外構のシンボルツリーおすすめ20選!手入れ不要で虫がつかないのは?
シンボルツリーの外構工事費用は、2m前後の木を1本植える場合、5〜12万円程度が相場です。
ただし、庭全体の植栽を依頼するなら、10〜100万円程度が目安となります。
シンボルツリーを自宅に植える場合、費用だけでなく、シンボルツリーの外構工事が得意な業者に依頼するのも大切です。
植えてから後悔した場合、撤去費用をプラスで支払うことになるためです。
シンボルツリーの外構工事は下記3つの点を必ず抑えて下さい。
- 複数社から見積を取ってしっかり比較検討する
- 自社施工業者に依頼する
- 工事内容に合わせた得意な業者に依頼する
外構業者といってもすべての業者がシンボルツリーの外構工事を得意としているわけではないため、きちんと見極めてから依頼しましょう。
この記事では、自宅に植えるのにおすすめなシンボルツリーの紹介や工事費用などを解説します。
また、メンテナンスの手間がかかりにくいものなど、樹種を決める際のポイントもあわせてお伝えします。
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外構に植えたい「シンボルツリー」とは
シンボルツリーとは、住まいの象徴となる樹木のことです。
庭や玄関脇に植えることが多く、家族とともに成長していく大切な存在になるでしょう。
外観のアクセントにもなり、見栄えが良くなるのに加え、住まいに個性をプラスできます。
また、敷地が狭く庭が広く取れなくても、高低差のある木を植えることで奥行きを感じられる空間を演出できます。
シンボルツリーが1本あるだけで日々の生活に癒しが添えられ、自然の豊かさを感じる住まいが実現できるでしょう。
常緑樹のシンボルツリーおすすめ10選
家族とともに成長するシンボルツリーとは長く付き合っていきたいもの。
そのため樹木の特徴をよく知り、住まいやライフスタイルに合ったものを厳選したいですよね。
葉が一気に落ちない常緑樹は手入れが簡単で、目隠しとしても優秀です。
常緑樹のおすすめには以下の10種類などがあります。
- シマトネリコ
- ハイノキ
- ソヨゴ
- オリーブ
- キンモクセイ
- ヤマモモ
- ココスヤシ
- ナンテン
- ジンチョウゲ
それぞれの特徴を見ていきましょう。
シマトネリコ
丈夫で育てやすいシマトネリコは、シンボルツリーとしてとても人気が高い樹木です。
どんなデザインの住宅にも合わせやすい、主張し過ぎないモダンな佇まいも人気の理由です。
軽やかで繊細な幹と、小ぶりで色鮮やかな葉が揺れる様子もシマトネリコならではの魅力。
庭木にすると、明るく印象的なイメージを演出してくれます。
また、寒さに強く、日向でも日陰でも育てやすいため、シンボルツリー初心者さんにもおすすめです。
ハイノキ
ハイノキは、シマトネリコに比べて成長スピードが緩やかなのが特徴です。
管理もしやすく、シンボルツリーとして人気が高まっています。
枝が横に広がりにくいため、庭がそれほど広く取れない家にもおすすめです。
明るい緑色をした小ぶりな葉は目にも爽やか。
シンボルツリーとして植えると、シンプルでおしゃれな雰囲気の外観に仕上がるでしょう。
ただし、直射日光が当たると太陽の光で葉が焼けるため気をつけたいところ。
1日の半分くらい日が当たる、半日陰の場所に植えるのがおすすめです。
ソヨゴ
ソヨゴはハイノキと同じく、成長が遅くて手入れも簡単にできます。
日照りが少ない日陰のような場所でも成長し、低温にも耐えられる性質が特徴です。
5〜6月に小さな白い花が咲き、10〜11月になると赤い果実を実らせます。
ただし雌雄異株のため、果実を実らせるには雌株と雄株の両方を植える必要があります。
光沢のある緑の葉っぱと赤い果実との美しいコントラストはソヨゴの大きな魅力です。
花と実がつくため、季節の移り変わりを楽しめる庭木を探す方にもおすすめです。
オリーブ
銀葉が美しいオリーブは見栄えが良く、外観のアクセントになります。
収穫した果実で自家製オリーブオイルを作ったり、塩漬けを作ったり。
シンボルツリーとしての役割だけでなく、お料理の幅まで広げてくれるでしょう。
