カーポート2台分の費用・相場を工事費込みで安い順に解説【価格表つき】
車を2台が入れられるカーポートの工事費込みの相場は約50-90万円ほどです。
ただし、商品や業者による仕入れ力によって施工費用は変わります。同じ商品でも施工業者が違うと価格も変わることは珍しくありません。
そのため、コスパよくカーポートをつけたい方は見積比較することは必須です。
この記事では、具体的なカーポートの商品と価格や安くする方法をこの記事では紹介します。
この記事でわかること
今すぐ「新築外構やカーポート設置が得意な業者で見積比較してみたい!」という方は下記のボタンを押して見積比較してみて下さい。
\理想の工事に最適な優良業者で見積比較できる/
※無料で何度でも見積が可能です
2台用カーポートの工事費込みの相場|4つのグレード別に解説
カーポート2台分の工事費込みの相場は40-80万ほどで、うち施工費用が10-20万円含まれています。
施工費用はカーポート本体の1-2割の範囲で設定されるケースが多めです。(ただし、商品やグレードによって異なります)
グレード別の2台用カーポートの工事費込みの相場の目安は以下の通りです。
コスパ重視のカーポート | 20~35万円 |
---|---|
ノーマルモデルのカーポート | 40~50万円 |
台風耐雪重視のカーポート | 80~110万円 |
デザイン重視のカーポート | 90~120万円 |
カーポートの価格はメーカー定時の価格より1-4割ほどで設定されるケースがほとんどです。
ただし、業者によってどれくらいの割引されるかは違うので価格を安く抑えたいという方は2-3社で同じ工事で相見積もりをとって見ることをおすすめします。
下記では2台用のワイドカーポートの費用と特徴をまとめてみました。
定価の安い順に並べてましたのでぜひ価格とデザインでピッタリなかーポートを見つけてみて下さい。
【安い順】2台用カーポート12選 | 費用・性能を解説
2台用のカーポートを価格帯別にまとめてみました。
それぞれの性能や特徴に関しては下記にて解説していきます。
コメリ:オリジナルカーポートV
耐雪機能 | 20cm |
---|---|
耐風機能 | 34m/秒 |
定価 | 17.7万円~(外構業者によっては1-4割の値引きアリ) |
ホームセンターのコメリから出ている「オリジナルカーポートV」は値ごろな費用のカーポートです。
大手メーカーが販売しているカーポートの定価と比べると半分以下の価格帯になっています。
ただし、本体価格とは別に設置費用8万円~が必要なので25万円は用意しておいた方が良いでしょう。
積雪対応は20cmなので定期的に雪が降る地域は控えた方が無難です。
カインズ:VICワイドポートαⅡ
耐雪機能 | 20cm |
---|---|
耐風機能 | 34m/秒 |
定価 | 26.8万円~(外構業者によっては1-4割の値引きアリ) |
ホームセンターのカインズが販売している「VICワイドポートαⅡ」は屋根材にポリカーボネートを使用しており、紫外線もカットしてくれます。
値段も値ごろで設置しやすい価格帯になっています。
ただし、カインズ店舗のある地域限定で店舗から遠く離れている場合、対応できない場合があります。
カインズ:ミンティアポートciel
耐雪機能 | 20cm |
---|---|
耐風機能 | 42m/秒 |
定価 | 32.8万円~(外構業者によっては1-4割の値引きアリ) |
ホームセンターのカインズが販売している「VICワイドポートαⅡ」は上のカーポートよりは費用が上がりますが耐風性が34→42m/秒に増し、強い風でも破損しにくくなっています。
また、前下がりの屋根勾配になっていることで正面からの雨の吹き込みを抑え、後ろ側は高くなっているので家側の解放感を確保することも可能です。
こちらも、カインズ店舗のある地域限定で店舗から遠く離れている場合、対応できない場合があります。
LIXIL:ネスカR
耐雪機能 | 20cm |
---|---|
耐風機能 | 38m/秒 |
定価 | 55.2万円~(外構業者によっては1-4割の値引きアリ) |
