【4割もいる!?】外構工事の引き渡し後施工 | 住みながら工事する5つのメリットとは
ハウスメーカーで注文住宅を新築するとき、外構・エクステリア工事も同じところに依頼するものと思っていませんか?
こだわりの外構・エクステリアを実現するなら、専門業者に依頼するのがおすすめです。
専門業者に依頼する場合、外構工事は引き渡し後に行うことになります。
その際、複数社に見積もりを依頼すれば、業者ごとの費用や提案力を比較でき、高品質な外構を低コストで実現できます。
外構工事を専門業者に依頼する場合、下記の3つの点を必ず押さえてください。
- ・複数社から見積を取ってしっかり比較検討する
- ・自社施工業者に依頼する
- ・工事内容に合わせた得意な業者に依頼する
この記事では、専門業者に外構工事を依頼し、引き渡し後に行うメリット・デメリットを解説します。
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約4割の人が外構工事を引き渡し後に行っている
外構工事を引き渡し後に行うケースは意外と多いものです。
株式会社ソーラーパートナーズでは、過去に281名に「外構・エクステリアの工事を行ったタイミング」に関するアンケートを行いました。
その結果、約4割の人が「引き渡し後に外構工事を行った」と回答しています。
また、新築を建てたときに外構工事を専門業者に依頼している人に至っては、6割強と多くいます。
引き渡し時に外構工事をしていない理由は以下の記事でも解説しています。
外構工事を引き渡し後に行う5つのメリット
外構工事を引き渡し後に行うメリットは、以下の5つです。
- ①外構工事の専門業者に依頼できる
- ②コストを抑えてこだわりの外構を実現できる
- ③住みながら工事することで使い勝手の良いものにできる
- ④建物の工事が終わったら早めに引っ越しができる
- ⑤施工業者がスムーズに工事できる
それぞれについて、くわしくお伝えします。
メリット① 外構工事の専門業者に依頼できる
外構工事を引き渡し後に行えば、建物を依頼したハウスメーカーではなく、外構・エクステリアの専門業者に依頼できます。
外構・エクステリアの専門業者は、住まいの外回りに関する工事を幅広く手掛ける、外構のプロです。
ハウスメーカーはあくまで住宅建築を専門としているため、外構に関する知識が乏しいこともあります。
外構のみ専門業者に依頼するといったケースも少なくありません。
また専門業者には、経験や知識が豊富な職人が在籍していることも多々あります。
プロの目線で状況に合わせた最適な提案やアドバイスを受けられるのも魅力といえます。
また、工事中のトラブルへの対応が迅速なのも専門業者の強みです。
ハウスメーカーから外構工事の受注豊富な業者さんもあるため、新築工事に慣れている業者にお願いするのがおすすめです。
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メリット② コストを抑えてこだわりの外構を実現できる
専門業者に依頼をすると、ハウスメーカーを通さないため、マージンが発生しません。
おおよそですが、ハウスメーカーと専門業者それぞれの工事費を比較すると、ハウスメーカーのほうが約1.3~1.5倍ほど高い傾向があります。
浮いたマージン分を外構工事費用にまわせば、さらにこだわった外構をつくれるでしょう。
30~50万円ほど費用が安くなることは珍しくありません。
30~50万円あればより高級感のある素材にグレードアップしたり、ウッドデッキやカーポートも設置することが可能です。
また、専門業者は仕入れに関する独自ルートを所有しており、費用を抑えながら高品質の外構を実現するためのノウハウもあります。
新築を建てた際、建物に費用をかけたせいで外構の予算が足りないといった問題もクリアしやすくなります。
外構の実績が豊富な専門業者に依頼をすれば、予算内でどこまでできるか相談しながら納得のいく外構を実現できるでしょう。
メリット③ 住みながら工事することで使い勝手の良いものにできる
どれだけこだわり抜いた家でも、住んでみないとわからないこともあります。
たとえば、
- ・隣家や道路からの視線が気になる
- ・駐輪スペースを確保したい
- ・街灯がないので照明をつけないと暗い
といった問題です。
引き渡し後に外構工事を行えば、実際に暮らしながらプランを考えられます。
その結果、住まいの気になる問題を反映させた外構を実現できるメリットがあります。
もしも途中でプラン変更をしたいとなった場合も、工事中であればスムーズに対応してもらいやすいのも良いところ。
ライフスタイルにフィットした外構をつくることで、生活のしやすさはもちろん、家族のプライバシーを守れるなど安心感にもつながります。
メリット④ 建物の工事が終わったら早めに引っ越しができる
外構工事は屋外での作業が中心のため、天候によって工程が左右されることが多々あります。
さらにハウスメーカーに依頼するとなった場合は、他の物件との兼ね合いで工事期間が1、2ヵ月かかることも。「建物は完成しているのに外構工事が遅れているから引っ越しができない」といったケースもあります。
引き渡し後であれば、建物の工事が終わり次第、すぐに引っ越しができます。