オリーブの果実を楽しみたい場合は2種類以上の品種を近くに植える必要があります。
実が育たなくても5〜6月には白い小花を咲かせ、目を楽しませてくれます。
比較的乾燥にも強く、やせた土地で育つのも特徴です。
キンモクセイ
秋になるとオレンジ色の可愛い花を咲かせるキンモクセイは、独特の甘い香りで秋の訪れを感じさせてくれます。
キンモクセイといえば可愛い見た目や繊細な香りのイメージが強いかもしれませんが、病気に強く、育てやすいメリットもあるのです。
それほど手をかけなくてもきれいな形で育ってくれるため、剪定も頻繁に行う必要がなく、管理がしやすいのも魅力です。
ヤマモモ
艶のある濃緑の葉と赤く丸い可愛い実が特徴のヤマモモは、大きな葉がしっかり茂るため重厚感があります。
華やかさと存在感があるため、自宅に植えるシンボルツリーにぴったりです。
ただし雌雄異株のため、果実を実らせるなら雌株と雄株の両方を植える必要があります。
また、成長すると10m以上になるため、ある程度の広さがないと圧迫感が出てしまうでしょう。
広い庭に植えるシンボルツリーを探している方におすすめです。
リトルジェム
成長が緩やかなリトルジェムは、4m程度の樹高のため無理なく維持できます。
四季咲き性の植物で、夏前から秋にかけて次々と純白で大輪の花を咲かせるのが特徴です。
花は背の低い時期からよく咲き、見応えも抜群。
庭に1本あると華やかさが増すでしょう。
また、艶のある深緑で美しい葉もリトルジェムの魅力のひとつです。
シックで落ち着いた雰囲気はシンボルツリーとしてはもちろん、ドライフラワーにして室内でも楽しめます。
ココスヤシ
南国ムードを自宅で楽しみたい方にはココスヤシがおすすめです。
耐寒性が非常に高く、ヤシの中では小型の部類に入るため、自宅のシンボルツリーとして取り入れやすいでしょう。
さらに病害虫にも強く、見かけほど手がかかりません。
1本あるだけで十分に存在感がある一方、迫力のある幹と悠然と広がるゴージャスな葉張りを維持するには、直径5m前後のスペースの確保が必要となります。
一般的な住宅の場合、庭や玄関先に単独で植えるケースがほとんどです。
ナンテン
「難を転ずる」縁起木として有名な、ナンテン。
1年中葉を茂らせる常緑樹の中でも背が低く、圧迫感が少ないのが特徴です。
梅雨の時期に長い花穂を伸ばし、白い花を多数つけるのもナンテンの魅力。
開花後は果実が赤く熟し、その果実を正月飾りに利用する方もいます。
日本らしい風情のある佇まいは、昔ながらの日本家屋にはもちろん、モダンな住まいのシンボルツリーとしておすすめです。
ジンチョウゲ
ジンチョウゲは、春先になると白い手毬状の小花をたくさん咲かせる低木の常緑樹です。
素晴らしい香りを放ち、キンモクセイと並ぶ日本三大香木のひとつに挙げられています。
剪定の頻度も高くないことから、比較的お手入れが簡単なのもジンチョウゲの魅力のひとつです。
ただし、寒さにはそれほど強くはなく、乾燥にも弱い性質があります。
また、日光が根本に当たり過ぎると乾燥して枯れてしまうため、植える場所には気をつける必要があります。
落葉樹のシンボルツリーおすすめ10選
冬に葉を落とす落葉樹は、落葉の処理が必要ではあるものの、花や実のほか、紅葉や落葉とさまざまな季節の移り変わりを楽しむことができます。
シンボルツリーにおすすめな落葉樹は、以下の10種類です。
- アオダモ
- ヒメシャラ
- ヤマボウシ
- サルスベリ
- ハナミズキ
- ブルーベリー
- ジューンベリー
- ツリバナ
- ドウダンツツジ
- コハウチワカエデ
それぞれの特徴を解説していきます。
アオダモ
アオダモは、冬に葉を落とす落葉樹の中でも人気のシンボルツリーです。
強度も非常に高く、野球のバットの材料として使用されています。
力強い印象である一方、成長スピードは緩やかで、扱いやすい性質をしています。
アオダモは幹が細いため、シンボルツリーとして植える場合には根本から3本、5本、7本など複数の幹が出ている「株立ち」と呼ばれる仕立ての樹を選ぶのがポイントです。
ヒメシャラ
ヒメシャラは、昔から日本の庭でもよく植えられていた、シャラの木の一種です。
