新築の外構工事はどのタイミングでやった?357名に聞いてみた結果
新築外構の見積りタイミングっていつにすべきか迷いますよね。
実は、新築外構の検討時期は早すぎても遅すぎてもデメリットがあります。
そのため、ベストなタイミングにすることが満足度を高めるために大切です。
外構・エクステリアパートナーズでは年間6,000件の新築外構検討者からお問い合わせを頂きますが、357名に聞いたタイミングは大きく下記の3つに分かれていることがわかりました。
工事検討のタイミング | メリット | デメリット |
---|---|---|
引き渡し1か月間に動き始める | ・業者が急いで見積りを出してくれる | ・打合せを重ねる時間が少ない ・施工トラブルが起きやすい ・予算不足で価格勝負をさせると手抜きにつながりやすい |
引き渡しが終わってから動き始める | ・住み始めているため必要な工事を見つけやすい ・部位ごとにメリハリがつき節約につながる |
・住んでいるのに外構が終わっていない状態になる ・生活に不便が生じる |
着工が始まったぐらいから動き始める | ・外構のイメージがしやすい ・図面や建物の確定事項が多いため内容の濃い打ち合わせができる。 ・工事期間が十分で施工ミスが起こりにくい |
特になし |
この中でも、新築外構の見積り・打ち合わせのベストタイミングは住宅の着工が始まったぐらいのタイミングです。
施工までの期間も十分に確保できるため、施工トラブルになりにくいメリットがあります。
この記事では、外構工事のタイミングや見積について詳しく解説していますのでぜひ最後までご覧ください。
357名に聞いた!新築外構はどのタイミングでやった?
外構を検討した際に、引き渡しまでどれくらいの期間があるのか調査をしました。
その結果、主に下記の3つのタイミングに分かれることがわかりました。
- 引き渡し1か月間にギリギリでやる人
- 引き渡しが終わってからやる人
- 引き渡しまで4~6か月(着工が始まってぐらい)
引き渡し1か月間前に新築外構を検討し始める層が一番多いですがおすすめしません。
外構業者と打合せを重ねる時間が少ないため、業者とすりあわせがうまくいかず、施工トラブルが起きやすいためです。
また、希望の工事の見積と予算が合わ無かった場合、価格勝負になってしまい手抜き工事に繋がる恐れがあります。
引き渡し後は、住んでからじっくり決めていくことでプランと見積の時間を十分に確保できますが、住んでいるのに外構が終わっていなくて見栄えと不便性に難があります。
新築外構の見積り・打ち合わせのタイミングはいつがベスト?
ベストなのは着工が始まってぐらいから動き始める(引き渡しまで3~6か月)のタイミングで見積プランを取ることです。
施工までの期間も十分に確保できるため、施工トラブルになりにくいメリットがあります。
上のグラフのように着工前から見積りに動き始める方もいますが、この段階では図面や建物の詳細が決まっていない場合内容の薄い提案になってしまう恐れがあるため建物が決定してからの方がよいでしょう。
新築外構の見積り・打ち合わせをすべきではないタイミング
引き渡し1か月間前にギリギリで急いで工事するのは非常に危険と言えます。
下記のようなリスクが大きくなるため結果的に満足度の低い工事になってしまうためです。
- 外構業者と打合せを重ねる時間が少ない
- 業者とすりあわせがうまくいかない
- 施工トラブルが起きやすい
そのため、ギリギリでやるのであれば引き渡しが終わってからじっくり外構工事のプランを考えていく方が満足度が高くなる可能性が高いです。
必要な工事や住んでからの庭活用のイメージもつきやすくなるために、節約することにも繋がります。
外構工事の施工は住みながらでもOK
ギリギリでやるよりも引き渡しが終わってからじっくり外構工事のプランを考えていくことをおすすめしましたがこのような方は割と多くいらっしゃいます。
実際に、アンケート調査では施工をしたのは「引き渡し後」という方は4割もいます。
引き渡し後に工事を行うメリット・デメリットは下記の記事で詳しく解説しています。
新築外構の工事にかかる期間
工事期間 | 全期間(打ち合わせ~完工まで) | |
---|---|---|
オープン外構 | 1週間程度 | 3~4週間 |
クローズド外構 | 3~5週間程度 | 5~8週間 |
セミクローズ外構 | 1週間~3週間程 | 3~6週間 |
一般的な一戸建ての住宅の外構工事であれば、工事期間は約2週間~2か月ほどが目安になります。
とは言いつつ、一概にどれくらいの期間がかかるとは表現しにくいのが事実です。
外構タイプや設備、工事範囲は家によってそれぞれ異なるため、ぞれぞれのエクステリアプランによって工事期間は変わってくるからです。
ただし、新築外構の際は2ヶ月程度で見積もっておけば問題ないでしょう。
【5STEP】外構工事の見積りをもらうまでの流れ
外構工事を依頼する際には下記の3つのステップがあります。
⓶打ち合わせ・プランインング
③提案をもらう
打ち合わせを行う場合はまだ建物が出来ていないため、現地で立ったまま行うか近くの飲食店で打ち合わせを行います。
イメージ図や見積りはスグに出来ないため現地調査後から1週間前後は時間を要するため、見積ができるまでの期間も考慮しておくことをおすすめします。
新築外構でよくある質問
外構はやっていなくてもいい?
