【定番】リクシルの目隠しフェンス2種類を解説!木目調カラーや安く買う方法も解説
家の中や庭から人目を遮る目隠しフェンス。
家の外観を強く印象付ける要素のため、機能はもちろん、カラーやデザインにも十分こだわって選びたいものです。
リクシルの目隠しフェンスの中でも人気が高いのが、フェンスABとフェンスAAです。
まずは、フェンスAB・フェンスAAに共通する主なポイント4つについて解説します。
この記事ではリクシルのフェンスのAAとABについて特徴や価格を比較していきます。
リクシルの目隠しフェンスが人気な理由
リクシルの目隠しフェンスは人気が高く、エクステリア工事を取り扱う工務店などでもおすすめされることがよくあります。
人気の理由は、まず、シリーズのバリエーションが非常に幅広いことです。
ベーシックなデザインのモデルはもちろん、おしゃれで都会的・未来的な最新モデルも揃っています。
素材別に見てもアルミ形材やアルミ鋳物、アルミ+ラッピング材、樹脂、スチールなど、目隠しフェンスに使われる素材のモデルはすべて見つかるため、選択肢が豊富です。
また、リクシルは東証プライムに上場している一流企業であるだけに、アフターメンテナンスが充実しています。
修理の際に必要となる部品の取り寄せなどもスムーズにできるため、長期間にわたって安心して使用できます。
フェンスAB・AAに共通するポイント
リクシルの目隠しフェンスの中でも人気が高いのが、フェンスABとフェンスAAです。
まずは、フェンスAB・フェンスAAに共通する主なポイント4つについて解説します。
ポイント①家の外観を美しく彩るモダンなデザイン
せっかく目隠しフェンスを設置するなら、できるだけ美しいデザインの製品を選びたいという人が多いでしょう。
リクシルの目隠しフェンスはモダンで美しいデザインが魅力となっています。
リクシルのフェンスABとフェンスAAはいずれも木調カラーが採用されており、スタンダードでありながらもモダンなモデルのラインナップが魅力の目隠しフェンスです。
家の外側から見て美しいだけでなく、内側から見ても自然で美しいデザインが採用されたモデルもあります。
また、1組の柱に対して上下に複数のパネルを重ねられる多段柱を使用して、目隠し性能・防犯性の向上と軽快な見た目を両立することが可能です。
このような機能性の高さは大手メーカーのリクシルならではで、満足度の高いフェンス選びができます。
ポイント②下空きが狭くプライバシーを守れる
リクシルのフェンスABとフェンスAAは、目隠しフェンスの下空きが通常の80mmよりも狭い60mmに設計されています。
そのため、外側から内側を覗かれにくく、プライバシーを守れます。
また、フェンスと地面やブロックとの境目となる下空きが狭いことで、外からのゴミや野良猫などが入りこみにくいこともメリットです。
もちろん、室内飼いをしているペットの猫・犬などが、飼い主が目を離したすきに家の外に出てしまうといった事態も防止しやすくなります。
オプションの「下桟すきまカバー」を設置すれば、デザイン性を損なうことなく、完全に下空きをなくすことも可能です。
ポイント③耐風圧強度が高く安心して使える
リクシルのフェンスABとフェンスAAは耐風圧強度が高いため、台風などの災害時でも安心して使用できます。
デフォルトの耐風圧強度は風速34m/秒相当ですが、耐風圧強度風速42m/秒(T‐14以外)にも対応しているので、台風が多いエリアに自宅がある場合は施工業者に相談してみると良いでしょう。
ポイント④バリエーションが豊富
展開 | |
---|---|
フェンスAB | 8デザイン・19タイプ・3カラー |
フェンスAA | 8デザイン・9カラー |
リクシルのフェンスABとフェンスAAは、フェンスのタイプやカラーなどのバリエーションが豊富にあるため、幅広い選択肢から好みにあったものを選ぶことができます。
フェンスABは8デザイン・19タイプ・3カラー、フェンスAAは8デザイン・9カラーが展開されています。
また、サッシがリクシルの場合、オータムブラウンという特殊なカラーが使われていることがありますが、目隠しフェンスも同じカラーにすればコーディネートが可能です。
玄関ドアのカラーとコーディネートしたい場合も、木調のフェンスAB・フェンスAAがぴったりです。
フェンスABとAAの違いとは
リクシルのフェンスABとフェンスAAにはどちらも木調デザインがあり、違いがわかりにくいかもしれません。
ここでは、記事やハウスメーカーなどで紹介されることも多いフェンス ABとAAの違いについて解説します。
