【7つのゾーン別】広い庭/土地で外構費用を安く抑える方法を解説
広い庭の外構施工を行うとき、多くの方の頭を悩ませるのが費用の問題です。
敷地が広いぶん、工事の種類や量が多くなり、価格も高額になってしまう傾向にあります。
まず費用を安くする方法として必ず行っておきたいのが下記の3点です。
- 最低2社以上で見積を取って比較する
- 中間経費が発生しない業者に依頼する
- 工事内容に合わせた得意な業者に依頼する
外構業者はブロック屋、造園屋、左官屋など母体が違う業者が一括りにされているためです。
「希望の工事が得意な業者で見積をとってみたい!」という方は「外構・エクステリアパートナーズ」で相見積もりができるのでお気軽にご相談下さい。
この3点を抑えた上で本記事では、庭のゾーン別に自分でできる節約方法、業者選びのポイントなど、広い庭で外構工事費用を安く抑える方法を解説していきます。
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広い庭の外構費用を安く抑えるには希望の優先順位をつけること
広い庭の外構施工で費用を安く抑えるためには、やりたい工事を全て行うのではなく、順位をつけて優先度の高いものから実施していくことが大切です。
優先度の高い工事と、後回しにしても問題のない場所の一例を紹介します。
庭工事で優先度合いの高い工事3つ
はじめに、庭の外構施工で特に優先度が高いと考えられる工事として以下の3つがあります。
- 駐車場のコンクリート
- 隣地との境界
- 門の周り
以下、詳しく説明します。
1.駐車場のコンクリート
駐車場が未舗装だと、車が汚れたり家の中に泥などの汚れが入ったりしてストレスの原因になります。
駐車場が広い場合は、最低限、車を停車する定位置だけでも舗装しておくようにしましょう。
2.隣地との境界は安いフェンスでいい
隣家との境界に設置するフェンスは、境界線を明示するとともに、目隠しの役割も果たす重要な外構です。
このため設置の優先度が高くなります。ただ、過度な装飾や高価なものを設置する必要はないといえるでしょう。
費用を抑えたい場合には、安いフェンスでも役割を果たしてくれます。
3.門の周りは家の顔
門周りは多くの人から見られる〝家の顔〟というべき大事な部分です。
ポストやインターホンなどの設備もあるため、門の周りにはきちんと予算をかけるようおすすめします。
最近では、コンパクトで費用を抑えられる機能門柱なども販売されています。
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庭工事で後回しでも問題のない場所の一例
続いては、逆に優先度がそれほど高くなく、後回しにしても問題がないものとして以下の2つを紹介します。
- 庭の芝生化
- ガーデニング・植栽
以下、詳しく説明します。
庭の芝生化
庭の芝生化はそれほど急がなくても問題ないといえます。
芝生は天然でも人工でも、初期費用がそれなりにかかるため、費用を抑えたいならいったん後回しにして、ほかの舗装材を検討したほうがいいでしょう。
ガーデニング・植栽
ガーデニングや植栽なども後からで問題はありません。DIYで行う方法もあります。
DIYなら費用の節約にもつながります。
庭のゾーン別・外構設置費用を安くする方法
外構施工の費用を抑えるには、工事したいゾーンごとに予算を安くするためのポイントを押さえたプランの作成が必要です。
庭のゾーン別に外構設置費用を安くするための方法を紹介します。
門
門周りはオープン外構にすれば、施工費用を抑えられます。
オープン外構とは、住宅の周囲に門やフェンス、塀などを設けないタイプの外構です(反対に門や塀を設ける場合はクローズド外構と呼ばれます)。
オープン外構なら、工事や建材が少なくて済むため、数十万円程度の費用節約が見込めるでしょう。
また、門柱や門扉などはあきらめて、ポストなど最低限のものだけを設置し、DIYも取り入れれば、さらに価格を抑えられます。
玄関アプローチ
玄関アプローチの費用を抑える場合は、設置自体を見送るのも1つの方法です。
玄関アプローチは、家の玄関から敷地前の道路までの通路を指しますが、絶対になくてはならないわけではありません。
