【新築の方必見】庭づくりを全解説!デザイン例やお金をかけないコツなど徹底解説
庭は家の顔でもある重要な部分です。
にもかかわらず、新築工事の中で庭づくりは非常に失敗しやすい場所と言われています。
後々後悔することのないように、本記事を通して「庭づくり」の全容を丸っと把握しておきましょう。
おしゃれな庭デザインの事例も紹介していますのでぜひ参考にしてみて下さい。
今すぐに庭づくり(外構・エクステリア工事)について相談したい方は下のボタンから無料相談が可能です!
新築の庭づくりは失敗しやすい?
新築の外構・エクステリア工事の中で庭づくりは失敗しやすいと言われています。
「家の工事で手一杯な時に庭(外構・エクステリア)のことをじっくり調べる暇や気力がない」と何となく工事を進めてしまっている人が多いのです。
新築庭づくりの失敗例には、
「水道管が浅い場所にあった」
「手入れがしづらくメンテナンスが大変」
「庭を広く取りすぎて来客用の駐車スペースが確保できなかった」
「子ども用の自転車を置くスペースを考えていなかった」
「雑草を抜くのが大変」
「DIYで済ませたらまとまりのない外観になった」
など様々なケースがあります。
庭の雰囲気は、家全体の印象に大きく関わってくる大切な要素となります。
家の工事で忙しい方も多いと思いますが、庭づくりの手順やポイン、注意点は事前にしっかり確認しておきましょう。
庭づくりの手順
庭づくりの手順は次の通りです。
①庭の用途を明確にする
↓
②庭のデザインを決める
↓
③庭づくり(外構・エクステリア)の専門業者を探す
それぞれもう少し具体的にお伝えします。
庭づくりの手順①
庭の用途を明確にする
まずは、「庭をどう使うか」を明確にしておきましょう。
庭の用途は大きく次の2つに分かれます。
・家族や友人と遊べる庭をつくる
・景観を見て楽しむ庭をつくる
庭で家族や友人とバーベキューをしたり、子供や愛犬と遊んだりしたいのであれば設備や機能面、安全面を優先して庭の計画を立てる必要があります。
一方で、景色を見て楽しむ庭にしたい場合には、よりデザイン性や手入れのしやすさなどに重きを置いて計画を立てる必要があります。
というように、「庭で遊びたい」のか「庭を眺めて楽しみたい」のかによって、優先すべきとや注意すべきことが異なるので、庭づくりの前にその用途をしっかり明確にしておく必要があります。
庭づくりの手順②
庭のデザインを決める
和風や洋風、南国風やモダンなど庭デザインのテイストやイメージをある程度決めておくと、統一感のあるおしゃれな庭をつくりやすいですし、業者に依頼する場合は打ち合わせがスムーズに進みます。
最近では、InstagramやPinterestなどのSNSを通して様々なデザインの庭を見ることができるので、色々画像を見ながら自分好みのデザインイメージを膨らませてみましょう。
庭のデザイン事例をチェックする
(クリックするとスクロールします)⇓
庭づくりの手順③
庭づくり(外構・エクステリア)の専門業者を探す
理想のデザインの庭をつくる方法は「DIY」「専門業者に頼む」の2つです。
工事内容によってはDIYで済ませるのもありですが、安全面やある程度のクオリティを求めるのであれば専門業者に頼むのをおすすめします。
費用をなるべく抑えたいという場合には、DIYでやる部分と専門業者に頼む部分を上手く組み合わせるのもありです。
また、工事費用&担当者との相性を吟味するためにも、1社だけで決めてしまわずに2社以上で比べてから決めるようにするのが庭づくり成功のコツです。
庭づくり(外構・エクステリア工事)を専門業者に頼む場合には、必ず2社以上から見積もりをとってしっかり比較検討するようにしましょう。
当社では、庭づくり(外構・エクステリア工事)の優良専門業者をご紹介しております。
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初心者が庭づくりで注意すべきポイント【これだけは気を付けて!】
庭づくりで後々後悔することにならないように気を付けるべきポイントは次の5つです。
・10年、20年後を見据えられているか
・メンテナンスや手入れがしやすいか
・不便な動線になっていないか
・外からの目線対策がされているか
・安全面に配慮されているか
どれも今後長く生活していく上でとても大切なポイントです。
せっかくお金をかけて工事をしたのにもかかわらず、後から追加工事が必要になったり、不便を感じながら生活することのならないよう、庭づくりを計画している段階から念頭に置いておきましょう!
