【初心者向け】外構工事に使えるローンを分かりやすく解説
「外構工事を専門業者に依頼したいんだけど、住宅ローンに組み込めるのかな」
「住宅ローンの他に使えるローンを知りたい」
こんなお悩みをお持ちではないでしょうか?
この記事では、
・外構・エクステリア工事の費用に使えるローン4種
・ややこしい住宅ローンのあれこれ
・おすすめのローン
などについて徹底解説しています。
この記事を読むと、ややこしい外構・エクステリア工事のローン事情を理解でき、
自分の場合はどのローンが適しているかが分かりますよ。
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外構・エクステリア工事にローンは使える?
新築、リフォームどちらの場合でも外構・エクステリア工事にローンを使うことができますが、
状況によって使えるローンが変わってきます。
ちなみに、新築外構でハウスメーカーや工務店ではなく専門業者に依頼する場合でもローンは使えます。
外構・エクステリア工事は何かと後回しにされがちですが、案外まとまった額が必要な部分なので、計画的に費用を準備する必要があります。
後から「予算が足りない」「使えると思っていたローンが使えない」なんてことにならないように、
「外構工事で使えるローン」についてしっかり確認しておきましょう。
ローンの話に入る前に、本章では前情報として
・外構・エクステリア工事の費用には何が含まれるの?
・費用はどのくらいかかるの?
について簡単にお伝えします。
すでにここら辺は確認済みだという方は、飛ばして次の章に進んでもOKです。
外構・エクステリア工事の費用には何が含まれる?
外構工事とは「門扉・門柱」「フェンス」「カーポート」など、家の外側(敷地内)を構成する構造物の工事を指します。
「エクステリア」と混同しがちですが、エクステリアは家の外(敷地内)の空間全体のことを指します。
「複数の外構によってエクステリアが構成されている」というイメージで、外構+庭=エクステリアと説明されることもあります。
一般的に「外構・エクステリア工事費用」というと
・ガレージ・カーポート
・庭・ガーデン
・玄関アプローチ
・テラス・ウッドデッキ
・フェンス
・門まわり
などの工事にかかる費用を指します。
家の外(敷地内)のエリアで発生するほぼ全ての工事が、「外構・エクステリア工事費用」だと思っていてよいでしょう。
外構・エクステリア工事の費用ってどのくらいかかる?
最も多い費用帯はだいたい150万~200万円程度です。
ちなみに、外構・エクステリア工事の費用相場は「建築工事費用の10%程度」と説明されているのを度々見かけますが、それは間違いです。
建築工事費と外構・エクステリア工事費に相関関係はありません。
なぜなら、外構・エクステリア工事は
・エクステリア商品のグレード
・選ぶ素材や材質
などの細かい部分で大きく費用が変動するものだからです。
外構・エクステリアは、それぞれの家によって異なる条件に対してフルオーダーメイドで作られるものなので、明確な相場というものは存在しません。
実際の費用はしっかり外構業者に見積もってもらうようにしましょう。
間違った相場感で予算を組んでいると後々大変なので、「外構・エクステリア工事にかかる費用」の基本的な知識くらいは事前に付けておくことをおすすめします!
こちらの記事では、外構・エクステリア工事の費用について丸っと解説していますのでぜひチェックしてみて下さい。
>>外構エクステリア工事の費用を徹底解説【「家の1割が相場」はウソ!?】
外構・エクステリア工事で使えるローンの種類
冒頭で、外構・エクステリア工事にはローンが使えるとお伝えしましたが、ローンにもいくつか種類があります。
外構・エクステリア工事で使えるローンは次の通りです。
・リフォームローン
・カードローン
・フリーローン
本章では、それぞれのローンの特徴について、注意点を踏まえつつ具体的にお伝えしていきます。
外構・エクステリア工事で使えるローンの種類
住宅ローン
住宅ローンは多くの人が利用を検討している部分だと思うので、ボリューム多めに解説しますm(__)m
先に住宅ローンの特徴をお伝えすると次の通りです。
・外構の専門業者に依頼する時はタイミングに注意が必要
・審査が厳しめ
住宅ローンは「住宅の建築費用に限る」されているので原則的には利用できません。
特に外構・エクステリアのリフォーム工事など、「外構・エクステリア工事だけ」の場合は住宅ローンは利用できません。
ですが、新築の場合、住宅施工を依頼したハウスメーカーや工務店に外構工事もまとめてお願いすれば、
(ほとんどの場合)住宅ローンに外構・エクステリア工事の費用を含めてもらうことができます。
一方で、自分で外構業者に工事依頼をする際は注意が必要です。
住宅ローンの申し込みをする際に外構・エクステリア工事費用に関する確認資料がそろっている必要があるので、
見積もりや契約手続きが遅れると住宅ローンに組み込むことができなくなります。
金融機関によっては審査後も内容変更で可能となる場合もありますが、
自分で業者を探して工事を依頼する場合には、住宅ローンの申込までに諸々の書類を準備しておく必要があることを認識しておきましょう。