過去に外構エクステリアパートナーズが281名を対象にした調査では約3割の方が外構工事を施工していませんでした。
ただし、未施工のうち半分はこれから工事予定があるとの回答でした。
外構工事は必須工事ではありませんが、下記のようなデメリットがあります。
- お家印象が悪くなる
- 雨の際にぬかるんでしまう
- 目隠しや侵入されやすいため防犯性やプライバシーに欠ける
必ずしも工事を行う必要はありませんが、生活の利便性に関わるため資金に余裕があれば工事を行っておきましょう。
最低限やっておきたい工事は下記の記事にて解説しています。
外構でこうすればよかった点はある?
外構・エクステリアパートナーズが237名に「庭工事でどの工事を失敗したか」で行った調査では「駐車場関連」の工事が一番失敗したと回答した割合が高い結果となりました。
駐車場での具体的な失敗として、下記のようなた意見がありました。
- 「柱が邪魔で車の出し入れにストレスを感じる」
- 「想定したより狭い・屋根への高さが足らなかった」
- 「地面をコンクリートにすればよかった」
また、庭関連の工事は34件中、14件がウッドデッキに関連の工事についてでした。
具体的には、
- 「ウッドデッキの素材・広さをもっと考えて選べばよかった」
- 「ウッドデッキの劣化が想像以上に早い」
といった下調べ不足で失敗したと感じる意見が見受けられました。
ウッドデッキを選ぶ際には、素材やメンテナンス頻度についても確認しておくことで失敗するリスクを防ぐことができます。
ハウスメーカーから提示された外構プランがひどい・しょぼい時はどうしたらいい?
ハウスメーカーは外構工事専門ではないため、「外構プランが微妙だった・・」「素人(施主)の提案から+αせずにそのままイメージが出来上がってきてしまった」という声を多くいただきます。
そもそも見積を作製してくれた業者は外構プランの作製があまり得意な会社ではないケースが多いため、その場合他の業者ともデザインや価格プランを比較してみることをおすすめします。
一つの業者だけで決めると相場感も、提案内容の良し悪しも判断しづらいです。
外構・エクステリアパートナーズでは理想の新築外構に合わせたデザインが提案できる業者で見積比較をすることができますのでまずはお気軽にお問い合わせ下さい。
まとめ
ここまで新築外構の見積・打ち合わせのタイミングを解説してきました。
最後によくあるタイミングでのメリット・デメリットを下記にまとめてみました。
工事検討のタイミング | メリット | デメリット |
---|---|---|
引き渡し1か月間に動き始める | ・業者が急いで見積りを出してくれる | ・打合せを重ねる時間が少ない ・施工トラブルが起きやすい ・予算不足で価格勝負をさせると手抜きにつながりやすい |
引き渡しが終わってから動き始める | ・住み始めているため必要な工事を見つけやすい ・部位ごとにメリハリがつき節約につながる |
・住んでいるのに外構が終わっていない状態になる ・生活に不便が生じる |
着工が始まったぐらいから動き始める | ・外構のイメージがしやすい ・図面や建物の確定事項が多いため内容の濃い打ち合わせができる。 ・工事期間が十分で施工ミスが起こりにくい |
特になし |
住宅の着工が始まったぐらいから動き始めるのがベストタイミングです。
ただし、見積りは1社だけだとその提案が良いのか微妙なのかわかりにくいのであともう一社から見積を比較してみることをおすすめします。
外構・エクステリアパートナーズでは理想の新築外構に合わせたデザインが提案できる業者で見積比較をすることができますのでまずは下記のボタンよりお気軽にお問い合わせ下さい。