と多いです。
外構工事を「家の引き渡しまでに外構工事を終える」ケースが多い一方で、
「家の引き渡し後に外構工事を始める」という場合もあるからです。
ただ、その場合でも、家の引き渡しから3~6カ月以内には外構工事を済ませる方が多いので、
家が建ってから半年以上経過しているのに外構工事をやってない家は別の理由があると考えられます。
外構・エクステリア工事をやっていないとどうなる?【外構なしのデメリット】
正直、外構部分は工事をしなくても生活ができないわけではありません。
お金もかかるものなので、それぞれの家庭の考え方や価値観もあるので、一概に「外構をやっていない=良くない」とも言えないと思います。
ただし、外構工事をやっていないことによるデメリットがあるのも事実です。
「外構やらなくてもいいかなぁ」とお考えの方は特に、
これからお伝えする「外構をやっていない家」のデメリットについて知った上で検討してもらえればと思います。
「外構工事をやってない家」のデメリット
外構工事をやっていない家のデメリットは大きく分けて次の5つです。
・外観が損なわれる
・メンテナンスが大変
・プライバシーが侵害されやすい
・セキュリティ面・安全面が確保されない
・近隣住民とトラブルになりやすい
それぞれ、もう少し具体的にお伝えします。
外構工事をやってない家のデメリット①
外観が損なわれる
この点については想像に易いと思いますが、家がどんなにキレイでも、その周りの敷地が整備されていなければ当然見栄えは悪くなりますよ。
地面が整備されておらず、囲いもない、植栽もない、門柱もないという状態だからです。
外構・エクステリアは「住まいの顔」とも言われている部分なので、そこが放置されていると敷地全体のグレードが下がって見えてしまいます。
外構工事をやってない家のデメリット②
メンテナンスが大変
外構工事をやってないと、敷地が土のままなので、あらゆる箇所が汚れやすくなります。
特に、雨が降ると、泥まみれの靴で玄関が汚れたり、雨によって跳ね上げられた泥は外壁や窓ガラスについて汚れになったりします。
さらに、車のタイヤの跡で敷地や公道を汚してしまうなんてことも。
また、意外と厄介なのが「雑草問題」です。
舗装されてない土の面積が多いと、自然と雑草だらけになるので草むしりをしなければいけなくなります。
草むしりはかなり体力を使う作業ですし、正直に言って時間の無駄ですよね。
また雑草は虫を寄せ付けるために、蚊など害虫の温床にも。
以上のように、外構工事をやってないことで、メンテナンスに手間や時間、場合によってはお金もかかってしまうことになります。
外構工事をやってない家のデメリット③
プライバシーが侵害されやすい
外構工事をやっていないと、プライバシーが侵害されやすくなります。
通常、外構工事で目隠しのための塀やフェンスを設置するものですが、それをしないことで周囲から家の中の様子が丸見えになってしまうからです。
昼間はカーテンや窓を開けることもあるかと思いますが、囲いがないことで、道を歩く人や近隣からの目を気にしながら生活を送る羽目になります。
外構工事をやってない家のデメリット④
セキュリティ面・安全面が確保されない
囲いや門がないことで、当然だれでも敷地へ侵入することができてしまうので防犯面で不安が出てきます。
また、「庭で子供や犬を遊ばせていて、そのまま道路に飛び出してしまう」というケースも考えられるので、安全面の確保も難しくなってしまいます。
外構工事をやってない家のデメリット⑤
近隣住民とトラブルになりやすい
外構をしないという判断は悪いことではありませんが、住宅街の場合、その判断が近隣住民とのトラブルになってしまうこともあります。
土のままの地面は乾燥しているときに強風にあおられると周囲に舞い散ってしまうため、近隣で干している洗濯物や窓をあけている室内に入ってきてクレームに発展してしまいます。
また庭に水たまりができていたり雑草が生い茂っていると蚊の大量発生に繋がり、自宅だけでなく近隣の迷惑となってしまうでしょう。
ここまで読んで、
「でも予算もそんなに無いし、出来る限り少ない工事で済ませたい」
こんな風に思っている方もいると思います。
ということで、
次の章では「最低限やっておた方が良い外構工事」についてお伝えしていこうと思います。
最低限やっておいた方が良い新築外構・エクステリア工事
安心して生活を送るために、最低限やっておいた方が良い外構工事は以下の通りです。
・玄関アプローチ
・塀やフェンスなどの囲い
・ポスト・表札・インターフォン
最低限やっておいた方が良い新築外構・エクステリア工事①
玄関アプローチ
外と家を繋ぐ玄関アプローチは、頻繁に家族やお客さんが通る重要な場所です。
また、舗装されていない状態だと、雨の日などに靴や車のタイヤ跡で玄関がすぐに汚れてしまいます。
毎日人が使っても支障が出ない、快適性・機能性を備えたアプローチにしておきましょう。
素材やデザイン、広さにもよりますが、玄関アプローチの施工にかかる費用は、15~30万円前後が相場とされています。
