庭にバスケットコートを作る費用~床材の種類やDIYする際の注意点
自宅の庭にバスケットコートを作る費用はハーフコートの場合、床材が人工芝なら168万円~、コンクリートなら144万円~、ゴムチップなら218万円~が目安です。
バスケットコートはスラムダンクの沢北家のようにバスケットの練習やプレイに使うのはもちろん、BBQや軽い運動ができるスペースとして、または、ペットの遊び場としても使えるなど、幅広い用途に活用することも可能です。
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この記事では、バスケットコートの床材には何を選ぶべきか、DIYはできるのか、作る際の注意点などについて解説します。
庭にバスケットコートを作る費用と床材別の特徴
まず、自宅の庭にバスケットコートを作る場合の費用を床材別で紹介します。
ちなみに、バスケットコートの面積はフルコートとハーフコートの2種類があります。
コート面積の目安
ハーフコート:幅12m×縦14m=168平方メートル
また、床をどのような材質にするかによって大きく費用が変わります。
費用(材料+施工費用) | 透水性 | 防音性 | 耐久性 | メンテナンス性 | |
---|---|---|---|---|---|
コンクリート | 10,000~15,000円/㎡ ・フルコート約336万円~ ・ハーフコート約168万円~ |
なし(透水コンクリートならあり) | なし | 高い | メンテナンス不要 |
ゴムチップ | 13,000円〜23,000円/㎡(+コンクリートやアスファルトの下地が必要) ・フルコート約436万円~ ・ハーフコート約218万円~ |
あり | あり | 経年劣化で色落ちする | 水拭きやから拭き |
人工芝 | 7,000円〜15,000円/㎡ ・フルコート約230万円~ ・ハーフコート約118万円~ |
あり | あり | 耐用年数約7~8年で劣化 | ブラッシングやブロアで清掃 |
※フルコート336㎡、ハーフコート168㎡で計算
それぞれの床材別の特徴を以下で解説します。
1.コンクリート
コンクリートの特徴は、メンテナンスが不要でコストを抑えられることです。
見た目はシンプルですが、バスケットコート以外の用途にも使いやすいというメリットがあります。
コンクリートは耐久性が高いことも魅力ですが、水はけが悪いため、バスケットコートを作る場合は水勾配を付けなければなりません。
水勾配とは、雨水などが流れるように少し傾斜させて勾配を作り、水がたまらないようにすることです。
ただし、バスケットボールをプレイするには勾配がないほうが良いため、水勾配との兼ね合いが難しいところです。
水がたまりにくい透水性コンクリートもあるので、水勾配を付けたくない場合は検討してみましょう。
2.ゴムチップ
ゴムチップは各種スポーツの専用床材として使われる素材で、足腰への負担を軽減する衝撃吸収機能やドリブルするときに必要な反発力を備えているといった特徴があります。
また、カラーバリエーションが豊富で見た目が美しいこともゴムチップの特徴です。
日頃のメンテナンスは水拭き・乾拭き程度と簡単ですし、破損した場合は部分的なメンテナンスもできます。
ただし、施工する際はコンクリートの下地が必要な場合が多いため、他の素材よりも費用がかかることは押さえておきましょう。
3.人工芝
人工芝でバスケットコートを作ることも可能ですが、下の地面を整地し、砂利や砂で均一な基礎を作る必要があります。
土の上に施工するなら、防草シートを敷かなければなりません。
鮮やかなグリーンが映えることも人工芝の特徴ですが、季節感がないと感じる場合は茶色の人工芝を選ぶと天然芝に似た見た目になります。
人工芝の耐久性は安いもので2~3年程度、高級なものでも10年程度と高くはありませんが、初期費用を抑えてバスケットコートを作りたい場合に向いています。
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庭のバスケットコートはDIYできる?