おしゃれな庭づくりのコツ
細かいテクニックは沢山ありますが、まずは次の2つを軸にデザインを考えると良いでしょう。
・建物と統一感のあるデザインにする
・無駄を省く
家と庭はセットで視界に入るものなので、デザインに統一感を持たせることはおしゃれな庭の必須条件と言えます。
また、インターネットやSNSで調べているうちに、「あれもこれも置きたい!つくりたい!」となったり「凝ったデザインにしたい!」となりがちですが、大抵は長く暮らすうちに飽きます。
今後10年、20年と長く生活していくことを考えて、手入れや掃除がしやすく外観をキレイに保ちやすいシンプルなデザインにすることがおしゃれな庭づくりのコツの1つと言えます。
おしゃれな庭づくりについてはこちらで解説してます。
庭デザインの基本とおしゃれにするコツをエクステリアプランナーが解説【失敗しない方法も!】
庭づくりのアイデア
「家族や友人と”遊べる庭”をつくりたい」
子供が安心して遊べる庭
お家時間が増えている中、「子供と遊べる庭にしたい!」という方が増えています。
子供が大喜び&大人も安心できる庭づくりのポイントは「安全面」「子供が成長した後」をしっかり考慮するということ。
「子供が安心して遊べる庭づくり」のポイントやアイデアについてより詳しく知りたい方はここをクリック!
犬を安心して遊ばせられる庭
犬が誤って外にでないようにするためのフェンスや門扉の選び方や、脚に負担をかけない舗装材、有毒な植物など知って置かないと後々後悔するポイントが沢山あります。
犬にも安心の庭をつくる際は、必要な設備や庭デザインのポイントは事前にしっかり確認しておきましょう。
「犬を安心して遊ばせられる庭づくり」について徹底解説している記事をチェック!
バーベキュー
「バーベキューに適したお庭」とはずばり「準備」「調理」「食事」「片付け」がしやすいお庭です!
以下の記事では、それぞれ4つの段階にわけて必要な設備や注意点について解説しています。
「バーベキューができる庭づくり」について徹底解説している記事をチェック!
家庭菜園
庭づくりのアイデア
「景観を”見て楽しめる庭”をつくりたい」
ガーデニング(植栽)
「ガーデニング(植栽)をこだわって景観を楽しみたい!」という方も多いと思います。
そんな方はまず、庭をどのような雰囲気にするか考えてみましょう。
和風・洋風・モダンなど、テイストによってそれぞれ適した植物が異なるので、きちんと最終形をイメージ出来ていないと統一感の無い庭になってしまいがちです。
イメージが決まったら「主役となる植木や植物を決め、周囲の植物は主役に合うものを選ぶ」という順番で進めると統一感のある庭づくりがしやすいです。
また、植木は同じものでも高さや幅によってだいぶ雰囲気が変わるものなので、それぞれどのくらいの大きさ・高さにするかも併せて考えておきましょう。
そして、一点非常に大事なポイントがあるのですが、それは「手入れのしやすさ」です。
植物なので、当然水やりや剪定などのお手入れが必要になります。
手入れのしやすさが考えられた設計になっていないと、せっかく作った庭を維持できずに数年後に結局潰すなんてことにもなり兼ねません。
必ずメンテナンスのしやすさにも配慮した庭づくりを意識しておきましょう。
ライトアップ
植栽に灯りを設置することで空間に奥行感が生まれ、夜の雰囲気が一変します。
ライトアップをするだけで、家の印象をより素敵に演出してくれます。
さらに、植栽のライトアップには見た目以外のメリットもあります。
例えば、夜間の足元を照らすことで転倒などの事故を予防でき、住まいの周囲を明るくしておくことで防犯効果にもつながります。
ただ、室内からみた時に「まぶしすぎる」という事が無いように、適度な光量と設置角度には注意が必要です。
「○○風の庭づくり」の例とポイント
○○風の庭づくりに共通するポイントは「イメージにあう植物・資材選び」です。
それではより具体的に、それぞれの庭デザインのポイントを確認していきましょう!
