外構の照明をつける費用はいくら?後付けのおすすめから具体的な手法を解説
外構の照明は、防犯対策やデザイン性の向上、利便性のアップなど、住宅の価値を高めるために欠かせない要素です。
照明いっても照らし方は何種類もあり手法が違うだけでお庭の雰囲気が変わります。
外構に照明をつける際の費用は、使用する照明の種類や設置場所、さらにプランニングや工事費用によって異なります。
一般的には、基本的な照明を数カ所設置する場合であれば10万円から30万円程度が相場です。
本記事では、外構照明に関する費用やメリット、設置方法について詳しく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
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外構の照明をつける費用
外構に照明をつける際の費用は、使用する照明の種類や設置場所、さらにプランニングや工事費用によって異なります。
一般的には、基本的な照明を数カ所設置する場合であれば10万円から30万円程度が相場です。
ただし、デザイン性の高い照明や特殊な機能を持つ製品を選ぶ場合、費用がさらに増える可能性があります。
施工業者と事前に打ち合わせ・見積もりを確認し、適切なプランニングを進めていくことをおすすめします。
照明本体の費用
外構照明の本体費用は、安価なものでは1000円台のものから、デザイン性や耐久性に優れた2万円以上するものもあります。
よく使われるライトの相場は下記の通りです。
出典:ポールライト | タカショー
出典:スポットライト | タカショー
出典:地中埋め込み型ライト | タカショー
どの程度のデザイン性を求めるかや耐久性のニーズに応じて選ぶことが大切です。
それぞれの3つの照明に関して解説していきます。
ポールライト
相場 | 15,000~20,000円/本 |
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ポールライトは文字のとおり棒状の形になっているライトで棒の上部にライトがついています。
全方位に光を照らすことができるため周囲を明るくするのに適しています。
スポットライト
相場 | 17,000~23,000円 |
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スポットライトは特定の箇所に対して強い光を照らす証明です。
シンボルツリーや壁に向けて照らすことで明るさだけでなく庭の雰囲気を高めることができます。
地中埋め込み型ライト
出典:グランドライト オルテック S | タカショー
相場 | 2,000~7,000円 |
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地中に埋め込む照明です。
地中から真上に向けて照らすため、壁の下やアプローチ周り、ウッドデッキに設置し周りを照らすことが多いです。
プランニング・設置費用
プランニングや設置費用は、照明の数や規模に応じて変動します。
施工会社に依頼する場合、設置費用として1カ所あたり1万円から3万円程度かかることが一般的です。
また、プランニングには専門知識が必要なため、デザイン料として数万円が追加される場合もあります。
施工前に見積もりを依頼し、明確な費用を確認することが大切です。
特に配線や設置位置について、専門業者と綿密に打ち合わせを行いましょう。
外構の照明をつけるメリット
外構照明を設置することで、住宅の機能性やデザイン性が大幅に向上します。
夜間の安全性や視認性を高めるだけでなく、防犯効果や美しい景観の演出など、多くのメリットがあります。
それぞれの利点を具体的に見ていきましょう。
防犯対策
外構照明は防犯対策として非常に効果的です。
夜間でも庭やエントランスが明るく照らされることで、不審者が近づきにくくなります。
また、モーションセンサー付きの照明を設置することで、動きを感知した際に点灯し、さらに防犯効果を高めることが可能です。
防犯カメラとの併用も検討するとより安心です。
おしゃれさを演出
外構照明は、建物全体のデザインを引き立てる役割も果たします。
例えば、シンボルツリーをライトアップしたり、壁面を照らしたりすることで、夜間の庭が特別な空間に変わります。
適切なライトアップ手法を選ぶことで、より洗練された外観を実現できます。
利便性の向上
外構照明は、夜間の視認性を向上させ、日常生活の利便性を高めます。
暗い中での鍵の開け閉めや、帰宅時の足元の安全確保など、実用的なメリットがあります。
特に階段やアプローチ周りに設置することで、より安全にあるくことができます。
天候などに左右されない安定した照明
外構照明は天候に左右されず、安定した明るさを提供します。
ソーラー式と違い電源から電力を供給しているため曇りが続いた日でも安定した明るさを出すことができます。
もちろん、日没後でも一定の明るさを確保できます。
照明は後付けでもできる
外構照明は、新築時に設置するだけでなく、後付けで追加することも可能です。
後付けの場合、既存の外構デザインに合わせて柔軟にプランニングできるため、費用対効果の高い方法と言えます。
工事の際には、配線の位置や電源確保の方法に注意が必要ですが、専門業者に依頼すれば問題なく対応可能です。
後付けのメリットとして、設置場所を自由に選べる点や、必要に応じてデザインを変更できる点が挙げられます。
後付けならローボルトライトがおすすめな理由
後付けの外構照明として、ローボルトライトが注目されています。
このタイプのライトは設置が簡単で、安全性が高いことが特徴です。
それぞれの違いは下記の通りです。
ライトの電圧 | 電気代 | 明るさ | 防犯性 | 工事費用 | 安全性 |