6〜7月頃にはツバキに似た白い花を咲かせ、花芯部の黄色と白い花びらとの美しいコントラストは見ものです。
やや赤みを帯びたツルツルの幹もヒメシャラの特徴のひとつ。
これは、成長するにつれて表皮が剥がれ落ちるためです。
冬に葉が落ちて幹だけの姿になっても、ヒメシャラ特有の美しい木肌で1年を通して美しい景色を味わえます。
ヤマボウシ
ヤマボウシは、梅雨時期に白くて可愛い花を咲かせる落葉樹の一種です。
秋には紅葉を楽しめるほか、熟した赤い実を食べることもできます。
家族で季節ごとに楽しむのにぴったりなシンボルツリーといえるでしょう。
ヤマボウシの特徴として、上にいくほど枝が大きく広がる点があります。
ヤマボウシならではの自然な樹形を楽しむには玄関アプローチより、開けた庭などに植えるほうがよいでしょう。
サルスベリ
サルスベリは他の樹木に比べて開花時期が長く、7〜10月にかけて花が咲き続けるのが特徴です。
濃い紅色の花色が目にも鮮やかで、盛夏から残暑の日差しにも負けない存在感を発揮します。
開花時期が過ぎた秋になると葉が落ち、ツヤツヤの幹肌を存分に楽しむことができます。
夏の庭のシンボルツリーに最適なのはもちろんのこと、季節ごとに違う姿が見られるのもサルスベリの大きな魅力です。
ハナミズキ
春には薄ピンクの花が咲き、秋には紅葉して葉が赤くなる、ハナミズキ。
シンボルツリーとして自宅に植えることで、季節の移り変わりを身近で感じられるのはもちろん、上品で華やかな印象を外観に演出します。
ただし乾燥に非常に弱いため、水はけの良い場所に植える必要があります。
風通しが良く、午前中までは日が当たり、西日を避けられるような場所を選ぶのがおすすめです。
ブルーベリー
ブルーベリーの魅力は、おいしい果実が実ることです。
そのままでもおいしく食べられますが、ジャムに加工すれば活用の幅がさらに広がります。
成長してもそれほど大きくならず、暫定の手間が少ないのも魅力です。
4〜5月頃には白くて可愛い、スズランのような可愛い花を愛でることもできます。
ブルーベリーの花には「実りある人生」「有意義な人生」との花言葉もあることから、まさに自宅の庭に植えるシンボルツリーにぴったりでしょう。
ジューンベリー
雑木ならではの自然な樹形を楽しめる、ジューンベリー。
ナチュラルな風合いは、シンボルツリーから植栽まで幅広く選ばれています。
4月頃になると桜に似た白い花を咲かせるほか、6月は収穫期を迎える果実を実らせます。
秋には紅葉まで楽しむことができ、季節ごとにさまざまな表情が見られるのがジューンベリーの魅力です。
また、毛虫の発生も少ないところも自宅のシンボルツリーに適するポイントです。
ツリバナ
ツリバナは、落葉低木で花や実が吊り下がっている様子が名前の由来です。
特徴としては成長スピードが緩やかで、剪定も枝を落とす程度でよく、お手入れの手間もかかりません。
さらに病害虫にも強く、土壌を選ばないのもツリバナのメリットです。
ただし乾燥を嫌うため、半日陰の場所に植えることをおすすめします。
炎天下が続く場合や表面が乾いたときには水を多めにかけて乾燥から守ってあげましょう。
ドウダンツツジ
ドウダンツツジは害虫に強く、手間がかかりにくい品種です。
そのため、初心者でも育てやすいシンボルツリーを探している方におすすめです。
暑さや寒さにも強く、樹高1〜2mの落葉低木のため剪定も楽にできます。
春にはスズランのような白い花が枝先に可愛く垂れ下がり、秋にはきれいな紅葉を楽しめるのもドウダンツツジの大きな魅力です。
より美しい紅葉を楽しむコツとして、日当たりの良い場所に植えるのがポイントになります。
季節を問わず変化を楽しめるシンボルツリーを探している方にもおすすめです。
コハウチワカエデ
切れ込みが浅く、小さな手のひらのような可愛らしい葉っぱが魅力のハウチワカエデ。
鋭利な葉で凛とした上品さを魅せるイロハモミジと比べて、コハウチワカエデの葉は丸みがあり、優しいフォルムが特徴です。
枝が繊細で上品な樹形をしていることから、ナチュラルガーデンの庭づくりにも多く選ばれています。
玄関先に植えるシンボルツリーに選ぶと、愛らしくナチュラルな雰囲気でお客さまをお迎えしてくれます。
シンボルツリーを植える費用
