自宅の庭にドッグランを作りたい!費用はいくら?フェンスや床材の決め方を解説
家の庭にドッグランを作る場合の費用の目安は約50〜200万円です。
ドッグランに使う床材やフェンスの種類などによって費用に大きく違いがあります。
予定より費用がかかってしまったなどの後悔をしないためにも、下記の3つの点を必ず押さえておきましょう。
- 複数社から見積を取ってしっかり比較検討する
- 自社施工業者に依頼する
- 外構一式工事が得意な業者に工事を依頼する
ドッグランの施工はブロック工事業者、造園業者など専門の違う業者によって施工されます。
庭の整地や塀の設置、庭の施工までをまとめて自社で請け負える事業者に依頼できると安心です。
この記事では、ドッグランを作る費用の目安や塀や庭材の種類、作り方について解説します。
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自宅の庭にドッグランを作る際の費用目安
自宅の庭にドッグランを作る場合、必要な費用は約50〜200万円が相場になります。
ドッグランの大きさやフェンスの種類、設置するものなどによって、費用が大きく変動します。
実際に施工した例をご紹介すると、基礎工事に約8万円、フェンス設置に約37万円、除草シートと人工芝を敷く工事に約70万円となり、合計約115万円が工事に必要な費用でした。
この例ではアルミフェンスと人工芝を使いましたが、フェンスの種類や用土や芝の種類を替えれば、予算に合わせて調整が可能です。
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庭にドッグランを作るメリット
自宅の庭にドッグランを作ると、犬が楽しく走り回る姿が見られるだけでなく次のようなメリットがあります。
- ドッグランに行く手間・時間が節約できる
- 犬の運動不足が解消できる
- 犬好きの人と交流しやすくなる
それぞれ詳しくご紹介します。
メリット1.ドッグランに行く手間・時間が節約できる
自宅の庭にドッグランを作れば、いつでも好きなだけ庭で遊ばせられるのがメリットです。
有料のドッグランを利用する場合でも敷地内を走り回らせてあげられますが、出かける時間や利用料などの費用が必要です。
ドッグランを作るには初期費用がかかりますが、その分時間や費用を気にせずに利用できるようになります。
メリット2.犬の運動不足が解消できる
室内で犬を飼うことも多くなり、家の環境によってはあまり運動させられない場合もあります。
毎日散歩に連れて行くようにしていても、忙しくてなかなか外出できない場合もあるでしょう。
庭にドッグランがあれば、外出できないような日でも犬を庭で遊ばせることができるので、運動量も増えるメリットがあります。
メリット3.犬好きの人と交流しやすくなる庭に
家にドッグランがあれば、庭で犬と触れ合って過ごすこともでき、開いても犬を飼っている場合には犬と一緒に遊びにきてもらうこともできるでしょう。
また多くの人が利用するドッグラン施設では、他の犬と喧嘩するトラブルが起こるリスクもありますが、自宅のドッグランならば喧嘩の心配もなく思い切り外で遊ばせられるメリットもあります。
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ドッグランのある庭の作り方|知っておきたいこと
自宅の庭にドッグランを作る場合は、事前に知っておきたいことがあります。
ドッグランに必要な設備や床材につかう種類について理解しておくと依頼する業者に作りたいドッグランのイメージを伝えやすくなるでしょう。
ドッグランに必要な設備を用意する
ドッグランの敷地の中に次のような設備があると暑い日や長時間外で遊ばせるときにも役立ちます。
- フェンス・柵・扉
- 水栓設備
- 水飲み場
- 休憩(日よけ)場所
- トイレ
暑い日に走り回るとこまめに水分補給が必要になります。
また、ドッグランから室内に戻るときに足や体を洗ったりするときにも水栓設備を設置しておくと便利です。
季節や時間帯によっては、日差しが強い場合もあるので、屋根付きのテラスや木陰を作って犬が休憩できる場所を用意しておくことも必要です。
床材の種類を選ぶ
ドッグランの地面は土のままにしておくこともできますが、次のような床材がよく使われています。
床材の種類 | 特 徴 |
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天然芝 |
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人工芝 |
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ウッドチップ |
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バークチップ |
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土にこれらの床材を重ねれば、犬が泥で汚れないなどのメリットが豊富です。
それぞれの床材について詳しく紹介します。
天然芝 | 犬・環境ともにやさしい床材
芝草は人工芝にくらべて施工費用を低く抑えられるのがメリットです。
