外構フェンスメーカーを比較!目隠し・メッシュフェンスなど種類別の人気商品
自宅の外構にフェンスを設置したくても、どのフェンスメーカーを選べば良いのか迷うこともあるのではないでしょうか。
人気が高いフェンスメーカーは、LIXIL、YKK AP、三協アルミの3つです。
この記事では、それぞれのメーカーの特徴や種類別の人気商品を紹介するので、ぜひフェンス選びの参考にしてください。
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住宅で人気の大手フェンスメーカー3選
人気の高い3大フェンスメーカーは、9割以上の工事店で取り扱いがあるため、ほとんどの場合で対応してもらえます。
ここでは、メーカーごとの特徴について解説します。
1.LIXIL
LIXIL(LIXIL)は国内トップシェアを誇る人気フェンスメーカーです。
製品シリーズのバリエーションが豊富にあり、ベーシックなデザインはもちろん、機能的かつおしゃれなデザインの製品も多いため、自宅に合うフェンスを選びやすいメリットがあります。
特に窓枠や玄関ドアがLIXIL製の場合は、フェンスもLIXILにそろえることでデザインに統一感を出すことが可能です。
また、LIXILのフェンスにはあらゆる素材の製品があるため、豊富な選択肢から選べます。
LIXILは東証プライム上場の一流企業であり、アフターメンテナンスの充実度が高い点もメリットです。
フェンス修理をする際に必要な部品の取り寄せなどもスムーズにできるので、長期間にわたり、安心して使用できます。
2.YKK AP
YKK APは、YKKグループ全体の売上の約半分を占める企業です。
YKKはファスナーメーカーとして国内外で有数のシェアを持ちます。
そのYKKが、ファスナーの原料であるアルミ合金の加工・生産技術を活用して進出したのが、アルミ建具・アルミサッシメーカーのYKK APです。
YKK APはアルミ+樹脂サッシを中心に、フェンス・門扉やカーポート、テラス・デッキなど、エクステリア製品のラインナップを豊富に展開しています。
品質への信頼性が高いメーカーとしても知られており、モノづくりの全工程を国内外の自社製造拠点で一貫して行っていることが特徴です。
特に、アルミ素材は地金の溶解から自社で行っています。
3.三協アルミ
三協アルミの正式名称は「三協立山アルミ株式会社」といい、富山県に本社がある企業です。
2012年に三協社・三協マテリアル社・タテヤマアドバンス社の合併により設立されましたが、それぞれの企業は1940~1960年代からの実績を持ちます。
三協アルミニウム工業は1960年以来、サッシなどを中心に家庭用建材やビル用建材を扱っており、タテヤマアドバンス社は1948年から住宅向け建材やエクステリア建材を取り扱っていた会社です。
三協アルミの製品は耐久性の高さやバリアフリー、省エネルギーといった高性能と、デザイン性の高さへのこだわりに定評があります。
使いやすくおしゃれな製品が人気の理由です。
フェンスの種類と人気フェンスメーカーのおすすめ商品
フェンスは用途や素材などにより、さまざまな種類に分けられます。
ここでは、フェンスの種類別に、人気フェンスメーカーからおすすめ商品をピックアップして紹介します。
1.アルミの目隠しフェンス
目隠しフェンスとは、隣りの家や道路など、自宅外から家の中や庭が見えないようにするために設置するフェンスをいいます。
立っている人の目線を考慮すれば目隠しフェンスを180cm〜200cmほどの高さにすることが一般的ですが、用途によっては、もっと低くしても良い場合もあります。
目隠しフェンスの素材としてはメンテナンスしやすいアルミに人気があり、各フェンスメーカーから製品が出ています。
1-1.LIXIL フェンスAB
LIXILのアルミの目隠しフェンスの中で人気が高いシリーズが「フェンスAB」です。
「フェンスAB」はバリエーションの豊富さが特徴で、完全目隠しタイプから採光性のある格子タイプまで、8デザイン19タイプから選ぶことができます。
耐風圧強度(風速42m/秒相当)など機能性も高く、オプションでフェンス下の空きスペースを狭くして防犯性を高めることも可能です。
1-2.YKK AP シンプレオ フェンス
YKK APの「シンプレオ フェンス」は、シンプルなデザインとユーザビリティを兼ね備えたフェンスとして人気があります。