シンボルツリーがあることで家の外観はぐっと魅力的になります。
室内から庭を眺めたときの見た目も大きく変わり、玄関先に植えれば毎日お出迎えしてくれるうれしさもあります。
とはいえ、シンボルツリーを植えるにはどのくらいの外構工事費用がかかるのかは気になるところ。
そこで、シンボルツリーのみ植える場合と、シンボルツリーに合わせて庭全体の植栽を依頼する場合に分けて、それぞれの費用相場を紹介していきます。
シンボルツリー1本のみ
シンボルツリーを植えるためにかかる外構工事費用は、木の大きさによって変わります。
例えば、2m前後のシンボルツリーを植える場合、1本の木を購入するために約2〜8万円の費用が必要です。
加えて植栽工事費用として、人件費、土壌改良、支柱などの料金がかかる場合があります。
▼ 3m未満のシンボルツリー1本を植える場合の外構費用
木 | 2~8万円 |
---|---|
人件費 | 1、2万円~ |
土壌改良 | 1万円~ |
支柱 | 1万円~ |
合計 | 5~12万円程度 |
庭の植栽全体の場合
庭の植栽全体の場合、シンボルツリーを含めた費用目安は約10万〜100万円です。
しかし、庭の広さやデザインによって変わります。また、依頼する業者によっても費用が変わるのは覚えておきたいところ。
シンボルツリーを植える際は、事前に相見積もりをとってから比較検討するのが大切です。
外構エクステリアパートナーズなら、庭全体の植栽が得意な業者の見積もりを3社まで同時に依頼できます。
豊富な知識と経験を持つプロの意見を取り入れた庭づくりを実現したい方にもおすすめです。
これなら後悔しない! シンボルツリーの選び方
シンボルツリーを植えたいものの、どのように選べばよいのかわからない方もいるでしょう。
シンボルツリーを選ぶ際に迷ったときは、以下の5つのポイントを意識してください。
- 手入れがラクなものを選ぶ
- 虫がつきにくいものを選ぶ
- 日当たりによって選ぶ
- 木の高さで選ぶ
- (好みで)花や実がつくものを選ぶ
ポイント1. 手入れがラクなものを選ぶ
植栽は手間がかかりにくい種類でも、ある程度の手入れは必要となります。
そのため、共働きや子育てなどの理由で手間をかけられない方は、なるべく剪定などの手入れが楽な樹木を選ぶのがおすすめです。
例えば、成長が緩やかな植栽は手入れにかかる時間や労力を減らせます。
剪定頻度が少ない品種として、ソヨゴもおすすめです。成長が遅いため、楽に育てられます。
ポイント2. 虫がつきにくいものを選ぶ
植栽は虫がつき、場合によっては駆除の手間がかかるのがデメリットのひとつです。
そのため、虫が苦手な方や害虫防止の時間や労力を省きたいなら、虫がつきにくい木を選ぶとよいでしょう。
- ソヨゴ
- ヤマボウシ
- ハイノキ
- ナンテン
植物に虫がつくと見た目が悪くなったり、枯れてしまったりする原因となります。
シンボルツリーを美しく健康的に育てるためにも、このような点にも意識して選ぶとよいでしょう。
ポイント3. 日当たりによって選ぶ
樹木には、日向が好きな木と、日陰が好きな木があります。
種類によって好きな環境が違うため、植える場所の向きによって樹木を選ぶのもポイントです。
敷地内で植える場所 | 選ぶべき樹木の特徴 | 例 |
---|---|---|
北側 | 日向を好む木 | アオダモ ヤマボウシ |
東側 | 強い日光に適していない木 | ソヨゴ ヒメシャラ |
北側 | 日陰に強い木 | ハナミズキ |
西側 | 西日に強い木 | サルスベリ |
アオダモやヤマボウシは日向を好む樹種のため、夏でも安心して育てられます。
建物の陰になる北側には、日陰に強い樹木が向いています。
代表的なものとして、ソヨゴやヒメシャラがあります。
東側は、西日が苦手な樹木を選ぶのが基本です。
逆に、強い日差しが当たる西側には、西日に強い サルスベリを選ぶとよいでしょう。
ポイント4. 木の高さで選ぶ
木の高さによっても印象は大きく変わります。
敷地が狭く、庭を広く取れない場合には低木や成長の遅い木を選ぶことで圧迫感を減らせます。
低木は0.3〜1m程度の高さまでしか育たない品種で、庭の広さがそれほど大きくなくても植えやすく、手入れも簡単です。