外観などの問題で、どうしても設置したい場合は、全てコンクリートにすると費用が高くなるため、舗装部分を減らす工夫をしましょう。
例えば、飛び石で道を作り、間は土や砂利、芝生、植物などで埋めるようにすれば、費用が安く済むだけでなく、玄関アプローチとしてよくあるタイプのため、見栄えもよいものができあがります。
駐車場
駐車場工事の費用を抑える上でもポイントになるのは、使用するコンクリート量です。
土間コンクリートは外構工事の中でも特に高額になりやすく、駐車スペースを舗装すると、1台あたり15万円程度の費用がかかります。
来客用で普段使用しない場所があれば、砕石などコンクリート以外の舗装で費用を抑えることもおすすめです。
また、カーポートやカーゲートなどは最初から設置せず、資金に余裕ができたときに後付けするといいでしょう。
駐車場は先に完成させてもらおう
外構施工の際には、業者に依頼して駐車場の工事を先に完成させてもらうことをおすすめします。
通常、工事期間(2週間から1カ月程度)は自宅に車を停められなくなるため、外部に駐車場を借りなければならず、駐車料金がかかってしまいます。
しかし、自宅駐車場が早く完成すれば、車を停める場所を借りる必要がなくなります。
コンクリートが乾燥するのに5日ほどかかるため、すぐには使えませんが、何もしないよりは費用を節約できるようになります。
フェンス・塀
フェンス・塀はオープン外構にするのが最も費用を安くできますが、設置する場合にも費用を抑える工夫が可能です。
例えば、コンクリートブロックを高く積むと費用も高額になります。
費用を抑えるには金網フェンスを使ったり、膝の位置くらいまでブロックを積み、上にフェンスを設置したりするなどの方法があります。
フェンス・塀は、デザインや工夫次第でお金をかけずにおしゃれな外観にできるため、相見積もりを活用してセンスのいい業者を探してみてください。
照明
照明の費用を抑えるには、DIYがおすすめです。
玄関までの距離が短いなら照明を取り付けない方法もあるのですが、庭が広い場合はなかなか難しいでしょう。
おすすめは、後付けタイプのソーラー照明です。
数千円程度で購入でき、太陽光のため配線不要でDIYもやりやすいのがメリットです。
ウッドデッキ
ウッドデッキを安く済ませたいなら、使用方法をしっかり考えることです。
ウッドデッキは絶対に必要な外構ではありませんが、庭が広い場合は、あるとおしゃれで何かと便利に使えます。
ただし、せっかく大きなものを造っても、使わなければ意味がありません。
無意味に大きくはせず、使い道を考えることで適切な大きさにし、費用を抑えましょう。
庭
庭の費用は、積極的なDIYで安く抑えましょう。
庭の外構はこだわるほど費用が高額になっていき、おしゃれな庭にしようとすると、庭だけで100万円以上になる場合もあります。
時間はかかるものの、後回しにしても大丈夫な部分に関しては、少しずつ自分で作っていく方法がおすすめです。
必要なものはほぼ全てホームセンターでそろいますし、やる気があれば、芝生を張るといった本格的な工事もDIYで可能です。
ただ、シンボルツリーなど1人で扱えない大きなものは、無理せず業者に依頼してください。
広い庭の外構工事を安くする方法5つ
外構工事は費用がかさんでしまいがちです。
そんな中でも、なるべく予算を安く抑えるおすすめの方法をご紹介します。
- DIYを行って安くする
- 外構商品のグレードを下げて安くする
- 新築時は最低限で済ませて安くする
- 見積り比較を行い価格の安いところにする
- 希望の工事が得意な業者にする
1.DIYする
外構工事には、専門業者でなくてもできる作業がたくさんあり、DIYならその分、依頼にかかる費用を浮かせられます。
庭に植栽を植えたり、フェンスを取り付けたりといった比較的簡単な作業から、人によってはレンガを敷いたり、コンクリート打設まで行う方も。もちろん、時間と手間は必要ですし、業者ほど完璧にはできないかもしれませんが、やってみる価値は十分あるでしょう。
2.外構商品のグレードを下げる
施工費用を抑えたいなら、使用する外構商品の素材を変えたり、グレードを下げたりといった方法も検討してみてください。
