木目調の外構フェンスを選ぶ際に知って置くべきポイントを解説!【おすすめの木目調フェンスも紹介】
同じ木目調フェンスだけど沢山種類があってよくわからない!とお悩みでありませんか。
メーカーのカタログは分厚く、比較をするだけでも一苦労です。
エクステリアの相談を1200件以上受けてきましたが、フェンスに関するは質問は非常に多いです。
この記事では値段の違いによる木目調フェンスの性能やデザインの差について解説いたします。
値段差による違いを整理しておくと、無駄な出費を抑えられ設置後の後悔がなくなります。
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木目調のフェンスの値段は何で差が出るの?
違いはデザイン
結論から申しますと違いはデザインです。
具体的な差は以下3点です。
①フレーム
安いフェンスにはフレームがあるが、高いフェンスはフレームレス
②木目調の範囲
安いフェンスは木目調加工が表だけだが、高いフェンスは裏面や細部まで施されている
③柱の色
安いフェンスは柱が金属色だが、高いフェンスは柱まで木目調
これらの違いを全体で捉えると高いフェンスは「本当の木に見える」が、安いフェンスはあくまで木目調に見えるということです。
安いフェンスが悪く捉えられるような表現かもしれません。
しかし安いフェンスには「低価格」というデザイン以上ともいえる価値があります。
そのため場所や目的によって使い分けることを推奨しています。
性能は同じ
意外と思われるかもしれませんが、性能は同じです。
フェンスの性能としては主に以下のものがあります。
・ 耐風圧性能
・ 目隠し性能
・ 防犯性能
これらの性能は主にフェンスの隙間によって左右されます。
そのため高いものでも安いものでも同型のタイプを選べば性能は変わりません。
おすすめの木目調フェンス
おすすめするフェンスは、
①使用用途
②施主様の好み
によって変わります。
好みに関しては最終的にご自身で選んでいただくことですので、
プロの視点として使用用途別におすすめをご紹介します。
フェンスの使用用途は以下2つのいずれかです。
・敷地境界の表示
・目隠し
前半部分では「敷地境界の表示」としてのフェンスのおすすめをご紹介します。
そして敷地境界は更に以下2つに分けられます。
・道路境界
・隣地境界
道路境界は道行く人からの目線と自宅からの目線との双方を考慮に入れる必要があり、
隣地境界はお隣さんよりご自宅からの景観に繋げることを意識します。
それぞれ役割が異なるため、分けておすすめをご紹介します。
LIXIL
道路境界
道路側、自宅側どちらからの目線も考慮して、裏側の柱部分まで木目調が施されている「フェンスAA」シリーズがおすすめです。
道路側ということで防犯性能も考慮するならば、足がけがしづらいYL1型、YL2型、TS1型がおすすめです。
隣地境界
自宅側からの目線のみを考慮すると、価格を安く抑えられる「フェンスAB」シリーズがおすすめです。
タイプ(ルーバー、スリットなど)が沢山用意されているので、設置場所の環境(通風や採光への考慮)によって最適なものを選ぶことをおすすめします。
三協アルミ
道路境界
道路側、自宅側どちらからの目線も考慮して、裏側の柱部分まで木目調が施されている「フレイナ」シリーズがおすすめです。
防犯性能も考慮するならば、足がけがしづらいY5型、T1型、YM型がおすすめです。
隣地境界
自宅側からの目線のみを考慮すると、価格を安く抑えられる「シャトレナⅡ」シリーズがおすすめです。
タイプ(ルーバー、スリットなど)が沢山用意されているので、設置場所の環境(通風や採光への考慮)によって最適なものを選ぶことをおすすめします。
YKK AP
道路境界
道路側、自宅側どちらからの目線も考慮して、裏側の柱部分まで木目調が施されている「ルシアスH」シリーズがおすすめです。
防犯性能も考慮するならば、足がけがしづらいH01型、H08型、H10型、H13型などがおすすめです。
隣地境界
自宅側からの目線のみを考慮すると、価格を安く抑えられる「ルシアスF」シリーズがおすすめです。
タイプ(ルーバー、スリットなど)が沢山用意されているので、設置場所の環境(通風や採光への考慮)によって最適なものを選ぶことをおすすめします。
おすすめの木目調目隠しフェンス
目隠しフェンスは目線を遮るために一定程度の高さが必要です。
具体的には160~200㎝が一般的です。
そこで高さを出せるタイプのおすすめをご紹介します。
LIXIL
表裏どちらからの目線にも配慮したいなら「フェンスAA 多段柱」シリーズがおすすめです。
片側だけの目線で良いならば安く抑えられる「フェンスAB 多段柱」が良いでしょう。
玄関周りなど特に景観に繋げたい箇所はスクリーンタイプだと値段は多少張りますが、とてもおしゃれなものが多数展開されています。
「プログコートフェンスシリーズ」は木目調もあり、おすすめです。
三協アルミ
表裏どちらからの目線にも配慮したいなら「フレイナ 多段柱」シリーズがおすすめです。
片側だけの目線で良いならば安く抑えられる「シャトレナⅡ ハイタイプ」が良いでしょう。
また三協アルミにももちろんおしゃれなスクリーンタイプがあり、「エルファード」「J.モダン」がおしゃれでおすすめです。
YKK AP
表裏どちらからの目線にも配慮したいなら「ルシアスH 多段」シリーズがおすすめです。
片側だけの目線で良いならば安く抑えられる「ルシアスF 多段」が良いでしょう。
YKK APにもおしゃれなスクリーンタイプがあります。
その名も「ルシアス スクリーンフェンスシリーズ」です。
他のメーカーでは見ないバニラウォールナットなど色調も豊かに展開していて、おしゃれです。
外構業者選びの注意点
外構工事はデザインや価格など、提案する業者によって差が生じるものです。
また、価格だけではなく、安心して工事を任せることができるかという点も重要になります。
住宅の顔にもなる外構工事です。それぞれ提案の違いを見比べることで、より納得できる業者に依頼しましょう。
弊社では、同時に複数社へ見積もり依頼ができます。
お住まいの近くの優良業者をお探しの方は是非お気軽にご相談ください。
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