新築のポスト3つの失敗例と対策を解説|おすすめポストはこれ3つ!
新築のポストはどんなタイプがいいでしょうか?
ポストにはさまざまな種類があり、どの種類のポストをどのように設置しようか悩みますよね。
何も知識がないまま決めると、ポストの設置位置を間違えて、不便な思いをしたまま使い続けるハメに…。
さらに新しいポストに買い替えることになり、失敗したと感じて後悔するかもしれません。
この記事では、ポスト選びで悩んでいる方に向けて下記の内容をご紹介します。
- 新築のポストの失敗例と対策方法
- 新築のポスト選びで失敗しないためのポイント
- 用途別のおすすめポストの紹介
新築のポストの失敗例と対策まとめ
新築住宅を建てる際のポストでよくある失敗は、以下の3つです。
- ポストの位置
- 防犯面
- ポストのサイズ
ここでは新築住宅にありがちな失敗例とともに対策を紹介します。
玄関から遠い場所に設置して失敗
配達の方が敷地に入ってくるのが嫌で、玄関から離れた道路側にポストを配置したい方が多くいらっしゃいます。
ただ、実際に暮らしてから玄関から遠いことを失敗だと感じるケースがあります。
なぜなら、玄関から離れた場所には屋根がなく、定期的に掃除をしないと汚れるからです。
ポストの近くに植栽があると、葉っぱや鳥の糞などで汚れることもあるでしょう。
道路に面した位置にポストを設置すると、防犯面で気になってしまうケースもあります。
対策
ポストの設置場所を決める際は、それぞれの設置場所のメリット・デメリットを確認してから選びましょう。
設置場所 | ||
---|---|---|
道路に面した場所 | メリット | 配達員が敷地内に入ってこない |
デメリット | ・郵便物を外に取りに行かなければならない ・郵便物を盗まれる可能性がある |
|
玄関ドアの横 | メリット | 【埋め込み型の場合】 ・外に出ず郵便物を取り出せる 【壁掛けの場合】 ・玄関から近いので、郵便物を取り出し易い ・玄関ポーチの屋根の下なので、雨に濡れない |
デメリット | 玄関先まで配達員が入ってくる | |
玄関ポーチの前 | メリット | 玄関から近いので、郵便物を取り出し易い |
デメリット | ・郵便物を外に取りに行かなければならない ・配達員が敷地内に入ってくる |
たとえば、道路に面した位置にポストを設置すると、見ず知らずの人が敷地内に入ってくる可能性はほとんどありません。
ただし、郵便物を外に取りに行かなければならないため、雨や雪の日は億劫になるといったデメリットがあります。
ポストに鍵をつけ忘れて防犯面で失敗
鍵がついていないタイプのポストを選択したことで、防犯面で失敗したと感じるケースがあります。
ポストが誰でも開けられる状態になっていると、郵便物が盗まれるいたずらもあるようです。
また、鍵をしていないと、強風が吹いてポストが全開になることもあります。
以上から、簡単に開け閉めできるポストはおすすめできません。
鍵付きのポストにすると、郵便物を取るたびに鍵をかけなくてはならないのが大変ですが、防犯面では安心です。
対策
防犯面が心配な場合は、鍵付きのポストを選びましょう。
とくに道路に面した位置にポストを設置する場合は、鍵が必須です。
ポストの鍵の種類と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
鍵の種類 | ||
---|---|---|
ダイヤル式 | メリット | 鍵をなくす心配がない |
デメリット | ・番号を覚えないといけない ・番号がわかると誰でも開けられる |
|
プッシュボタン式 | メリット | ・ダイヤルを回す手間がかからない ・桁数の多いタイプを選ぶと防犯性が高まる |
デメリット | ・暗証番号を覚えないといけない ・手元の動きで番号がバレる可能性がある ・テンキー式のものは電池の交換が必要 |
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可変ダイヤル式 | メリット | 必要に応じて番号を変えられる |
デメリット | 番号を忘れると開けられなくなる | |
ラッチ式 | メリット | 自分好みの鍵を用意できる |