例えば、フェンスを購入するにしても、金網やアルミ、木目調など種類によって金額が異なります。
好みが理由で高額な商品を選んでいるなら、思い切ってグレードを下げてみるのもいいでしょう。
ただ、風雨や積雪などへの耐久性を求められる場合は、安易に素材やグレードを変えることには注意が必要です。
3.新築時は最低限で済ませて住み始めてから工事を追加する
外構工事は一度に全て完成させる必要はありません。
新築時は、あれもこれもとたくさん要望が出てきますが、費用を安くするには我慢が大切です。
まずは希望の工事の相場観を知り、そこから生活する上での優先順位をつけて、後回しにする部分を決めると良いでしょう。
見積り比較を行い価格の安いところにする
外構工事はプランだけでなく業者によっても価格差が生じるため、2~3社で相見積もりして費用を比較することをおすすめします。
相見積もりすることで今の価格が適正価格かどうかわかるようになるためです。
実際に、「見積りが高い気がする比較したい」という方から日々ご連絡を頂き相見積もりをされています。
相見積もりをすることで価格だけでなく、よりよいデザインにも出会えるようになるため、
価格に納得感があってもデザインを探すという観点でも相見積もりしてみることをおすすめします。
希望の工事が得意な業者にする
外構工事といっても、庭のコンクリート・ウッドデッキ・ブロック塀・ガーデニングなど工事は様々です。
どの工事を行うのか、こだわりたいのかによって選ぶべき業者は変わってきます。
例えば、コンクリートなどの左官が対応できない外構業者に発注をすると外注が発生する可能性があり、
その工事費用がマージンとして上乗せされてしまいます。
外構業者といっても、造園屋さんブロック業者・左官業者・金物工事(カーポートなど)が混ざっているため、
工事に合わせて適切な業者を選ぶことが安く、施工ミスを防ぐことが可能です。
「外構・エクステリアパートナーズ」では工事に合わせた最適な業者で相見積もりできるのでい相見積もりをしたい!という方はお気軽にお問い合わせください。
庭が広く費用を安くしたくてもプロに任せるべき工事
庭が広い場合、DIYを行えば、全部を業者に任せるより安く抑えられると説明してきましたが、費用を節約したいからといって何でもDIYにするのはおすすめできません。
外構施工には、技術のない素人には難しい工事や危険を伴う作業もあるため、必要なものに関しては、きちんとプロに任せるべきなのです。
価格を抑えたい場合でも、次のような工事は専門家に依頼するようにしてください。
地面の石貼りやタイル貼り
庭の石貼りやタイル貼りといった作業は非常に高度な熟練技術を必要とするため、一般の方がDIYで行うのはかなり難しいといえます。
業者に依頼したほうがいいでしょう。
テラスの屋根など高所作業
テラスの屋根を取り付ける工事のような高所作業は、転落事故のリスクが伴うため、プロに依頼すべきといえます。
専門業者なら、高所での施工にも慣れており、安全対策も徹底しているため、安心して作業を任せられます。
広い庭工事の費用は業者選びや相見積もりで安くなる
広い庭の工事で費用を安く済ませたい場合、業者の選び方が重要になります。
どこに頼んでも同じと考えるのは間違いです。
外構工事は業者によって金額に大きな差が出ることがふつうです。業者選びのポイントや注意点、庭工事に適した業者の種類を紹介します。
自分で3社以上の外構業者の相見積もりを取ろう
業者選びは、はじめから1つに絞るのではなく、3社以上から相見積もりを取って、最も条件のいいところに決めましょう。
相見積もりとは、複数社へ同じ内容で見積もり依頼を出すことです。
外構工事は業者ごとに価格の異なるケースが多いため、できれば3社以上への相見積もりを出すことをおすすめします。
見積もりが届いたら、各社の金額やプランをじっくり比較検討してください。
最近では、インターネットで複数社の見積もりができるサイトも登場しています。
より多くの会社を比較すれば、自分にとってどこが最適かも分かってくるでしょう。
庭工事を依頼できる業者は主に3タイプ
庭の外構工事を依頼できる会社にはいくつかパターンがあります。代表的なのは、以下の3パターンです。