植物のため、水やりや芝刈りなどのメンテナンスが必要ですが、天然芝で覆われた緑のドッグランは見た目がよく、季節の変化を感じられます。
天然芝のメリット |
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天然芝のデメリット |
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人工芝|愛犬の体が汚れず手入れが楽な床材
人工芝は、ポリエチレンやウレタンなどを芝生の形状にしたものです。
天然芝に比べて初期費用がかかりますが、メンテナンスにほとんど費用がかからないので長い目で見ると費用を抑えられます。
人工芝は豊富な色や種類から選べて金額の幅も広いので、予算や好みにあわせて調整することも可能です。
人工芝のメリット |
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人工芝のデメリット |
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ウッドチップ|殺菌効果・消臭効果のある床材
ウッドチップは杉やヒノキなどの木を細かく砕いたものです。
消臭効果や殺菌効果が高く、使用後は土に還せるため、環境に優しいという特徴があります。
ウッドチップは割れやすい素材なので、木片やトゲで犬が足をケガしていないかを確認しましょう。
ウッドチップのメリット |
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ウッドチップのデメリット |
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バークチップ|トゲが足に刺さらず安全な床材
バークチップや松の樹皮などを細かくしたもので、丸みがあり色味が濃いのが特徴です。
小型犬を飼っている場合は、チップが大きいと走りづらくなるため、小さめのチップを選ぶようにしてください。
バークチップのメリット |
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バークチップのデメリット |
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ドッグランのフェンスの種類・選び方
ドッグランの周りには、犬が飛び出さないようにするフェンスを設置します。
フェンスのサイズや種類はさまざまなため、高さや素材などによる選び方を紹介します。
フェンスの高さを決める
ドッグランには犬が敷地から出ないようなフェンスの設置が必要です。
犬が飛び越えて外に出ないように、犬に合わせてフェンスの高さを選択しましょう。
次の表にフェンスの高さごとに適した犬種をまとめていますので、参考にしてください。
フェンスの高さ | 犬種の例 |
---|---|
600mm~ | 小型・愛玩犬(チワワ)、小型・牧羊犬(コーギー) |
1,200mm~ | 小型・狩猟犬(ジャック・ラッセル・テリア) 中型・作業犬(柴犬) |
1,500mm~ | 小型・狩猟犬(ジャック・ラッセル・テリア) 中型・作業犬(柴犬) |
1,800mm~ | 中大型・牧羊犬(ボーダーコリー) 大型・狩猟犬(シェパード、アフガンハウンド) |
フェンスの素材を決める
フェンスは素材や色、形状によってドッグランのイメージを左右します。
おもなフェンスの素材は次のようなものがあります。
フェンスの種類 | 特 徴 |
---|---|
メッシュフェンス | 細いスチール線材。開放的で日当たりや風通しが良い。 |
アルミ製フェンス | 直線的でシャープな外観。すき間が少ない目隠しタイプもある。 |
樹脂製フェンス | 樹脂を成形。 竹垣風や木目調のものなど、本物に近い見た目や質感を表現できる。 |
鋳物フェンス | 溶かしたアルミを成形。曲線など自由なデザインが可能。 |
フェンスは家のイメージにも影響するので、建物のテイストも考慮してフェンス選びをするのがおすすめです。
デザイン作成できる業者であれば見積り時にいくつかのフェンスで見栄えも比較することが可能です。
もし、費用以外にもデザインも気になるのであればデザインイメージを作成できる業者をご紹介できますので、
お気軽にお問い合わせ下さい。
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庭にドッグランを作る手順
犬が走り回る部分の床材によって、作業の工程が変わります。
どの床材を敷く場合でも、まず次のような整地作業が必要です。
【手順1】 ドッグランの敷地の雑草を取り除く
雑草が生えているままでは、床材を平らに敷きづらいため、はじめに雑草を抜いておきましょう。
雑草は根から取り除いておかないとすぐに成長してしまうので、ジョレンなどを使い周囲の土を耕して根ごと引き抜くようにします。
【手順2】 地面を平らにして固める
敷地全体が平らになるように、トンボなどを使い均等に土を延ばします。
柔らかい部分があると表面に凹凸ができ水が溜まることもあるため、踏み固めてください。
天然芝の場合
整地した土に天然芝を植える場合は、芝がしっかり根を張れるように土を耕し、床土を整えます。