デメリット | 市販の鍵を自分で用意しないといけない | |
シリンダー錠 | メリット | ・鍵の裏表がなくて開けやすい ・リーズナブルな価格のものが多い |
デメリット | ・鍵をなくす危険がある ・ピッキング対策が必要 ・劣化すると開けられなくなる可能性がある |
鍵を持ち歩く必要がなく、防犯性の高いポストにしたい場合は、可変ダイヤル式もしくは可変ボタン式を選ぶと良いでしょう。
サイズが想定できず中身が溢れて失敗
見た目やデザインを重視して小さいサイズのポストを選ぶと、大量に郵便物があった日には中身が溢れて後悔する結果につながります。
郵便物の量は、毎日同じとは限りません。
最近はA4段ボール箱の通販商品や分厚いカタログなど、郵便物の大きさがさまざまです。
仮に帰省や旅行などで留守にした場合、ポストが小さいとすぐに中身がいっぱいになって入りきらないでしょう。
そのため、いっぺんに大量の郵便物が届くことを想定したサイズのポストを選ぶことが大切です。
対策
郵便物が大量に届いた場合、ポストのサイズが小さいとポストとしての役割をきちんと果たせません。
そこで、ポストの種類と大きさの種類を知り、最適なものを選びましょう。
ポストの種類は、主に下記3つです。
- 独立式ポスト
- 埋め込み型ポスト
- 壁掛けポスト
なかでも壁掛けポストが最も定番の型で、多くの家庭で使用されています。
次は、ポストの大きさの種類とそれぞれの用途を見ていきましょう。
ポストの大きさ | 投函口の大きさ | 用途 |
---|---|---|
標準サイズ | 30cm | A4回覧板やA4書類、新聞などが入る |
大型サイズ | 35cm | ゆうメールやレターパック、カタログなどが入る |
コンパクトサイズ | 30cm | A4の書類や新聞などが入る |
郵便物が多い日のことを考えて、標準サイズもしくは大型サイズのポストがあると安心です。
新築のポストで失敗しないためのポイント
新築のポスト選びで失敗して後悔しないために、次の2つのポイントを意識しましょう。
- 何を重視するか決める
- 外構(エクステリア)のプロに相談しよう
何を重視するか決める
新築でポストを選ぶときは、サイズやデザインなど重視するポイントを決めましょう。
考えてほしい項目は、以下の5つです。
- デザイン
- サイズ
- 鍵の種類
- 価格
- 設置する場所
たとえば、防犯面が気になる方には、鍵付きのポストが最適です。
最近は防犯カメラ付きのポストも販売されており、ポストの防犯性能は高まっています。
また、ネット通販をよく利用する方やこまめにポストをチェックする習慣がない方は大きいサイズのポストがおすすめです。
容量の大きいポストにすると、郵便物が入らなくて困るといった状況になりません。
このようにして自分が重視したいポイントを決めると、最適なポストの種類が見えてきます。
このあと、重視する目的に沿ったポストを紹介していきますので、参考にしてくださいね。
外構(エクステリア)のプロに相談しよう
ポストの種類や設置場所などのパターンがたくさんありすぎて決められない場合は、外構(エクステリア)業者に相談するのも方法のひとつです。
外構業者に依頼すると、門柱やアプローチなどの施工と同時に最適なポストのパターンも提案してもらえます。
希望がある場合は伝えると、理想の門まわりやポストを叶えてもらえるでしょう。
とはいえ、ハウスメーカーや工務店の打ち合わせもあるなかで、新たに外構業者を探すのは大変ですよね。
そこで、外構・エクステリアパートナーズなら同時に複数の外構業者に見積もりを依頼できます。
スケジュール調整や価格相談、お断り連絡などすべて無料でお任せください。
ご利用の際は、こちらからお申し込みください。
【用途別】おすすめのポストを紹介
次は、用途別におすすめのポストをご紹介します。
- コスパ重視
- 郵便物の多さが気になる
- 防犯面が心配
上記3つのご要望に応じて最適なポストをご提案しますので、ぜひご覧ください。
コスパ重視ならLIXIL・機能門柱FW(商品名)
機能門柱FWは、シンプルでデザイン性に優れているポストです。
