玄関アプローチのおしゃれな階段の事例まとめ｜設置するポイントをご紹介

「玄関アプローチをおしゃれにしたい！」と思った際、具体的にどのようなアイデアがあるのか気になりますよね。

玄関アプローチに階段がある場合は、照明や植栽、階段のデザインなどを工夫すると、よりおしゃれで洗練されたアプローチが完成します。

満足のいく玄関アプローチにするためにも、外構業者に依頼する前に実例を見てイメージを固めておきましょう。
この記事では、玄関アプローチに階段を設置する予定の方に向けて、下記の内容を解説します。

最後までご覧いただくことで、玄関アプローチをおしゃれな階段にするポイントがわかります。

玄関アプローチのおしゃれな階段アイデア5つ

さまざまなテイストの玄関アプローチのおしゃれな階段アイデアを集めました。

レンガやタイル、天然石などおしゃれな素材を使った玄関アプローチや階段のなかから、お気に入りのデザインを見つけてくださいね。

1.家のカラーと相性のいい玄関アプローチ

濃い目のグレーの石畳を乱張りパターンで敷き詰めたスタイリッシュな玄関アプローチです。

門柱のタイルも建物カラーに合わせ、建物のデザインを引き立てておしゃれにマッチしています。
夜になると、階段上の照明が点灯し、優しく足元を照らします。

照明は費用対効果が高いテクニックなので、おしゃれな玄関周りにしたい方はぜひこだわってみてください。

お家の雰囲気に合わせたアプローチにするために、しっかりデザインができる会社を選ぶ必要があります！

2.植栽を階段に設置しガーデニングを楽しむ

アプローチ階段の横に植栽を設置すると、見た目が美しく、ホッとする空間を演出できます。
玄関アプローチにはレンガやコンクリートなどの硬い材質が多く使われていますが、植栽があると楽しい雰囲気に早変わり。

スペースが少ない場合はシンボルツリーを中心にして、さまざまな植物を組み合わせると動きや広がりが生まれます。

訪れる人が最初に目にする玄関アプローチは、階段の高低差と植栽による季節感でおしゃれな空間にしましょう。

3.洋風の玄関アプローチ

玄関ドアの木材に合わせた、洋風な玄関アプローチに仕上げています。

階段をアプリコットオレンジ仕上げ、玄関までのアプローチを緩やかな曲線でおしゃれに。
ただ乱張りパターンにするのではなく、アプローチを別の石材で縁取るだけでも雰囲気が全然違います。

そのほかに、植栽や素材の色にもこだわって、お気に入りの玄関アプローチを叶えましょう。

4.グレーでまとめた玄関アプローチ

家と同じグレーを階段のタイルに取り入れることで、統一感を出し玄関前をかっこよくすることができます。

今回はグレーなのでまだそこまで重たい印象はありませんが、ダークカラーばかりだと重厚になりすぎてしまうので、ところどころに植栽スペースを作ることで、庭木の緑が生える都会的なデザインに変貌します。

5.木の素材にこだわって雰囲気を出す

玄関アプローチの階段に木の素材を使うと、ナチュラルでおしゃれな雰囲気に。
さらに、枕木の間に石や緑を並べると、よりあたたかみのある空間になります。

天然木を使用すると腐食したり、害虫にやられたりするのが心配な方は、コンクリート製の擬木の枕木を使用すれば問題ありません。

見た目だけでなく、住み始めてからのメンテナンスなども見据えてデザインすることも大切ですね

リアルな木目を表現しているので、木の風合いを感じつつも腐食に悩まされないおしゃれな玄関アプローチが完成です。
さらに雰囲気に合わせた植栽を設置して、より魅力のある玄関アプローチになっています。