※画像は一例です。その他にも様々な製品がございます。
製品 | グレード | 価格帯 | デザイン | 一例 |
---|---|---|---|---|
フェンスAB | 中~高 | 35,100円~ | シンプル~ナチュラル、スタイリッシュまで多彩 | |
フェンスAA | 高 | 62,300円~ | 天然木の温もりや感触を再現 |
引用サイト:
フェンスAB:バリエーション | LIXIL
フェンスAA:バリエーション | LIXIL
1.ABはデザインと機能にこだわった中~高グレードタイプ
リクシルのフェンスABは中~高グレードタイプです。
デザインと機能にこだわりつつも、価格をリーズナブルに抑えられることが魅力です。
そのため、幅広いニーズへの対応が可能な汎用性の高いタイプです。
デザインやモデルも、スタイリッシュからシンプル、ナチュラルまで多彩な選択肢があるため、自宅のエクステリアに合うものや好みに合ったものを見つけることができます。
2.AAは木目調で木の質感や重厚感を重視したハイグレードタイプ
リクシルのフェンスAAは、天然木独特の温もりを感じる味わいや質感、感触までを再現したハイグレードタイプの目隠しフェンスです。
メタル調カラーを採用しており、重厚感のあるデザインが魅力。
長く使ううちに鉄を使った部分に出てくる赤錆も、高級感を演出してくれる要素のひとつ。
目隠しフェンスは自宅前を通り過ぎる人の目につきやすい場所だからこそ、ハイグレードなものを選びたいという人におすすめのタイプです。
3.価格帯はABが35,100円~、AAが62,300円~
製品 | 価格 |
---|---|
フェンスAB | 35,100円~ |
フェンスAA | 62,300円~ |
※フェンスAB:(フリーポールタイプ YL2型/アルミ形材色、W2,000mm×H800mm セット価格:本体1枚+柱1本)の場合
※フェンスAA:フリーポールタイプTS1型、W2,000mm×H600mm、セット価格:本体1枚+柱1本)の場合
フェンスAAのほうが倍近い値段ではありますが、フェンスABの質が悪いということではありません。
目的やデザインの好みに応じて選択することをおすすめします。
目的別のフェンス AB、AAの選び方
目隠しフェンスを設置する際の主な要望として、「デザインにこだわりつつ安いものにしたい」「木目調の美しいものにしたい」などがあります。
ここでは、目的別の選び方について解説します。
- デザイン重視 → フェンスAB
- 木目調にしたい → フェンスAA
- 耐久性を重視したい → フェンスAB
1.デザインにこだわりつつ安いものにしたい
「おしゃれなデザインの目隠しフェンスを設置したいけれど、できるだけ費用は抑えたい」
このような要望のある人にはリクシルのフェンスABがおすすめです。
リーズナブルであっても決して安っぽく見えない、質の良い目隠しフェンスを施工できます。
また、目隠しフェンスは長期間にわたって使うものだからこそ、耐久性を重視したいという人にもリクシルのフェンスABはおすすめです。
2.木目調の美しいものにしたい
天然木のナチュラルな質感を感じられる目隠しフェンスを選びたい人には、リクシルのフェンスAAがおすすめです。
ただし、フェンスAAには天然木素材の製品だけでなく、木目調の製品もあります。
天然木を使っていない木目調のものであっても質感は良いので、気になる場合はリクシルのショールームなどで実物を確認したうえで選ぶと良いでしょう。
フェンスABの主な施工例
1.ブラックの枠で引き締めたモダンデザイン
こちらはリクシルの目隠しフェンスABのYS1型です。
いろいろなパターンがあるのでお家に合わせて選べ、かつ洗練されたデザインが魅力です。
内側も木調で美しく、庭の美観を損ねません。モダンさとナチュラル感がほどよく融合し、植物の多く配置された庭や敷地外の林がかもし出す風景にマッチしています。
外からの視線はしっかりと遮りつつも、程よい開放感も残している点が特徴です。
2.完全な目隠しでプライバシーを保護
こちらはリクシルの目隠しフェンスABのYL2型です。
バルコニーのフェンスとカラーをコーディネートしているため、スタイリッシュなビジュアルとなっています。
完全な目隠しタイプなのでプライバシー保護も安心です。
下空きも狭いため、外からのゴミや野良猫など余計なものが入り込みにくく、室内飼いペットの自宅外への脱走を防ぐこともできます。
3.開放感のある採光目隠し