土を耕すためのクワと、天然芝用の培養土や肥料を用意しておきましょう。
芝の上にかける目土も必要です。
【手順1】用土を入れて耕す
芝がしっかり根付くようにしっかり耕し、10cmほどの高さになるように培養土を混ぜます。
土壌によっては、肥料も入れましょう。
【手順2】芝を敷き並べる
床土の上に1~2cmの間隔を開けて芝を敷き詰めます。
芝全体に目土をかけ、ホウキなどで芝のすき間を埋めるように延ばしてください。
板をおいて踏むか、スコップの裏面などで押し固めます。
根付くまで2週間ほどかかるので、犬を激しく走り回らせないようにしましょう。
人工芝の場合
人工芝を使う場合、そのまま土に敷いてしまうと雑草が生えてメンテナンスが難しくなります。
整地した後に、防草シートを張り、その上に人工芝を敷きます。
下地材に使う固まる土や川砂と、雑草対策に防草シートや砂利も用意してください。
【手順1】下地材を入れる
平らにした地面に、川砂と固まる土を混ぜたものを全体に広げます。
しっかりと密着するように、スコップで押し固めたり板を使って踏み固めたりしておきましょう。
【手順2】防草シートを張り、芝を敷く
防草シートをすき間なく敷き、ハンマーを使ってU字釘を斜めに打って固定します。
釘を打ち込む際には、水道管などに当たらないように気を付けてください。
除草シートを設置後に人工芝を敷き、1mほど間隔を空けてU字釘で固定します。
ウッドチップ・バークチップの場合
ウッドチップやバークチップを敷く場合、土に直接広げることも可能です。
けれども、雑草が生えやすくメンテナンスの手間がかかるので、土の上に除草シートや砂利を敷いておくと雑草を防げます。
【手順1】整地し、除草シートや砂利を敷く
固まる土などで表面を固めるか、土を平らにして踏み固めておきます。
端や継ぎ目から光が入らないように注意しながら除草シートをしき、U字釘で固定してください。
【手順2】 チップを敷いて、散水する
除草シートや砂利を敷いた上からチップをまんべんなく敷き詰めます。
ウッドチップをなじませるために全体に散水しておきましょう。
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庭にドッグランを作りたいときの業者選びのコツ
ドッグラン作りを業者に依頼するならば、外構工事をまとめて依頼できる業者を選ぶのがおすすめです。
たとえばドッグランに芝を植えずに土のままにした場合でも、庭に盛土をしたり整地したりする必要があり、敷地の周りにフェンスを取り付ける工事も必要になります。
ドッグランを作るには、造成工事や金物工事などいくつかの工事を複合的に行わなくてはならないため、外構一式の工事を依頼できる業者に依頼すると良いでしょう。
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庭にドッグランを作る際によくある質問
庭にドッグランを作りたいと考えた場合、DIYに挑戦したいと思ったり、近隣の方へ迷惑にならないように対策したいと考えることもあるのではないでしょうか。
ここでは、ドッグランを作る際に気になるこれらの質問にお答えします。
ドッグランはDIYでも作れる?
DIYに慣れている方ならば、ドッグランは自分で作ることも可能です。
けれども、ドッグランは敷地の面積も広いため、庭を整地したり芝を植えたりする作業はかなり手間がかかります。
強風で倒れないようにしっかりとフェンスを取り付ける作業やテラスの設置などは専門技術が必要なため、DIYで作るのは簡単ではありません。
犬が安心して走り回れるようなドッグランを作るには、業者に依頼するほうが安心です。
ドッグランが近所迷惑にならないために気をつけたいことは?
庭にドッグランを作るときには、近隣の住民への配慮も必要です。
犬を飼っていない方の中には犬が苦手な方もいるため、犬が逃げ出して近隣に入りこむことのないように注意が必要です。
また、犬を触ろうと無断で敷地内に侵入したり、餌付けしたりする例もあります。
ドッグランに侵入されたり、犬が逃げ出して近隣とトラブルになったりしないように、以下のようなことに気をつけましょう。
気をつけること | 対 策 |
---|---|
防音 | 鳴き声を響かせないように防音フェンスを取り付ける。 |
逃走防止 | 犬のサイズや運動能力に合った高さや強度のフェンスを選ぶ。 |
侵入防止 | 監視カメラを設置する。または、外から見にくいフェンスを選ぶ。 |
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まとめ
この記事では、自宅の庭にドッグランを作るときの費用の目安と作り方を紹介しました。
内容まとめ:
庭にドッグランを作る場合の費用の目安:約50~200万円
- 水栓設備や休憩場所を設置する
- 芝生やウッドチップなどの床材を選ぶ
- 犬の大きさなどに合わせてフェンスの素材と高さを選ぶ
- 土を整え、床材に適した方法でドッグランを作る
ドッグランの工事を依頼するときには、外構一式の工事ができる業者に依頼するのがおすすめです。
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