引き渡しのタイミングを天候に左右されることもなく、入居準備もスムーズです。
メリット⑤ 施工業者がスムーズに工事できる
建物を引き渡す前は、家づくりに関わる職人さんなどを含めてさまざまな業者が出入りします。
一方、引っ越しを終えた後に出入りするのは、外構・エクステリアの専門業者のみ。
多くの業者が出入りしない分、作業しやすい環境が整うので業者がスムーズに作業をできるのです。
それにより、工期を短縮できるといったメリットがあります。
早ければ2週間程度で外構が完成するケースもあります。
外構工事を引き渡し後に行う5つのデメリット
引き渡し後に外構工事を行うことには、以下のようなデメリットもあります。
- ①引き渡し時の見栄えが中途半端になる
- ②外構の専門業者を探す手間がかかる
- ③建物に費用をかけすぎて予算不足に陥る
- ④駐車場を使えない期間がある
- ⑤外構工事を行わずに放置してしまう場合がある
後悔のない外構工事を行うために、デメリットについてもきちんと知っておくのが大切です。
デメリット① 引き渡し時の見栄えが中途半端になる
お家の引き渡しは、念願のマイホームが手に入る特別な日。新築ともあれば尚更のことでしょう。
しかし、引き渡しまでに外構工事が済んでいないと、どうしても見栄えが中途半端になりがちです。
周囲の敷地がきちんと整備されていない状態では、待ちに待った引き渡しの日にやや残念な気持ちになる人もいるかもしれません。
外構まで完成された新居で新しい生活をスタートしたいのであれば、引き渡し前の工事がおすすめです。
外構工事を行っていない状態で住むのはご近所の目が気になるといった場合も、引き渡し前に工事を済ませるとよいでしょう。
デメリット② 外構の専門業者を探す手間がかかる
知名度のあるハウスメーカーとは違い、外構・エクステリアの専門業者を探すのが手間だと感じる人もいるかもしれません。
外構・エクステリアの専門業者は全国に数多くあります。
とはいえ、会社ごとに得意不得意があるため、どこを選んでも同じということはありません。
納得のいく外構を仕上げるには、希望する条件に合った外構の専門業者を選ぶことがポイントになります。
どの専門業者を選べばよいか迷ったら、外構・エクステリアパートナーズにお任せください。
希望に沿った業者を最大3社ご紹介可能のため、探す手間や時間を省けます。
はじめて外構工事を検討されている方も下記のリンクよりぜひお気軽にご相談ください。
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デメリット③ 建物に費用をかけすぎて予算不足に陥る
外構工事を後回しにすると、建物に費用をかけすぎて予算が足りなくなる場合があります。
外構・エクステリアは家の印象を決める「顔」のようなもの。
多くの人は建物を優先しがちですが、外構の仕上がりは家の外観の見栄えを大きく左右します。
いざ外構工事を行うタイミングになって「予算が足りない!」とならないように、早めに見積もりや打ち合わせをして、予算を確保しておくことが大切です。
引き渡し後に工事をする場合でも、希望通りの外構・エクステリアを実現するためにはどのくらいの費用が必要になるのか、概算だけでも確認しておくのがおすすめです。
ハウスメーカーから予算は100万円と提案されている方も少なくありませんが、予算100万円では基本的に足りないと思っておいてください。
100万円の予算では最低限に絞った工事のみを行う形になります。
新築外構の予算で確保しておきたい予算額は150~200万円です。
デメリット④ 駐車場を使えない期間がある
駐車場をコンクリートで舗装する外構工事を行う場合、コンクリートが固まるまでの養生期間中は車を敷地内に停められません。
養生期間の目安は5日程度、冬は10日程度です。
引っ越し業者のトラックを停められるだけの最大強度を得るには、コンクリートを打設してから28日必要になります。
コンクリートが固まるまでは、車を停めることができません。
敷地内に自家用車を停める場所がないと、コインパーキングを利用することも視野に入れなければならず、駐車料金も発生するので注意が必要です。
デメリット⑤ 外構工事を行わずに放置してしまう場合がある
家を新築した後、「外構は入居後にゆっくり考えればいいだろう」と思う人もいるでしょう。
しかし、引き渡し後は荷物の片付けに追われたり、掃除をしたりと忙しいもの。
日々の生活に追われるうちに、外構を後回しにしてしまうことは珍しくありません。
さまざまな出費で予算が足りなくなり、結局外構に手をつけられなくなるといったケースもあるのです。
外構工事がされていないと家屋が良くてもみっともない印象になってしまいます。
入居前に最低限の処理をしておくと便利
引き渡し後の外構工事にはさまざまなメリットがあります。しかし、重機が入る必要のある工事など、引き渡し前に行った方が良いケースもあります。
たとえば、道路と反対側に塀・フェンス・コンクリートを設置する場合、重機の入り口が確保されていないと、人力による資材の積み込みや運搬作業が必要になります。
人力による施工は割高のため、予定より出費がふくらむ可能性が出てきます。
