ブロック塀を化粧パネルできれいに 費用相場やメリット、おすすめ商品
汚れが付着して黒ずんだブロック塀は、多くの人の目に触れる「家の顔」としてはあまり見栄えが良くありません。
ブロック塀の外観を改善するのなら、化粧パネルという選択肢があります。
化粧パネルを使ったブロック塀のリフォームには、パネル費用以外に資材費や工事費も必要です。
業者によって対応可能範囲や費用が異なるため、複数業者の見積もりを取ることをおすすめします。
施工の相見積もりは、お気軽にこちらからお問い合わせください。
この記事では、化粧パネルを使ったブロック塀のリフォームの費用相場やメリット、おすすめ商品を解説します。
ブロック塀をおしゃれに再生できる化粧パネルとは
化粧パネルの特徴は、何よりもそのデザイン性の高さです。
パネルに木目や石といった素材を再現したラッピングシートを貼り、ブロック塀を希望のデザインに変更します。
ブロック塀のリフォームには、化粧ブロックを使う方法もありますが、化粧ブロックは化粧パネルとは別物です。
化粧パネルと化粧ブロックのどちらでも、単調になりがちな塀をおしゃれにリフォームできます。
面積の広い塀のイメージが刷新されれば、外構全体が華やかな印象となるでしょう。
ブロック塀を化粧パネルでリニューアルした費用事例
化粧パネルを使ってブロック塀をリニューアルする費用の相場は、オーダーメイドになるため一概にいくらだとはいえません。
化粧パネルを使うリフォームは、パネル代に加え、接着剤や見切り材・ジョイント材などの資材、工事費がかかります。
さらに、ブロックの上に設置したフェンスの解体・撤去費用、新たに塀の下地材を用意する場合はその費用がかかります。
当社が仲介した事例でいえば、フェンスを撤去して化粧パネルを追加したリフォームの費用は工事費込みで約78万円でした。
工事費込み | 758,350円 |
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工 期 | 1 日 |
工事内容は以下のとおりです。
- フェンスの撤去
- 骨材の設置・埋め込み
- 化粧パネルの貼り付け
このケースでは、1枚2万2,000円ほどの化粧パネルを11枚使っており、約24万円はパネル代です。
総ブロックの塀に化粧パネルを取り付ける場合、フェンスの撤去費用や塀の下地材が必要ない分、費用を抑えられます。
化粧パネルの施工を安く抑えたいなら相見積もりがおすすめ
同じ外構・エクステリア業者でも、化粧パネルの施工の得意不得意があるため業者によって費用が異なります。
先ほどの例と同じ工事内容であっても、業者が違えばより高額になる可能性もあります。
こうしたことから、化粧パネルの施工費用をできるだけ安くしたいなら、相見積もりは必須です。
複数の業者とやり取りをするのが苦手だという人は、外構・エクステリアパートナーズの専門業者に直接依頼できる「無料見積比較」をおすすめします。
簡単な申し込みで3社の見積もりが取れるだけでなく、スケジュール調整やお断りの連絡も任せられます。
ブロック塀を化粧パネルでリフォームするメリット
化粧パネルを使ったブロック塀のリフォームには、以下の3つのメリットがあります。
- 外観をおしゃれにできる
- 耐久性とメンテナンス性に優れている
- さまざまな場所に活用できる
具体的にどのようなことなのか、それぞれについて解説します。
メリット①外観をおしゃれにできる
化粧パネルの大きな特徴は、デザイン性に富んでいることです。
商品によって違いはありますが、仕上げの種類やカラー、テクスチャーのバリエーションが豊富で、希望のデザインを実現できます。
ラッピングシートを貼った化粧パネルなら、木目、石、塗り壁など、さまざまな素材感を簡単に取り入れられます。
ブロック塀はもっとも敷地外に近く、多くの人の目に触れる外構です。
塀のデザインが変われば、家を含めた外観の印象が大きく変わります。
メリット②耐久性とメンテナンス性に優れている
くぼみに排ガスのすすやほこりが付着し、段々と黒ずんできます。
化粧パネルは表面が滑らかでつるつるしています。
一見、でこぼこしているように見えるパネルでも実際に触ってみると表面は平らになっています。
そのため汚れがつきにくく、汚れても簡単に拭き取れます。
しつこい汚れも、高圧洗浄ですぐに落とせるでしょう。
また、丈夫で耐久性が高い点も化粧パネルのメリットです。
屋外で直射日光や雨にさらされても変色せず、商品によっては10年保証がついています。
メリット③さまざまな場所に活用できる
化粧パネルには薄くて軽いという特徴があります。