ネスカRは、シンプルな見た目でどのようなお家にも汎用的に使える見た目が特徴です。
また、屋根材や柱の高さ、色など豊富なバリエーションがあり、用途に合わせてカスタマイズすることができます。
雨樋は柱と一体になっているので、柱周りをすっきりと見せることが可能です。
YKKAP:アリュースツイン
耐雪機能 | 20cm |
---|---|
耐風機能 | 38m/秒 |
定価 | 45.9万円~(外構業者によっては1-4割の値引きアリ) |
アリュースツインは、見た目は無難な感じがしますが対応力の高いカーポートです。
Y合掌やM合掌、土地に合わせた屋根のカットにも対応しており、特殊な土地でも対応できます。
ただし、積雪は20cmまでの対応になっているので雪が降る地帯では控えておいた方が良いでしょう。
関東圏でも年に20cm以上の積雪がある場合があるので注意が必要です。
YKKAP:ジーポートPro(積雪対応)
耐雪機能 | 50(300)cm |
---|---|
耐風機能 | 46(62)m/秒 |
定価 | 51.4万円~(外構業者によっては1-4割の値引きアリ) |
ジーポートはシンプルでおしゃれな見た目でも、積雪や耐風トップクラスの性能を備えるカーポートです。
耐雪性能版では、耐雪最大300cmと他の一般のカーポートにはない耐雪性能です。
木目調のラインナップもあり、様々なお家にフィットするデザイン性があります。
台数も1-4台用までのラインナップがあり、車を多く保有する地域やお家にとっては大いに選択肢になり得ます。
また、連結ユニットもありさらに台数を増やすことも可能です。
LIXIL:フーゴF
耐雪機能 | 20cm |
---|---|
耐風機能 | 42m/秒 |
定価 |
フーゴFは、シンプルな見た目で様々なお家でもマッチするデザインのカーポートです。
屋根もア―チ状か平らなものにするか選択できるのもこのフーゴFのメリットです。
また、屋根の奥行きや柱の移動も可能で、様々な土地やお持ちの車の大きさに合わせ柔軟に変えることができます。
耐雪性能は低いので冬に毎年雪が降る地域には向いていないので注意しましょう。
三協アルミ:ビームス
耐雪機能 | 30(100)cm |
---|---|
耐風機能 | 50m/秒 |
定価 | 76万円~(外構業者によっては1-4割の値引きアリ) |
シンプルでかつ細部にこだわりフルフラットを意識したデザインが特徴です。
天井の梁が見えず、フルフラットになっていることでシンプルで、どのようなお家にも合わせやすいデザインになっています。
また、オプションで4種類のサイドスクリーンを設置することができます。
奥行き連結や間口違い連結おさまりに対応していて、旗竿地や縦に2台駐車したい場合にも柔軟に対応できます。
LIXIL:ソルディーポート1500(積雪対応)
耐雪機能 | 50(150)cm |
---|---|
耐風機能 | 46m/秒 |
定価 | 87万円~(外構業者によっては1-4割の値引きアリ) |
ソルディポートは、見た目と機能性を兼ね備えたカーポートです。
ポリカーボネートの透明性のある屋根は、家の前にカーポートを配置しても光を透過してくれるので部屋の中が薄暗くなるのを抑えることができます。
また、ポリカーボネートにしては高耐久の最大耐雪150cmの機能があります。
カラーバリュエーションは本体4色・枠のアクセントカラー3色があります。
ただし、耐雪仕様にすると212万~(定価)となり費用が上がるので値段は少々高めです。
LIXIL ソルディーポート1500の見積もりを取ってみる >>
LIXIL :アーキフラン
耐雪機能 | 20cm |
---|---|
耐風機能 | 38m/秒 |
定価 | 100万円~(外構業者によっては1-4割の値引きアリ) |
柱にある後方支持型のカーポートです。
柱が後ろにあることによって車の出入りがスムーズに行えます。
また柱の側面のパネルカラーは木目調も選ぶことができ、落ち着いた風合いにすることができます。
四国化成:マイポートNextシリーズ(積雪対応)
耐雪機能 | 20(50)cm |
---|---|