こちらはリクシルの目隠しフェンスABのYT型です。
半透明のボードでプライバシーをしっかり保護しつつ、圧迫感を与えないデザインが魅力。
自宅の外壁のカラーに近い白を使っているので、統一感のある外観に。
外からの視線はしっかりと遮りつつ、半透明のボードから採光も得られるタイプなので、ガーデニングをしているお宅にもおすすめです。
フェンスAAの主な施工例
1.ガーデンに合うナチュラルなフェンス
リクシルの目隠しフェンスAAを使ったナチュラルな外構です。
植物が茂る庭や木の外壁に本物の木の質感がよくマッチしており、統一感があって落ち着きを感じさせます。
広く開いた出入口が開放感をかもし出しており、小さな子どもがいる家にもぴったりの、やさしい印象を与える目隠しフェンスです。
2.プライベート空間を圧迫感を抑えて創出
視線をしっかりと遮りたいなら、リクシルの目隠しフェンスAAのYL1型がおすすめです。
白い壁や庭木とのバランスが良いライトカラーの天然木材を効果的に使っているため、しっかりと目隠ししながらも圧迫感を与えない印象づくりに成功している好例です。
プライベートのリラックスタイムを満喫するのにふさわしい、軽やかで開放感のある空間を演出します。
3.ランダムな横格子で軽さを演出
リクシルの目隠しフェンスAAのYR1型は、ランダムな横格子が特徴。
玄関ドアとカラーコーディネートすることで、スタイリッシュで落ち着いた外構を演出します。
ランダムな横格子が、外からの視線を遮りつつ、軽やかな開放感を演出します。
フェンスの高さを抑えているため、近隣に対しても閉鎖的な印象を与えない雰囲気になっています。
リクシルのフェンスを安く設置する方法
フェンスや塀の工事にかかる費用を安く抑えるコツは次の2つです。
・複数社から見積もりをとってしっかり比較検討する
・自社施工業者に依頼する
複数社から見積もりをとってしっかり比較検討する
出来るだけ安く設置をしたい方は、複数社から見積もりをとってしっかり比較検討するのがお勧めです。
同じフェンスでも各会社工事の単価に違いがあるためです。
最低でも2社比較はしておきたいところです。
もし、「まだ見積もりを1社しかとってない」「見積自体取っていない」というのであれっば「外構・エクステリアパートナーズ」で無料で相見積もり可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
自社施工業者に依頼する
工事を自社の職人で行っている業者か、外注している業者かでも工事代に差が出ます。
同じフェンスを使うのなら適切に費用は節約したいですよね。
自社の職人で工事可能な自社施工の会社で、出張費が抑えられる近所の会社であれば、価格は安く抑えられる傾向にありますので、業者選びのポイントとして押さえておくと良いでしょう。
ただし、安さだけを追求するのには注意が必要です。
あまりにも安さだけをアピールしている業者は、フェンスと塀の接合やブロック塀のモルタル充填など見えない部分で手抜き工事が行われるリスクがるからです。
安さだけではなく、業者に実際に会って会社の工事実績や有資格者の有無、施工内容や仕様などから総合判断するようにしましょう。
リクシルのフェンスについてのよくある質問
AA、AB以外の人気のフェンスはある?
リクシルでは、中~高グレードのライシスフェンスや中グレードのサニーブリーズフェンス、リーズナブルなアルミメッシュフェンスもよく選ばれています。
ライシスフェンスは、凹凸と丸みを抑えたモダンなフラットデザインが特徴です。
サニーブリーズフェンスの本体は風通しの良いルーバー構造で、採光タイプのブレイド(S型)と組み合わせることもできます。
アルミメッシュフェンスは日当たり・風通しが良く、アルミ多段柱を使えば目隠しタイプのフェンスと組み合わせた高尺フェンスとしても使えます。
違いをよく知ってリクシルのフェンスを選ぼう
優れたデザイン性と機能性で人気の高いリクシルのフェンスには多彩なモデル・デザイン・カラー・素材が揃っており、それぞれに異なる特徴と魅力があります。
価格帯もリーズナブルなものから高グレードまであるので、予算と目的に合わせて、豊富な選択肢から探すことができます。
目隠しフェンス選びで失敗しないためには、外構工事の専門業者に相談するのも良い方法です。
各フェンスの違いをよく把握して、我が家にぴったりな目隠しフェンスを選びましょう。
「外構・エクステリアパートナーズ」ではリクシルのフェンスでいくら工事が可能なのか無料で相見積もり可能ですのでお気軽にお問い合わせください。