持ち運びやすく加工も容易なため、さまざまな場所に取り付け可能です。
ブロック塀に貼るのはもちろん、車庫の壁や軒天井にも施工できます。
また、ブロック塀全体にあしらうのではなく、造作門柱のみに用いてデザインのアクセントにするのもおしゃれです。
化粧パネルのメーカーによっては、ブロック塀の上に設置できる下地材を販売しています。
発砲素材で軽く加工しやすいため、ブロック塀の倒壊が心配な場合は下地材から変えるのもよいでしょう。
おすすめ化粧パネルを紹介
一口で化粧パネルといっても、ラッピングシートを貼ったフラットなものや、仕上げに塗装するものなど、いくつかの種類があります。
ここからは、使い勝手の良いおすすめの化粧パネルを紹介します。
【タカショー】エバーアートボード
「化粧パネルといったらまずはこれ」というくらい代表的な商品が、株式会社タカショーの「エバーアートボード」です。
木目や石材、タイル、レンガなどのテクスチャーを耐候性シートに再現し、パネルをラッピングしています。
カラーバリエーションが88種と幅広いのが魅力で、好みにぴったりの色合いが見つかるでしょう。
近くで見ても離れて見ても本物と間違うほどのリアルな表現で、実際の素材では手間がかかる複雑なデザインを実現可能としています。
薄くて軽いため切断しやすく、水を使わない乾式工法のため工期を短縮できるのも大きなメリットです。
また、シートの変色やはがれについて10年保証が実施されているため、安心して取り入れられます。
【GAW INNOVATION】グランドアートウォール
株式会社 GAW INNOVATIONの「グランドアートウォール」は特殊発泡素材を用いた塀です。
既存ブロック塀の上に施工可能で、軽くて丈夫なためブロック塀では制限に引っ掛かる高さの塀が作れます。
特殊発泡素材はカーブや小窓を付けられるため、現在のブロック塀とは違う自由な塀を作れます。
専用仕上げ材塗装のほか、タイル貼り・石張り・サイディングなど仕上げの自由度が高いのも特徴です。
【三協アルミ】ドレスパーツ
三協アルミ社の「ドレスパーツ」は、さまざまな汎用部材を組み合わせられます。
ドレスボードや格子材を使えば、フェンスやスクリーンだけでなくゲートも作成可能です。
また、ブロック塀の汚れ、劣化を軽減させるブロック笠木材もドレスパーツにラインナップされています。
ブロック塀を塗装してブロック笠木で輪郭を作れば、玄関まわりがシャープな印象に仕上がります。
タカショーのエバーアートボードの設置をお得につける方法
エバーアートボードやウッドデッキをご注文頂くと約2万円相当のエクステリア商品がもれなくもらえますのでお気軽にお問い合わせください。
ブロック塀のリフォームについてよくある質問
ブロック塀にDIYで化粧パネルを貼ってリフォームすることはできますか?
ブロック塀に化粧パネルを貼るだけならDIYでもできそうですが、実際はそう簡単ではないためDIYではできません。
そもそも化粧パネルを個人で入手するのは難しく、業者を頼ることになります。
その場合、化粧パネルだけの購入はできず、施工とセットになることがほとんどです。
化粧パネルの施工は、ブロック塀に新しく支柱となる梁をつけて固定するという特殊な工法です。
この工事はDIYではできない技術を要するため外構屋さんに工事を依頼しましょう。
ブロック塀が古くなったのでDIYで塗装したいと思いますが、デメリットはありますか?
DIYでの塗装も可能ですが、知識がないときれいに塗れず、塗膜が浮いたり膨れたりしてしまいます。
それを防ぐには、塗装前の洗浄と下地処理が重要です。
また、水分を含むと塗膜がはがれやすくなるため、塗装前にブロック塀を乾燥させておくのも必要な工程です。
これらの工程をスムーズに行い、さらに適切な塗料で均等に塗るのは簡単なことではありません。
ブロック塀の状態を見極めるのも、プロに任せたほうが安心です。
ブロック塀の化粧パネルによるリフォームで外観をきれいに蘇らせよう
汚れが気になるブロック塀は、化粧パネルを使えば簡単に美しく生まれ変わり、家のイメージを刷新できます。
化粧パネルをブロック塀に取り付けるといっても、安定性を高めるために梁をつけて固定するといった工程が必要です。
そういった施工を得意とする業者やそうでない業者もあり、工事費用も一律ではありません。
そのため、ブロック塀を化粧パネルでリフォームする場合は、相見積もりを取って複数の業者を比較することが重要です。
業者選びに迷ったら、外構・エクステリアパートナーズの無料見積比較がおすすめです。
まずは気軽に見積もり依頼して、各業者の費用と提案を確認してみましょう。