※そもそも、融機関によっては外構工事費用を住宅ローンの融資対象としない、建築業者と外構業者が同一でないと住宅ローンの対象としない金融機関もあるので、必ず金融機関に確認しましょう。
外構工事で使えるローンの種類
リフォームローン
住宅のリフォームに必要な費用を支払うためのローンです。
外構・エクステリア単体の工事費用にも使えるので、新築外構をハウスメーカーや工務店ではなく専門業者に依頼したい場合にも使いやすいローンです。
住宅ローンと比べると
・金利が高め
・返済期間が短め
・借入金額の上限が低め
という特徴があります。
※諸条件は、借入先の金融機関によって異なるので要注意。
銀行や信用金庫等の金融機関で取り扱われていることが多いので、普段利用している金融機関でいくつか比較検討してみるとよいでしょう。
ここまでで解説した、
・住宅ローン
・リフォームローン
は用途が限られたものでしたが、
ここからは、用途にほぼ制限がない
・カードローン
・フリーローン
について簡単に解説していきます。
外構・エクステリア工事費用のために使う際の注意点などもお伝えしますのでぜひ読み進めてみて下さい。
外構工事で使えるローンの種類
カードローン
カードローンとは、専用のカードを用いて利用できる個人向けローンのことで、
銀行や消費者金融、およびクレジットカード会社などがそのサービスを取り扱っています。
利用者は一定のお金の「利用可能枠」の範囲内でお金を借りることができます。
外構・エクステリア工事費用にカードローンを使う場合は次の点を留意しておきましょう。
・融資スピードが早い
・金利が高め
・業者によって利用できる会社が限られている場合がある
外構工事で使えるローンの種類
フリーローン
フリーローンは、主に銀行が取り扱っている個人向けローンで、事業用や投資用として使う以外の目的であれば、自由に使うことができます。
フリーローンは、カードローンのようにご利用可能枠(借入限度額)が設定されるのではなく、必要な分のお金をそのまま借りられるのが特徴です。
外構・エクステリア工事費用にフリーローンを使う場合は次のような点を理解しておきましょう。
・融資スピードが遅い
・金利はカードローンに比べると低めだが、住宅ローンやリフォームローンよりは高め
・業者によって利用できる会社が限られている場合がある
4つのローンまとめ
本章でお伝えした4つのローンの特徴をまとめます。
住宅ローン
金利が低いのというメリットがある一方で、審査は厳しめ。
また、外構の専門業者に依頼する時はタイミングに注意が必要。
リフォームローン
住宅ローンと比べて審査期間が短めで通りやすいけど、金利が高めで借入金額の上限は低め。
カードローン・フリーローン
住宅ローン・リフォームローンに比べて審査が緩めで利用しやすいものの、金利が高め。
結局外構・エクステリア工事のローンはどれをつかうのがおすすめ?
ここまで読んで、「結局どのローンを使えばいいのかわからない」という方は以下をご参考ください。
住宅ローンはこんな場合におすすめ
家の工事をお願いしたハウスメーカーや工務店に外構・エクステリア工事も依頼する場合。
外構・エクステリア工事の専門業者に依頼するけど、住宅ローンの申請時までに書類が準備できる場合。
リフォームローンはこんな人におすすめ
新築で外構・エクステリアの専門業者に依頼する場合。
外構・エクステリアのリフォーム工事をする場合。
カードローン・フリーローンはこんな人におすすめ
住宅ローンもリフォームローンも審査が通らない場合。
多少金利が高くても手っ取り早くローンを組みたい場合。
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外構・エクステリア工事と「住宅ローン控除」
最後に、気になる「住宅ローン控除」についてお話をしたいと思います。
住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して住まいを購入した場合に、
「年末時点での住宅ローンの残高の1%」が給与などから納めた所得税や住民税から控除される制度のことをいいます。
対象になる期間は入居時から10~13年間。
当然ですが、「リフォームローン」や「フリーローン」は住宅ローン控除の対象ではないため外構費用は住宅ローン控除の対象外になります。
・外構工事の費用が「住宅の建築費用+外構工事費用」の10%未満である
という2点が住宅ローン控除の対象になる条件になります。
外構・エクステリア工事は専門業者に依頼するのがおすすめ!
「家の建築を頼んだハウスメーカーや工務店にそのまま外構・エクステリア工事も頼む」という流れになりがちですが、ハウスメーカーや工務店は専門業者に頼むよりも割高であることがほとんどです。
ハウスメーカーや工務店に頼んでも、結局外構工事は下請けの専門外構業者に仕事を振っており、その際の手数料が余分に上乗せされているからです。
また、ハウスメーカーはあくまでも家の専門家なので、外構・エクステリア部分にはあまり詳しくないことが多いです。
専門業者に頼むのは手間も時間もかかりますが、後々後悔するのを防ぐためにも、外構・エクステリア工事は専門業者に頼むことをおすすめします。
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