広い庭をより印象的に見せたいなら、高い樹木を選ぶとよいでしょう。
高木は植栽時の高さが2m以上あり、高さがある分インパクトも抜群。
そのため鑑賞価値も高いといえます。
シンボルツリーを目立たせたい方にも高木はおすすめです。
ポイント5. (好みで)花や実がつくものを選ぶ
花や実がなる樹種をシンボルツリーに選ぶと多彩な楽しみ方ができます。
自宅にいながら季節の移り変わりを感じられるほか、花を愛でたり、実を収穫をしたりとさまざまなイベントを家族一緒に楽しめます。
収穫した果実でジャム作りをしたり、自家製オリーブオイルを作ったり。
シンボルツリーが身近な存在になるだけでなく、家族とのコミュニケーションを育むきっかけにもなるでしょう。
シンボルツリーを鉢植えで育てるメリット
住まい環境などの理由から、シンボルツリーを鉢植えで育てようと考えている方もいるでしょう。
鉢植えのシンボルツリーは地植えに比べて大きさや選べる品種は限定されるのがデメリットですが、鉢植えならではのメリットもあります。
移動しやすい
地植えに比べて移動や手入れが楽なのは、シンボルツリーを鉢植えで育てる大きなメリットです。
賃貸暮らしで将来的にシンボルツリーを移動する可能性がある場合も、鉢植えなら手間や時間をかけずに移動できます。
さらに季節や環境に合わせて自由に場所を移動できるため、寒さに弱い木でも育てられるなどのメリットも得られます。
基本的に鉢植えのシンボルツリーは高く育たないため、剪定が簡単なのもうれしいポイントです。
手入れの手間を省きたい方にも向いているでしょう。
サイズを調節できる
成長管理がしやすいのもシンボルツリーを鉢植えで育てるメリットのひとつです。
鉢植えのシンボルツリーは鉢のサイズを大きくしない限り、そこまで大きくは成長しません。
木が大きくなりすぎて邪魔になるといった心配もせずに済みます。
ただし、鉢植えに不向きな樹種を選ぶと樹木に負担がかかり、枯れてしまうため注意が必要です。
その場合、植え替えが必要になってしまう場合もあるため気をつけたいところです。
外構のシンボルツリーに関するよくある質問
外構にシンボルツリーを植えると後悔する理由を教えてください。
また、落ち葉の掃除が面倒、実が落ちて地面が汚れる、春先に毛虫がつく、鳥が来て糞被害に遭うなどの理由で後悔するとの声もあります。
シンボルツリーは生き物です。
樹種によるメリット・デメリットを把握し理解したうえで、総合的に判断してから植えるようにしましょう。
外構のシンボルツリーにおすすめしない樹木はありますか?
成長が早く、大木になる木は住宅のシンボルツリーに向いていません。
例えば、モミの木は成長が早く、樹高も10m以上に育つため、シンボルツリーには不向きです。
成長が早く、大木になると倒れ伏す可能性があるゴールドクレストも自宅のシンボルツリーにはおすすめできません。
桜は日本人に人気がありますが、庭木にするにはやや大きすぎるかもしれません。
毛虫が大量発生するので駆除する手間も必要となります。
外構でシンボルツリーの代わりになるものはありますか?
シンボルツリーと同じく、住宅に自然の演出を加えたい場合、ミニ花壇や鉢植えなどの植栽がおすすめです。
小さな植物なら季節に合わせて手軽に植え替えすることができます。
剪定の手間もなく、落ち葉の掃除や毛虫がつく心配もありません。
人工芝や、木質の門柱・フェンスもよいでしょう。
住宅に自然の演出を加えられるだけでなく、よりメンテナンスの手間を省きたい方に向いています。
外構のシンボルツリーは家族が納得できるものを選ぼう
シンボルツリーは外観の見栄えを良くしてくれる反面、見た目だけで選ぶと後悔することもあります。
家族に相談せず独断で決めると、メンテナンスを誰がするかでもめてしまうことも。
メリットだけでなくデメリットも理解したうえで、家族みんなで楽しめるのを選びましょう。
長く付き合うことになるシンボルツリーを自宅に植える際は、信頼できる業者を見極めるのも重要です。
外構・エクステリアパートナーズなら、シンボルツリーの施工が得意な業者をご案内できます。
気になることがあれば、何でもお気軽にご相談ください!