玄関アプローチで階段を設置する際のポイント

玄関アプローチはデザイン性も大切ですが、階段を設置する際はとくに安全性も考えないといけません。

また、門周りから玄関までの高低差や、ベビーカーや自転車、車いすを乗り入れるかなどによってデザインや必要な機能が異なります。

玄関アプローチに階段を設置する際の5つのポイントを見ていきましょう。

高さ・段差を決める

階段を設置する際にまず検討したいポイントは、階段の高さや段差です。

毎日階段を上り下りすることを考えると、玄関アプローチはできるだけ面積が広くて、緩やかな方が使いやすいでしょう。

門周りから玄関まで距離があって段差が7〜8段以上と多くなる場合は、途中で踊り場を設けると安全性が高くなります。
また、階段は高すぎても低すぎてもいけません。

望ましいとされる階段1段の寸法は、踏面（上面）が300mm以上、蹴上（側面）が150mm以下です。
人は歩く際にすべて同じ高さだろうと思って階段を上り下りするため、各段の高さに違いが生じるとつまずく原因になって危険です。

そのため、どうしても蹴上の高さを変える必要があるときは、段差が多いときと同様に踊り場を設けた方が安全性を確保できます。

素材を決める

玄関アプローチの階段に使用する素材は、安全性を高くするために水に濡れても滑りにくい素材をおすすめします。
例えば、下記のような素材です。

ご自身の好みに合わせて、アプローチ階段の素材を選びましょう。

手すりを決める

玄関アプローチに階段を設置する際は、手すりも検討する必要があります。
毎日上り下りする場所なので、家族の誰もが上り下りしやすい階段を考えましょう。

とくにお年寄りや子ども、足の不自由な方がいて、3段以上の階段を設置する場合は、階段に手すりがあった方が安心です。

アプローチ階段に設置する手すりは、下記2種類です。

さらに、手すりが2段になっているタイプや横桟（横バー）を設置できるタイプ、転落防止柵を取り付けられるタイプなどもあるので、階段や家族の状況に合わせて安心できる手すりを選びましょう。

屋根・照明をつけるか決める

門周りから玄関までが遠い場合は、雨の日でも上り下りしやすいように屋根をつけるかどうかも検討すべきポイントです。

お年寄りや小さい子ども、足の不自由な方がいたり、荷物が多かったりすると、雨のなか階段を上り下りするのは危険性が高くなります。
そこで、アプローチ階段に屋根を設置すると、より快適に暮らせるようになります。

また、照明の設置も検討しましょう。
昼間は歩きやすかったとしても、夜になると暗いなか階段を上り下りするのは危険です。

暗くて段差が見えず、踏み外してしまう可能性もあるので、安心して暮らすためにも足元を照らすライトを設置しましょう。
階段横に植栽がある場合は、植栽を照らしつつアプローチにも照明を設置すると門周りから玄関までの雰囲気がさらにおしゃれになります。

スロープもあわせて検討する

ベビーカーや車いすなどを使用する場合は、スロープがあると便利です。

お年寄りや小さい子どもがいないご家庭は、階段だけでも生活できるかもしれませんが、将来的にバリアフリーを検討する際に階段だけだと不便になる可能性があります。
将来のことも考えて玄関アプローチを検討する場合は、スロープも検討する項目のひとつに入れましょう。

ただし、玄関アプローチを設置する際は、ゆるやかなスロープを設置できる広めのスペースが必要です。
場所を確保できず、スロープの角度が急になると使いにくくなってしまうため、家を新築する際の外構を考えるタイミングで検討しておくことをおすすめします。

玄関のアプローチの階段をおしゃれにしたい方は外構業者へ相談しよう！

この記事では、玄関アプローチのおしゃれな階段の実例と、階段を設置するときに検討したいポイントをご紹介しました。

玄関アプローチに階段を設置する際は、使用する素材や照明などによって雰囲気が全く異なるものに仕上がります。

「こんな玄関アプローチにしたい！」という希望はあっても、理想を叶えてくれる外構業者を自分で探すのは大変ですよね。

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外構に関して高い専門性を持っていますので、お気軽にご相談ください。