その他、入居前に最低限押さえたいこととして、郵便物の誤送を防ぐための仮設ポストと表札の準備も欠かせません。
玄関までのアプローチに泥が付きにくくするために砕石敷きをするのもおすすめです。
外構工事を行うタイミングによる費用への影響
外構工事を行うタイミングによって、費用面にどのような影響があるのか気になる人もいるでしょう。
ここでは、引き渡し後に外構工事を行った場合の費用への影響について、特に意識しておきたいポイントを解説します。
外構工事は税金に影響しない
外構工事を先に行うと、固定資産税が高くなるのではと心配する人もいるかもしれません。
固定資産税の評価対象となるのは、建物本体の構造・屋根・基礎・内壁・外壁・柱・天井・床材・建具・付帯設備などです。
外構は固定資産税の対象外となるため、税金には影響しません。
- 定着性…基礎があり、土地に定着しているか
- 外気遮風性…「屋根」があり「三方向以上の周壁」があるか
- 用途性…居住・作業・貯蔵などの用途に供し得る状態であるか
ただし、ガレージは固定資産税の対象となるため注意が必要です。
ガレージは、屋根と三方向以上の壁で車を囲っているものを指します。
ちなみに、屋根を柱のみで固定しているカーポートには固定資産税がかかりません。
柱と屋根だけのいわゆる「カーポート」については、家屋とはいえず、自家用である場合には、家屋の固定資産税の課税対象にはなりません。
(ただし事務所や店舗の来客用などに設置されたカーポートについては「償却資産」として固定資産税の課税対象になります)
固定資産税の対象基準には、ある一定の要件が定められています。
外構工事を行うにあたり、あらかじめ固定資産税の対象基準について知っておくのも大切です。
外構費用を住宅ローンに組み込めるかはハウスメーカーに確認すること
外構・エクステリアの工事費用を住宅ローンに組み込めるかどうかは、金融機関によって異なります。
外構費用を建物と一括で住宅ローンを組み込めるかどうかは、事前にハウスメーカーに確認しておきましょう。
外構費用を住宅ローンに組み込めない場合、リフォームローンが利用できます。
リフォームローンは住宅ローンより審査がゆるく、自分で専門業者に依頼をする場合にも使いやすいのがメリット。
住宅ローンに比べて金利は高いものの、ハウスメーカーに依頼するときの中間マージンを考えれば、トータルで支払う金額は抑えられるケースも少なくありません。
外構工事を引き渡し後に行うことへのよくある質問
専門業者に依頼して引き渡し前に工事することはできませんか?
専門業者による外構工事は、施主様に建物の引き渡しが終わった後にしか施工できません。
建物の所有権は、引き渡しが終わるまでハウスメーカーにあります。
そのため、たとえ施主様の希望であっても、ハウスメーカーを通さずに専門業者が出入りするのは難しいのです。
中には施主様の希望を優先し、引き渡し前に専門業者を入れて作業できるハウスメーカーもあります。
ただ多くの場合、工事の途中に何かしらのトラブルがあったときに、責任の所在をはっきりしづらいのをハウスメーカーは嫌がる傾向があります。
また外構工事は建物周りの土を掘ったり、コンクリートを打設したりといった作業がメインです。
そもそも建物の工事が終わっていないと作業しづらいのも引き渡し後に施工をする理由の一つです。
外構工事中に家に住んでいると気まずいでしょうか?
工事中、多くの職人が出入りするのが気になる人もいるでしょう。
職人側からすると仕事柄そのようなシチュエーションには慣れていますが、施主様側からするとプライベート感がどうしても薄れてしまうかもしれません。
もちろん、家族以外が出入りするのが気にならなければ問題はないでしょう。
中には「外構がだんだん仕上がる過程を見られるのは、引き渡し後に外構工事をする特権」と感じる人もいます。
とくに乳幼児の育児中やテレワークをしている人にとっては工事の騒音が気になることもあるでしょう。
子どもが何度も目を覚ましたり、仕事に集中できなかったり、ウェブ会議に支障が出たりといった騒音問題に悩まされる可能性はゼロではないため、生活スタイルを考慮しつつ検討しましょう。
外構工事を引き渡し後に行う場合はどのような流れになりますか?
専門業者に外構工事を依頼する場合、以下のような流れになります。
引き渡し後の外構をスムーズに終えるには、建物の図面が確定する基礎工事の完成後から外壁工事が終了するまでの期間に見積もりを依頼しておくのがおすすめです。
早めに見積もりを依頼すれば、外構に必要な予算も確保しやすくなります。
建物に費用をかけすぎて予算不足に陥ることもなく、満足のいく外構を実現できるでしょう。
外構工事を引き渡し後に行うメリットは大きい
外構工事を専門業者に依頼して引き渡し後に行うと、さまざまなメリットを得られます。
ただし、自分で業者を探して段取りを管理しなければならないのは、ハウスメーカーに一括して依頼するのと大きな違いです。
納得のいく外構工事をスムーズに完成させるには、業者を選定するタイミングや、入居までの流れを事前に確認しておくことが大切です。
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