耐風機能 | 41m/秒 |
定価 | 104万円~(外構業者によっては1-4割の値引きアリ) |
後方支持型のカーポート特有の解放感があります。
また、カラーバリュエーションでは木目調も選択することができ、ナチュラルな印象にすることもできます。
3台用はありませんが、連結ユニットを横に増設することで3台分のスペースを作ることが可能です。
後方支持型カーポートは積雪耐性が30cmほどのものが多いですが、耐雪仕様にすることで最大50cmまで耐雪機能を拡張することができます。
四国化成 マイポートNextシリーズの見積もりを取ってみる >>
LIXIL :カーポートSC
耐雪機能 | 20cm |
---|---|
耐風機能 | 42m/秒 |
定価 | 105万円~(外構業者によっては1-4割の値引きアリ) |
屋根が40mmと薄くスタイリッシュなのが特徴です。
屋根そのものを構造材としているため、中骨がなく薄さを実現しています。
また、雨樋も屋根と柱に内蔵しているのでデザインが洗練されています。
ドイツデザイン賞やグッドデザイン賞などのデザイン賞を受賞しており、おしゃれに駐車場を見せたい方にとってうってつけです。
2台用のカーポートの費用が変わる条件
■柱の長さ
■耐雪・耐風性能
■屋根材
■カーポートの形状
柱の長さ
柱の高さを高くするほど、費用が上がっていきます。
柱を高くすることで車高の高い車を入れても余裕が生まれます。
また、カーポート設置による閉塞感をを緩和することが可能です。
下記では、「レイナポート」のカタログからの情報になりますが、標準→ハイロング→ハイルーフの順に費用が高くなっています。
※表は左右にスクロールできます
レイナツインポートグラン50 | 屋根葺き材:ポリカーポネート板 | 屋根葺き材:熱線遮断ポリカートネート板 | 寸法(長さ×幅) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
標準(H20) | ハイルーフ(H24) | ハイロング(H28) | 標準(H20) | ハイルーフ(H24) | ハイロング(H28) | |||
基本セット | 51-51 | ¥968,400 | ¥988,300 | ¥1,499,100 | ¥985,200 | ¥1,005,100 | ¥1,515,900 | 5052× 5097 |
51-54 | ¥991,000 | ¥1,010,900 | ¥1,521,700 | ¥1,007,800 | ¥1,027,700 | ¥1,538,500 | 5052× 5392 |
|
51-60 | ¥1,058,300 | ¥1,078,200 | ¥1,589,000 | ¥1,079,500 | ¥1,099,400 | ¥1,610,200 | 5052× 5983 |
|
57-51 | ¥1,017,700 | ¥1,037,600 | ¥1,548,400 | ¥1,039,300 | ¥1,059,200 | ¥1,570,000 | 5768× 5097 |
|
57-54 | ¥1,039,100 | ¥1,059,000 | ¥1,569,800 | ¥1,060,700 | ¥1,080,600 | ¥1,591,400 | 5768× 5392 |
|
57-60 | ¥1,108,300 | ¥1,128,200 | ¥1,639,000 | ¥1,134,300 | ¥1,154,200 | ¥1,665,000 | 5768× 5983 |
|
たて(2)連棟セット | J51・51-51 | ¥1,913,300 | ¥1,953,100 | ¥2,974,700 | ¥1,946,900 | ¥1,986,700 | ¥3,008,300 | 10064×5097 |
【レイナポートの柱の高さの例】
標準 | 2000mm(約2m) |
---|---|
ハイルーフ | 2348mm(約2.3m) |
ハイロング | 2800mm(約2.8m) |
標準でも2mの高さはあるので、車が大きかったり、屋根の上に何かを載せるのでなければ標準でも特段問題ありません。