コストを抑えて庭のバスケットコートを設置したい場合、素材によってはDIYで施工することも可能です。
コンクリートの場合は強度や見た目の美しさを考えながら施工したり、水勾配を付けたりしなければならないため、慣れていないと難しかったり、時間や手間がかかったりしてしまうのでおすすめできません。
ゴムチップも、下地のコンクリート舗装をしてからゴムチップの施工が必要となり、さらに工数が多くなるため、専門業者に依頼したほうがいいでしょう。
ただし、すでにコンクリート下地があればDIYが可能な場合もあります。
人工芝は、DIYでも比較的施工しやすいといえます。
人工芝を敷く面に凸凹が残らないように、雑草を根本から抜く、ダンパーなどを使って地面をしっかり固めるなどの下地処理を行いましょう。
庭にバスケットコートを作る際の注意点
庭にバスケットコートを作る際は、次の4点に注意して計画しましょう。
注意点2.排水計画を考えておく
注意点3.防音対策が必要かどうか検討する
注意点4.ボールの飛び出し対策を行う
それぞれの注意点について以下で解説します。
注意点1.適切な材料を選ぶ
メンテナンスの方法や耐久性など、材料ごとの特徴を理解したうえで、自宅の庭に合った適切な床材を選ぶことが大切です。
バスケットコートを設置する場所の条件によって適切な床材は異なってくるので、エクステリア施工を専門とするプロの業者に相談してみましょう。
注意点2.排水計画を考えておく
庭のバスケットコートを使ううえで、最も問題となるのが水たまりです。
コンクリートの場合はうまく水が流れるように水勾配を付ける必要がありますが、あまり角度を付けるとドリブルしにくくなるため、わずかな傾斜に留めることになります。
その結果、多くの屋外コートには水たまりができてしまうことになり、そこが汚れてコケが生えたり、水がなかなか乾かずに滑ったりする点が問題です。
コンクリートのバスケットコートにするなら透水性コンクリートを選ぶなど、排水についてしっかりと考えておく必要があります。
注意点3.防音対策が必要かどうか検討する
バスケットコートを使ううえで、ドリブルしたときの音が近隣の家まで響き、騒音問題になることがあります。
人工芝やゴムチップのバスケットコートにすれば防音対策になりますが、コンクリートの場合はドリブル音が耳につきやすい場合が多いため、注意が必要です。
近隣の住宅への距離や庭の広さ、間取りなどを踏まえて、防音対策が必要かどうかを検討しなければなりません。
注意点4.ボールの飛び出し対策を行う
お子さんがバスケットをする場合などは特に、ボールが外に飛び出さないような対策をしておく必要があります。
道路や近隣の住宅にボールが転がってしまうと通行する車や人に危険が及ぶ可能性があり、事故や苦情といったトラブルにも発展しかねません。
ボールが飛び出すリスクがある場所には防球ネットを付けておくなど、ボールの飛び出しリスクについてもあらかじめ対策するようにしましょう。
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庭にバスケットコートを作る際のサイズ
庭にバスケットコートを作る際に考える必要があるのが、どのくらいのサイズで作るかです。
次のように、バスケットコートを使う主なシチュエーションから検討してみましょう。
- 庭のあいたスペース
- 1on1や2on2ができるスペース
- コート1面分のスペース
それぞれのシチュエーションについて以下で解説します。
1.庭のあいたスペース
庭にフルコートやハーフコートが作れるほどのあきスペースがない場合であっても、ドリブルができてバスケットゴールを設置できるくらいのスペースさえあれば、ちょっとした自宅練習場を作ることができます。
1人でドリブルとシュートの練習をするなら、あきスペースのバスケットコートでも十分です。
自宅の庭のあいたスペースでバスケットの練習ができるかどうかをシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。
2.1on1や2on2ができるスペース
バスケットコートのフリースローラインは4.9m×5.8mです。
7m×7m程度のあきスペースがあればフリースローラインより一回り大きいので、1on1や2on2のプレイなら、十分に楽しむことができるでしょう。
家族や友人と一緒にバスケットをプレイする目的でバスケットコートを作るなら、このくらいの広さがあるほうが望ましいです。
3.コート1面分のスペース
バスケットコートの正式な広さは次の通りです。
ハーフコート:15m×14m
フリースローライン:4.9m×5.8m
自宅で本格的にバスケットの練習やプレイをしたい場合は、上記のサイズを参考に1面分のフルコートやハーフコートを作る計画を立てると良いでしょう。