横格子や縦格子、横太格子など16デザイン、カラーバリエーション5種類、高さ4種類から選択が可能です。
2段・3段支柱施工もできる他、オプションですき間を隠して美観を高めることもできます。
耐風圧強度はLIXILの「フェンスAB」と同じ風速42m/秒相当で、強風地域にも対応しています。
1-3.三協アルミ 形材フェンス レジリア
三協アルミの 「形材フェンス レジリア」は、上下の桟と格子の面の段差をなくした連続性のあるフラットなハイデザインが特徴です。
また、ブロックモジュールに合わせてフェンス本体幅を2000mmに設定しているため、見た目のズレがない美しい仕上がりになります。
耐風圧強度は風速36m/秒相当。
フリー支柱タイプを選択して支柱ピッチを1000mmで施工することで、耐風圧強度を風速42m/s相当にアップさせることもできます。
2.木目調の目隠しフェンス
目隠しフェンスには木目調の製品もあり、ナチュラルかつ高級感のある見た目が人気です。
目隠しフェンスを木目調にすれば、自宅外からの視線を遮るという機能性だけでなく、自宅の外観のアクセントにもなります。
また、ドアが木目調の場合は、エクステリアデザインのコーディネートも可能です。
自然であたたかみのある木の雰囲気で、小さなお子様のいるご家庭にもおすすめです。
2-1.LIXIL フェンスAA
LIXILの「フェンスAA」は、天然木と鉄の風合いを再現した高級感のあるシリーズです。
ぬくもりのある木の雰囲気や鉄の質感、経年で生じる赤錆の風合いまで追求した、見た目だけでなく手触りまでも再現したハイエンドモデルです。
味わいがありつつ扱いやすいのが魅力で、8デザインから選択が可能。
内側からも外側からも美しく、和風住宅にも洋風・モダンな住宅にもマッチします。
2-2.YKK AP ルシアス フェンス
YKK APの「ルシアス フェンス」は、さまざまな住宅にコーディネートしやすい木調や樹脂パネルのフェンスです。
和風住宅はもちろん、洋風やモダン、クラシックなデザインの住宅など幅広い住まいにマッチし、自宅の魅力を最大限に引き立ててくれます。
ルシアスには他のエクステリア製品もあるので、玄関ドアなどと合わせると、より統一感のある外観の演出が可能です。
2-3.三協アルミ 形材フェンス シャトレナⅡ
三協アルミの 「形材フェンス シャトレナⅡ」は、デザイン・機能性・強度を兼ね備えたハイスタンダードフェンスで、ナチュラルな木調色が魅力です。
6デザイン、カラーバリエーション5種類、高さ4種類から選ぶことができます。
フレームレスなデザインのため、施工性にも優れています。
耐風圧強度は風速36m秒相当で安心、支柱の間隔を100mにすれば風速42m秒にも対応可能です。
ルーバータイプは風の当たる面を工夫することによって騒音を抑える機能も備えています。
3.メッシュフェンス
メッシュフェンスとは、金属を網目に加工しメッシュ状になったパネルを用いたフェンスです。
メッシュフェンスの材質としては主にアルミとスチールが使われます。
メッシュフェンスは他のフェンスと比べると安価で設置できるため、住居の裏側の外周を囲む用途などに使用するケースが多いです。
メッシュフェンスは網目を通して太陽光や空気が入るため、他のフェンスに比べて圧迫感が少なく、風通しが良いことが特徴です。
3-1.LIXIL アルミメッシュフェンス
LIXILの「アルミメッシュフェンス」は、敷地境界が樹木だけでは防犯面で安心できないケースなどに、よく採用されています。
太陽光や風が入りやすいデザインのため、生垣や庭の植栽の成長を妨げる心配はありません。
シンプルなデザインはフリーポールタイプや間仕切りタイプなど3種類があり、カラーバリエーション4種類から選べます。
3-2.YKK AP イーネット シリーズ
YKK APの「イーネット シリーズ」はスチールを使用したシンプルなメッシュタイプのフェンスです。
「イーネット シリーズ」には門扉のラインナップもあり、フェンスと組み合わせることによって一体感のあるコーディネートが可能です。
フェンスは6デザインを展開しており、水平地用だけでなく、傾斜地用もあります。
柱は錆に強いアルミ製と強度のあるスチール製から選択が可能です。