標準からハイルーフにするには、金額差はそこまで変わりませんが、ハイロングにすると数十万円の差になるので金額は確認しましょう。
耐雪・耐風性能
耐雪・耐風性能が上がるとカーポート本体の費用もあがります。
例えば、耐雪性能ごとに商品がいくつか分かれているジーポートProの例をすると下記のような価格になります。
商品名 | 耐雪性能(cm) | 定価(購入可能最低額) |
---|---|---|
ジーポートpro1500 | 50 | 49.7万円~ |
ジーポートpro3000 | 100 | 56万円~ |
ジーポートpro4500 | 150 | 63.7万円~ |
ただし、費用を安くしたいからといって、必要以上に耐雪性能をおろそかにすると「ドカ雪」がもし降った際にカーポートが崩れ車も破損してしまうので注意しましょう。
※筆者の地元では2014年の大雪で近所のカーポートがいくつも崩れている事態を目の当たりにしました。
屋根材
カーポートの屋根の材質によっても費用は変わります。屋根材は大きく分けて下記の3種類です。
■ ポリカーボネート
■ 熱遮断ポリカーボネート
■ アルミ板
基本的には、商品によってポリカーボネート系の屋根かアルミの屋根か分かれています。
アルミ屋根は丈夫なことからポリカーボネートに比べて、耐雪機能が優れていますが費用が高くなる傾向にあります。
カーポートの形状
カーポートの形状によっても費用は変わります。
1. ワイド型
2. Y合掌
3. M合掌
4. 縦連棟
5. 後方支持型
ワイド型が一番スタンダードなもので、ワイド型・Y合掌型・M合掌型はそこまで費用は変わりませんが、縦連棟や後方支持型は費用が高くなる傾向にあります。
カーポートの用途・見た目・土地の形・費用を相談しながら外構業者さんと決めていくのが良いでしょう。
2台用のカーポートを工事費込みで安くする方法
相見積もりする
同じ商品でも最終金額が5万円前後違くなってしまう場合があります。
それは、業者によって工事費が変わるためです。
相見積もりをしていないと割高なのか割安なのか気づきにくく、そのまま業者の言い値で契約をしてしまいます。
また、相見積もりをしておくことで対応が良いが値段的に割高な業者に、価格交渉をする材料になりスムーズに交渉を行うことができます。
カーポートの商品自体を安いものに選ぼうとしているのなら、注意点がありますので詳しくは「カーポートを安くあげるには?6つの方法をご紹介」もチェックしてみて下さい。
性能をケチらない
耐雪や耐風性能を考慮して十分な性能のカーポートにしましょう。
近年では数年に一度の「ドカ雪」でカーポートがつぶれてしまうケースがあります。
火災保険でカーポート・車は車両保険が適用される(※状況・保険の内容にもよります)ものの手続きや大事な車が傷ついてしまうのは嫌ですよね。
そのため、1年に数回ほど雪が降る地域では40cm以上の耐雪性能を持ったカーポートを持っておくと安心です。
また、雪が降る地域でも想定するギリギリの性能にしてしまうと少し多く降った年にはカーポートがつぶれてしまう恐れがあるので、性能面でのコストカットはおススメしません。
屋根自体の損害については、お客さまの火災保険で補償されます。(建物に火災保険を契約している場合に限ります)お客さまの自動車への損害については、自動車保険の中の車両保険で補償されます。
【2台用】カーポートの工事費用込み相場まとめ
カーポート2台分の工事費込みの相場は40-80万ほどです。
ここには、施工費用が10-20万円含まれています。
施工費用はカーポート本体の1-2割の範囲で設定されることが多いです。
また、カーポートは外構工事の中でも高額商材になるので、1割でも値引きできると大きな節約になることも覚えておきましょう。
そのためには、カーポートの仕入れに強い外構業者に出会うために、相見積もりで比較することが大事です。外構・エクステリアパートナーズは地域の外構業者さんと最大3社で比較できます。
2台の用のカーポートを考えている方なら費用が大きく浮く可能性があります。
無料で相見積もりできるのでまずはお気軽にお問い合わせ下さい。