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庭のバスケットコートのその他の用途
庭にバスケットコートがあれば、バスケットの練習やプレイに使えるだけでなく、バスケット以外の用途にも役立てることができます。
たとえば、次のような用途に活用が可能です。
用途2.縄跳びやバドミントン
用途3.ペットの遊び場
それぞれについて以下で解説します。
用途1.家族や友人とのBBQやランチ
バスケットをしないときには、家族で屋外でのランチを楽しむスペースとして使ったり、友人を招いてBBQを楽しむスペースとして使ったりすることもできます。
コンクリートやゴムチップならBBQをした後の掃除にも手間がかかりません。
また、人工芝なら、そのまま腰を下ろすこともできるので、椅子やテーブルを用意しなくても手軽にアウトドアの食事を楽しめます。
用途2.縄跳びやバドミントン
バスケットコートは、バスケットの練習やプレイに使えることはもちろん、バスケット以外のスポーツをするときにも使えます。
たとえば、縄跳びやバドミントンをするスペースとしてもバスケットコートは有用です。
お子さんが成長したときに何のスポーツをするかわからない場合でも、悩む必要はありません。
用途3.ペットの遊び場
犬や猫などのペットがいるご家庭なら、ペットを遊ばせる屋外スペースとしてもバスケットコートは重宝します。
雨天時など、遠くまでペットを散歩に連れて行くのが面倒なときに便利です。
このようにバスケットコートをペットの運動場として活用することができれば、仕事・勉強が忙しい時期などでバスケットをあまりできないことがあっても無駄にならず、気になりません。
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庭にバスケットコートを作る際のよくある質問
1.庭にバスケットコートを作る費用はどのくらいですか?
広さや床材、下地の有無などの条件によって費用は異なります。
フリースローラインのみなどで安い素材を使うなら30万円台、フルコートでゴムチップを使うなど高くなる場合は数百万円台と幅広いので、一概にいくらかかるとは言えません。
わが家に合った希望のバスケットコートをいくらで作れるかについては、ぜひ、複数の専門業者に相見積もりをとって調べてみてください。
2.バスケットコートの施工業者ってどこに頼むべき?
バスケットコートの施工について相談するなら、エクステリア・外構の専門業者がおすすめです。
専門業者なら庭のバスケットコートやカーポートはもちろん、フェンスなど、家の外回り全般について専門的な知識と経験が豊富なので、設置するスペースや希望条件に応じた提案をしてくれます。
ただし、業者によって得意・不得意があるため、複数の専門業者に相見積もりをとると良いでしょう。
3.庭にバスケットコートを作る際、防音対策はどうすればいい?
コンクリートを使ったバスケットコートの場合、防音性はあまり期待できませんが、ゴムチップや人工芝にすればドリブル音の問題を軽減できます。
近隣の家が近くにある場合や、自宅でも騒音が赤ちゃん・病人の眠りを妨げたり、兄弟の勉強の妨げになったりするなど気になる事態も想定できるため、バスケットコートの防音対策はしっかりしておく必要があります。
ゴムチップと人工芝のどちらがより効果的かは、専門業者に相談してみましょう。
スラムダンクの沢北の家のようなバスケコートを作るのにいくらかかりますか?
「スラムダンク」の沢北家の庭にはフルコートのバスケットコートがあり、ゴールは2つあります。
舗装材は何かは不明ですがコンクリート・校庭のような砂地のどちらかであることを仮定とすると大まかな費用感としては下記が目安となります。
コンクリートの場合:350万円~420万円
砂地の場合:150~200万円
沢北のように、自宅の庭で日々練習を重ね、バスケットボールの技術を磨けたのは良いバスケットコートを作る業者と出会えたからと言っても過言ではないでしょう・・!
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専門業者に相談して庭にバスケットコートのある憧れの暮らしを叶えよう
庭にバスケットコートがあると、バスケット以外のスポーツはもちろん、屋外ランチ用スペースやBBQ用スペースなど、幅広い用途に活用できます。
ただし、庭にバスケットコートを作ったという人は周りに少なく、情報を得にくいのではないでしょうか。
そこで、外構・エクステリアの専門業者に相談することで、有用なアドバイスをもらえます。
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