---|---|---|---|---|---|
100V | 高い | ◎ | 〇 | 高い | △ |
12V(ローボルト) | 安い | 〇 | 〇 | 安い | ◎ |
家電と同じ感覚で設置できる
ローボルトライトは家庭用電源(100V)を使用しているため100Vは電気工事士の資格が必要で専門業者に設置を依頼するのが必須になります。
ただし、ローボルトライトは低電圧で動作するため、一般の家電と同じ感覚で設置が可能です。
特別な配線工事を必要とせず、簡単に設置できる点が魅力です。
また、初心者でも比較的簡単に取り付けができるのも特徴の一つです。
感電のリスクが低い
低電圧で動作するため、感電のリスクが非常に低いのがローボルトライトの特徴です。
特に子どもやペットがいる家庭でも安心して使用できます。
安全性を重視する方に最適な選択肢です。
また、配線に触れてしまうことがあっても大きな事故になりにくい点も安心材料です。
LEDのため電気代が安い
ローボルトライトはLEDを採用している製品が多く、消費電力が少ないため電気代が安く済みます。
ランニングコストを抑えたい方にとって、経済的な選択肢です。
初期費用はやや高めですが、長期的にはお得です。
また、LEDは耐久性も高いため、交換頻度が少なく済む点もメリットです。
ローボルトライトならタカショーの商品
ローボルトライトを選ぶなら、タカショーの商品が人気です。
デザイン性に優れた製品が多く、住宅の雰囲気に合わせたラインナップが充実しています。
また、耐久性や省エネ性能にも優れているため、初めて外構照明を導入する方にもおすすめです。
さらに、タカショーの製品は取り扱いが簡単で、設置後のメンテナンスも容易です。
住宅のスタイルに合わせて選べる豊富なバリエーションが魅力です。
夜間の庭を彩るライトアップ6選
シンボルツリーのライトアップにはさまざまな手法があります。
木々の魅力を最大限に引き出し、夜間の庭を彩る効果的な方法を6つ紹介します。
- シャドーライティング
- ステップライティング
- アップライティング
- シルエットライティング
- ウォールライティング
- クロスライティング
シャドーライティング
出典:シャドーライティング | タカショー
シンボルツリーの影を壁面に映し出すライティング手法です。
木の影が際立ち、幻想的な雰囲気を演出します。
アートのような仕上がりで、夜間の庭が特別な空間に変わります。
ライトの位置や強さを調整することで、多様な演出が可能です。
ステップライティング
出典:間のひかり | タカショー
階段や足元を照らすライティング手法で、安全性を確保します。
柔らかな光で階段を美しく照らし、夜間の移動が安心です。
実用性とデザイン性を兼ね備えた方法です。
足元を明るくすることで、安全で快適な空間を作り出します。
アップライティング
出典:アップライティング | タカショー
下からシンボルツリーを照らす手法で、樹木の形状や葉の美しさを強調します。
特に高さのある樹木に適しており、庭全体をダイナミックに演出します。
樹木の種類や高さに応じて光を調整することで、理想的な雰囲気を実現できます。
シルエットライティング
出典:シルエットライティング | タカショー
樹木の背後から光を当て、シルエットを浮かび上がらせる方法です。
控えめながらも印象的な演出が可能で、ナチュラルな雰囲気を楽しむことができます。
背景とのコントラストを活かすことで、木々の特徴をより引き立てることができます。
ウォールライティング
出典:ウォールライティング | タカショー
壁面を照らすことで庭全体に奥行きを与えるライティング手法です。
光の方向や強弱を調整することで、シンプルながらも洗練された外構デザインを実現できます。
壁面のテクスチャやデザインに合わせた光の使い方がポイントです。
クロスライティング
1つの植栽・シンボルツリーを複数の方向から照明を当てる手法です。
多方面から照明をあてているため、見る角度に対してどの方面からも明るく彩ることができます。
存在感が一層高まるためお気に入りのシンボルツリーがあればおすすめの手法です。
新築外構の照明ならプロに総合的な提案をしてもらおう
新築時に外構照明を設置する場合、プロの業者に相談するのがおすすめです。
全体のデザインと機能性を考慮した提案を受けることが外構業者にお願いする強みといえるでしょう。
特に配線や電源位置など、専門知識が必要な部分はプロに任せることで、トラブルを防ぐことができます。
外構の照明に関してよくある質問
1カ月の電気代はどのくらい?
外構照明の電気代は、LEDを使用している場合、1カ月あたり数百円程度が目安です。
消費電力が少ないため、ランニングコストを抑えることができます。
使用時間や設置する照明の数によって異なるため、計画時に確認しておきましょう。
また、エコモデルを採用することで、さらに費用を抑えることが可能です。
照明器具のワット数(消費電力)/1000×点灯時間×日数×22円
外構照明とは何ですか?
外構照明とは、庭やアプローチ、駐車場などの外構部分を照らすための照明を指します。
防犯性や利便性を高めるだけでなく、夜間の建物全体の雰囲気を演出する役割も果たします。
さまざまな種類があり、目的やデザインに応じて選ぶことができます。
設置することで、住宅の魅力を大幅に向上させることが可能です。
外構を照明でワンランクアップさせよう
外構に照明を取り入れることで、住宅の印象を大きく向上させることができます。
安全性や利便性はもちろん、デザイン性を高めることで、夜間の外構がより魅力的な空間に変わります。
目的や予算に合わせて最適なプランを選び、理想の外構を実現しましょう。
外構・エクステリアパートナーズはライティングマイスター認定店ですので照明に関してご相談もお気軽にお問い合わせください。