最低限やっておいた方が良い新築外構・エクステリア工事②
塀やフェンスなどの囲い
塀やフェンスなどの敷地を囲うものの設置は必須だと言えます。
囲いを設置しないことで、
・敷地の境界線が分かりずらく、誰でも敷地に侵入できてしまう
・通行人や近隣住民から家が丸見え
というように、セキュリティ面が疎かになってしまいます。
フェンス工事の費用相場は、50万~100万円程度で、ブロック塀だともう少し安くなるイメージです。
ただ、素材や業者によってもかかる費用が変わってきます。
工事の際には、外構業者にしっかり見積もりをとってもらうようにしましょう。
最低限やっておいた方が良い新築外構・エクステリア工事③
ポスト・表札・インターフォン
ポスト・表札・インターフォンの設置も最低限やっておくべき工事です。
来客や郵便を受け取る際に、これらがないとかなり不便です。
単体で、ポスト、表札・インターフォンを取り付ける場合、シンプルなものを選んだとしても工事費込みで5,6万円以上が相場です。
最近では、ポスト・表札・インターフォン機能が備わっているユニット型の門柱というものがあり、
こちらの方が多少安くなるので、費用を抑えたい方におすすめです。
多くの人がやってよかったと感じた新築外構エクステリア工事3選
本章では、実際にやっておいてよかった!という声の多い工事を3つお伝えします。
無くてももちろん生活はできますが、外構プランを検討する際はぜひご参考頂ければと思います。
やってよかった外構工事①
カーポート
カーポート設置すると次のようなメリットがあります。
・車内の暑さを緩和してくれる
・黄砂や花粉で車が汚れずらい
特に、悪天候の日にカーポートが活躍します。
車庫よりも、工事期間が短く、費用もやすいのもおすすめポイントです。
やってよかった外構工事②
土間コンクリート
お庭の地面をコンクリートで舗装する施工方法を「土間コンクリート」と呼びます。
土間コンクリートは、駐車スペースや駐輪スペース、アプローチなどによく用いられます。
土間コンクリートにすることで、次のようなメリットがあります。
・耐久性がある
コンクリートの庭なら、コンクリートで覆われた表面から草が生えることがないため、雑草対策の手間が省けますし、
耐久性が高く、手間をかけることなく綺麗な状態を維持できます。
・夏は照り返しがきつくなる
・撤去費用がかかる
というデメリットはありますが、メンテナンスの楽さが人気の理由になっています。
やってよかった外構工事③
屋外物置
案外置いておくと便利な屋外物置。
設置すると次のようなメリットがあります。
・外で利用する物の出し入れに便利
・灯油タンクの保管に便利
・防災用品を入れておける
「ガーデニング用品」や「キャンプ用品」、「車の備品」など、家に入れるには汚れが気になるものを入れておくのに重宝します。
趣味が多岐にわたる人や、家族に人数が多いに人にとってはやって良かったと思える外構施工です。
新築外構・エクステリア工事費用を抑えるコツ
新築時の外構・エクステリア工事費用を安く抑えるコツは次の3つです。
・デザインをシンプルにする
・複数業者の見積もりをしっかり比較検討する
それぞれもう少し詳しくご説明します。
新築外構・エクステリア工事費用を抑えるコツ①
工事する箇所を厳選する
工事費を安く抑える際の鉄則は「工事する箇所を厳選すべし」です。
基本的に、工事箇所を絞れば絞るほど工事費用は安くなります。
工事箇所をある程度絞るためには、それぞれの工事箇所の優先順位を明確にしておきましょう。
「より暮らしやくするための工事」
「見栄えを良くするための工事」
というように、3つの優先度カテゴリーに分けて、自分にとってどの工事が必要かを仕分けてみましょう。
外構業者さんの外構プランには以外と無駄な工事が盛り込まれていることがありますので、
自分である程度判断できるように、事前にしっかり確認しておくことが重要です。
新築外構・エクステリア工事費用を抑えるコツ②
デザインをシンプルにする
デザインを凝ったものにすればするほど、工事費用がかさみます。
外構エクステリア工事は、
・使用する素材
・エクステリア商品のグレード
などの細かい部分によって工事費用が大きく変わってくるものです。
デザインをなるべくシンプルなものにすることで、工事費用を出来る限り抑えることができます。
新築外構・エクステリア工事費用を抑えるコツ③
複数業者の見積もりをしっかり比較検討する
外構工事をお願いする業者を選ぶ際は、必ず2~3社から見積もりをとって、しっかり比較検討しましょう。
業者によって、かかる費用も完成度も大きく変わってくるものです。
複数の外構プランや見積もり内容を比較することで、相対的に業者の良し悪しを判断することができます。
外構工事は業者選びで決まると言っても過言ではないので、手間を惜しまずに複数業者の提案を吟味するようにしましょう!
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