おしゃれな木彫色なのに、圧倒的に低価格が魅力です。
アイテムの組み合わせ方次第では、定価6万円台から購入できます。
木彫色を使っておしゃれにしたいけど、門柱やポストにあまりお金をかけたくない方におすすめです。
セット内容は柱セットとポスト、ネームプレートだけのシンプルな組み合わせ。
シンプルなデザインなので、玄関横や道路に面した位置などのさまざまなシーンにマッチするでしょう。
柱や照明、ポストのカラーの選び方によって、スタイリッシュな印象にもかわいらしい印象にもなります。
鍵付きなので、防犯面でも安心です。
メーカー | LIXIL |
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商品名 | 機能門柱FW |
鍵の種類 | ダイヤル錠 |
セット価格 | 62,400円〜 |
郵便物の多さが気になるならLIXIL・スマート宅配ポスト
スマート宅配ポストは、メール便最大サイズが収納できるほど十分な容量を確保したポストです。
大型郵便物がスムーズに入るように設計されており、取り出し口は広々としています。
付属の宅配ボックスは、2Lのペットボトル6本入りが2ケースも収まる大容量です。
印鑑ホルダーが搭載されているので、宅配物の受け取りもスムーズにできます。
スマート宅配ポストの扉は二重構造で、内扉は常に施錠されています。
ご希望に応じて宅配カメラ付きやスマートフォンとの連携もでき、防犯面でも安心です。
カラーバリエーションは豊富なので、新築する家の外観にぴったりなポストを選択できます。
メーカー | LIXIL |
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商品名 | スマート宅配ポスト |
鍵の種類 | 操作パネル・スマートフォン |
セット価格 | 240,220円~ |
防犯面が心配なら三協アルミ:SWE型
三協アルミのSWE型は、プッシュ錠が設置された防犯性能に優れたポストです。
上蓋を開けると鍵が設置されており、解錠番号は1〜8の番号を組み合わせて設定できます。
投函と取り出しが前面だけで行えるタイプなので、限られた敷地に設置したい場合におすすめです。
ポストは壁付け、もしくはポールで設置できます。
ポストはスリムかつフラットなデザインで、スタイリッシュな印象です。
カラーバリエーションが豊富で、ブラックやグレー、ホワイトの他に、木調色も選択でき、好みや家の外観に合わせられます。
定価は4万円台からとお求めやすい価格です。
メーカー | 三協アルミ |
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商品名 | SWE型 |
鍵の種類 | プッシュ錠 |
セット価格 | 43,900円~ |
新築のポストの失敗を防ぎたい場合は外構屋さんに依頼しよう
この記事では、新築に設置するポストの失敗例と対策、失敗しないポイント、おすすめ商品を紹介してきました。
内容まとめ
ポストは重視したいポイントを決めてから商品を選ぼう
▼新築に設置するポストでよくある失敗
・玄関から遠い場所に設置して失敗
・ポストに鍵をつけ忘れて防犯面で失敗
・サイズが想定できず中身が溢れて失敗
知識がないままポストを選ぶと、住み始めてから後悔する可能性があります。
失敗したと感じて買い換える事態は避けたいですよね。
もし自分たちで最適なポストを選ぶのが難しい場合は、外構業者に依頼して提案してもらいましょう。
外構・エクステリアパートナーズは、地域で評判のいい外構工事専門業者を無料でご紹介しています。
ポストや門まわり、玄関ポーチなど外構に関する専門知識が豊富な方ばかりなので、新築外構についても相談したい方は、お気軽にお問合せください。
最適なポスト選びのポイントは理解出来ましたでしょうか。
要点を抑えたら、あとはデザインです。
ポストは玄関ドアなど他のエクステリアと材質、色味を合わせていただくと統一感のある素敵な外構になりますので、楽しみながら選んでみてください。
現在ですと、ネット通販の利用者増加に伴い、「ポスト+宅配ボックス付きの機能門柱にしたい」というご希望が増えて来ていますね。