- ハウスメーカーから紹介の業者
- ホームセンターから紹介の業者
- 外構工事の専門業者
それぞれの特徴やメリット、デメリットを説明します。
ハウスメーカーから紹介の業者
新築を建てるハウスメーカーに、外構業者を紹介してもらえることがあります。
そうした業者とは建物と一緒に打ち合わせや施工を進められるため、工事がスムーズでアフターサービスも比較的充実しています。
しかし、費用が割高になる傾向があり、選べるデザインの種類も限られている場合が多いことは否めません。
ハウスメーカーは住宅建築がメインのため、どうしても外構施工は後回しにされがちで、紹介してもらえる業者も外構やエクステリアに関する知識に乏しいことがあるのもデメリットといえます。
ホームセンターから紹介の業者
街中にあるホームセンターでも、外構工事を請け負っていることがあります。
普段から利用しているお店なら気軽に相談でき、チェーン展開している大手のホームセンターなら安心感もあるでしょう。
ただ、工事するのは、ホームセンターの従業員ではなく、契約している施工業者です。
つまり、住宅メーカーと同様、実質的には業者を紹介してくれるだけといえます。
商品にはリーズナブルな金額のものも多いホームセンターですが、外構工事に関しては特に費用が安いとは限りません。
また、ホームセンターが依頼するのは、一般的な工事業者であって、外構の専門業者ではないこともあり、提案の質は必ずしもいいものであると言い切れません。
外構工事の専門業者
外構やエクステリアの工事を専門にしている施工業者なら、ハウスメーカーやホームセンターを介さず直接注文できるため、最も安い値段で工事できるといえるでしょう。
また、これまでの豊富な経験と知識を用いて、さまざまな要望に対して臨機応変に対応してもらえるのも大きなメリットです。
施工も迅速で、他の業者と比べて引き渡しまでの期間も短くなっています。
デメリットは、業者によって価格やサービスに差があるため、自分に合ったところを見つけるのが難しい点です。
選ぶのに時間はかかってしまうかもしれませんが、相見積もりを利用して、妥協せずにじっくりと自分に合う施工業者を探しましょう。
インターネットで複数の会社の一括見積もりができるところもあるため、上手に活用してみてください。
業者間で値引きを煽ることはリスクあり
同じ工事をするなら、できるだけ安く済ませたいのはもちろんですが、相見積もりを取った業者どうしで過剰に値引きをあおるのには注意が必要です。
大幅な値引きに応じるのは、顧客を引き寄せるためで、あまりに低額な業者は施工の質が悪いなど、後から問題が起きる可能性もあります。
工事内容によってある程度の相場が決まっているため、極端に安くする業者には、それなりの理由があると考えておいたほうがいいでしょう。
相見積もりで費用目安を確認し、安さだけに釣られず、適正な価格設定の業者を選ぶようにしましょう。
まとめ
-
広い庭工事での費用を抑える方法は?
広い庭工事の費用を抑えるポイントは下記の3つです。
・一部DIYでガーデ二ングを行う
・外構商品のグレードを下げる
・徐々に工事をしていく
ただし、安易に行うと後悔するパターンもあります。
具体的な方法についてはこちら -
庭の工事で後悔しないポイントはありますか?
庭工事をする前に抑えておくべきポイントは下記の3つです。
・工事内容が得意な業者に依頼する
・複数社から見積を取って比較検討する
・施工業者に依頼する
>>理想の工事に最適な業者を見つける
広い庭で外構工事を行うと、どうしても価格が高くなってしまうものですが、優先順位をつけて必要な工事のみを依頼する、自分でDIYするなどの工夫を行えば、費用を安く抑えて理想の庭を実現するのも不可能ではありません。
外構工事を安く済ませたいなら専門の施工業者に任せるのが一番ですが、初めてだと自分に合う業者を見つけるのに時間がかかってしまうのが難点です。
相見積もりしてお得に工事をしたい、工事の相談にも乗ってもらいたいという方は、外構・エクステリアパートナーズをご利用ください。
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このような可能性も考え、慎重に選びましょう!