3-3.三協アルミ スチールメッシュ ユメッシュプラス
三協アルミの「スチールメッシュ ユメッシュプラス」には笠木タイプと上目隠しタイプがあり、組み合わせることによって新しい用途への対応やアレンジが可能です。
カラーバリエーションは4種類あり、笠木と本体のカラーを別にすることでイメージを変えることができます。
風通しの良さを保ちつつ上部だけは目隠ししたいなど、フェンスを設置する目的がはっきりしているケースにおすすめです。
4.ネットフェンスでは朝日スチールが人気
ネットフェンスとはアメリカンスタイルのひし形の金網フェンスのことで、学校やグラウンド、公園など公共施設の外周によく使われています。
ネットフェンスのメーカーとしては朝日スチールやJFE建材が有名です。
住宅にネットフェンスが使われるケースはあまりないものの、場合によっては、朝日スチールの「PCフェンス」が選ばれることもあります。
5.鋳物フェンス
アルミのフェンスには2 種類あります。
1つは液状にしたアルミをトコロテンのように金型から押し出して成型する「形材」、もう1つは鋳型に流し込んで固める「鋳物」です。
アルミ鋳物フェンスはアルミ形材フェンスと比べると高価ではあるものの、デザイン性の高さや自由度、重厚感、強度などが非常に高くなる点が魅力です。
5-1.LIXIL アルミ鋳物フェンスシリーズ
LIXILの「アルミ鋳物フェンスシリーズ」は、装飾性の高いハイスタンダードのフェンスシリーズです。
デザインのディテールへのこだわりが魅力となっており、重厚さと優雅さを兼ね備えているので、設置する住居のデザインによって印象が変わります。
ヨーロピアンスタイルの鋳物門扉とコーディネートさせて設置するとよくマッチします。
5-2.YKK AP シャローネ フェンス-エレガントデザイン
YKK APの「シャローネ フェンス-エレガントデザイン」は、優美な曲線や装飾で魅了する鋳物フェンスです。
高い気品と風格を演出することによって住宅にアクセントを与える曲線的デザインが特徴となっています。
植物文様や剣先などをモチーフとした18デザインを展開しています。
カラーバリエーションはデザインによって5種類から選択できます。
2型にはオプションでバスケットツイスト、剣先デザイン、ラチスデザインなどのオーナメントを付けることも可能です。
5-3.三協アルミ 鋳物フェンス 美流(びりゅう)
三協アルミの「鋳物フェンス 美流(びりゅう)」は、洋風住居にも和風住居にも合わせやすいデザインです。
水墨画に描かれた植物を連想させる優雅な曲線が和のテイストを醸し出します。
曲線を縦方向にした1型と横方向に設置した2型から選択が可能で、カラーはメタリックブロンズの1色のみです。
他にはない個性的なフェンスを我が家に設置したい人におすすめできます。
6.その他のフェンス
ここでは、上で挙げた種類に分類できないフェンス製品を2つ紹介します。
目隠しなどの機能だけでは物足りない人や、我が家に設置するフェンスで個性的なセンスを演出したい人などにおすすめです。
6-1.LIXIL ミニフェンス
LIXILの「ミニフェンス」は、おしゃれで小さな鋳物フェンスです。
剣先デザインと植物文様デザインがあります。小さくて取り付ける場所を選ばないため、既存の塀やフェンスの上に設置することも可能です。
塀やフェンスの上に乗りにくくするため、侵入者を防ぐ目的や鳩・猫よけにも効果を発揮します。
6-2.YKK AP ルシアス フェンスLite
YKK APの「ルシアス フェンスLite」は、フラットな笠木が特徴的な間仕切り柱タイプの連続フェンスです。
開放的なイメージのまま自宅の敷地と自宅外をゆるやかに仕切りたいケースに適しています。
境界フェンスや自宅ファサードのアイキャッチとしてもおすすめです。
デザインは3種類から選択できます。
フェンスメーカーのこだわりの商品で外構デザインを楽しもう
人気のフェンスメーカー各社からバラエティーに富んだフェンス製品が出ているので、自宅に合う気に入ったものを選びましょう。
デザインにこだわりつつもコストを抑えたい場合は、外からよく見えるところに好きなデザインのフェンスを取り入れ、見えないところにはリーズナブルなものを選ぶなど、組み合わせる方法もおすすめです。
気になるフェンスが見つかったら、ぜひフェンス施工のプロに相談してみてください。