和風の庭づくり
自然の風景を再現する演出を「見立て」と言い、日本庭園の大きな特徴のひとつとされています。
植物、石、砂、土、苔など自然のものを組み合わせることが和風の庭づくりのポイントです。
まずは自分のお気に入りの情景を思い浮かべながら、作りたい庭のイメージを描いてみましょう。
洋風の庭づくり
タイルやレンガ、枕木などを使うことで洋風な庭を演出できます。
また、ラベンダーやオリーブなど、洋風な庭に合った植物を植えるのもおすすめです。
テーブルなどのガーデンファニチャーを設置するとより雰囲気をだせます。
南国・リゾート風の庭づくり
南国植栽を植えると、庭のリゾート感が一気に増します。
ただ、四季のある日本に適さない植栽もあるので注意が必要です。
また、庭にリゾートガーデンを演出する上でガーデンファーニチャーを置くことも大事です。
ラタン調の家具は南国・リゾートの雰囲気を演出できるのでおすすめです。
北欧風の庭づくり
北欧風の庭づくりにおすすめのアイテムは枕木、レンガ、タイル、人工芝などです。
北欧風の庭づくりの場合、色数を抑えて、鮮やかな色のものはなるべく選ばないのがポイントです。
おすすめなのは、多肉植物やハーブ類、紫、青、白など落ち着いた色の小さい花などです。
北欧の森のような、ナチュラルで素朴な雰囲気を目指しましょう。
和モダン・洋モダンの庭づくり
和モダンにオススメのアイテム
○ 御影石・砂利
御影(ミカゲ)石は、一般的には敷石として使われます。黒、グレー、白などの色があり、質感がザラザラした“バーナー仕上げ”と、ツルツルした“磨き仕上げ”があります。
同じ色の御影石でも、前者は薄く、後者は濃く見えます。
砂利は、サイズはさまざまで、色も白、黒、ベージュなど多色にあります。上手にそのコントラストを生かしてみましょう。
○ 竹垣
和風感を出すアイテムとして必須なのが、竹垣です。
竹垣にも、目隠しの役割をする建仁寺垣やみす垣、透けて見える四ツ目垣、金閣寺垣など種類が沢山あります。
色も枯竹(黄色い茶系)、青竹(緑色)など様々です。
洋モダンにオススメのアイテム
○ タイル・ウッドデッキ
タイルにも、いろいろなデザインや色があります。
住宅の外壁色に合わせた濃淡で無地のタイルを使うと、モダンなイメージになります。
○ シェード・パラソル
シェードやパラソルは、日除けとしての機能を兼ねるだけでなく、テラスをステキに演出してくれるアイテムです。
カラーやデザインを、他のファニチャーと上手に組み合わせてみましょう。
○ ポスト
オープンスタイルで庭とアプローチが隣り合っている場合は、木や銅板などでつくったポストを、アプローチと庭の境界あたりにオブジェの一つとして置いてみるのもよいでしょう。
庭づくりのお悩みと対策方法
庭づくりのお悩みと対策方法①
【庭のお悩みNo.1!】雑草対策をしたい
お庭のご相談で一番多いのは、ウッドデッキも、テラス屋根でも、芝生敷きでもなく、「雑草対策」です。
人気の雑草対策は、定番でもある「防草シート+砂利敷き」のセットです。
なぜ人気かというと次3つのメリットがあるからです。
①費用がリーズナブル。
②施工期間が短い。
③砂利敷きは後で撤去しやすい。
また、これ以外に「人工芝」や「コンクリート土間」にするという選択肢もあります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、事前にしっかり確認してからどの方法が最適かを検討しましょう。
庭づくりのお悩みと対策方法②
外からの目線が気になる
「リビングが丸見えでカーテンも開けられない」
「玄関を開けると外から丸見え」
など、外からの視線に関するお悩みは非常に多いです。
目隠しの方法には様々な選択肢がありますが、フェンスや植木を使うケースが多いです。
フェンスや植木で目隠しをする際は以下の2つポイントを押さえておきましょう。
フェンスや植木の高さ
「フェンスの高さが不十分で庭を隠しきれてなかった」なんてことはよくあります。
この高さでどこまで隠れるのか、どこまで隠したいのかは事前にしっかり確認しておきましょう。
他の部分との一体感
できれば目隠し単体での工事ではなく、他の部分との兼ね合いを考えた上で、一緒に検討するのがおすすめです。
別々で工事をすることで不自然な外観になってしまうこともあるので注意しましょう。
庭づくりのお悩みと対策方法③
庭が狭い
狭くてもおしゃれな庭は作れます。
むしろ、狭い庭は全体に目が行き届きやすいため、メンテナンスもしやすく、まとまりのある素敵なお庭がつくりやすいとも言えます。
狭い庭をおしゃれにするためのポイントは次の3つです。
1.目隠しフェンスは抜け感のあるものを
小さ庭や狭いお庭に目隠しフェンスを設置するときは、光や風が入らなくなって圧迫感や閉塞感がでてしまわないように抜け感のあるものを選びましょう。
おすすめは板幅の間隔が空いているもの。ウッドフェンスやメッシュフェンス、半透明で光を通すポリカーボネートのフェンスもおすすめです。
2.効果的なレイアウトで広く見せる
小さいお庭でも素材を効果的にレイアウトすることで空間を広く見せることができます。
例えばアプローチ手前を広く、奥を狭くするデザインにしたり、曲線にすることで面積を広げ、視覚的に広く見せることができます。
3.植物は「統一感」「高低差」が肝
小さいお庭だからこそ、植物を植えるとぐっとおしゃれな空間となります。
まずはイングリッシュガーデン風やハワイ風、ロックガーデンなど、好みのテーマを決めてみましょう。
一カ所に植える場合は高・中・低と植物の高さに変化を付け、上下に目線が行くようすると庭の狭さを感じにくくなります。
色味は寒色系・暖色系と揃え、主役となる植物を決めて植えると狭い庭でもおしゃれにまとまります。
庭づくりのお悩みと対策方法④
庭の日当たりが悪い
日当たりが悪い庭は、「土づくり」と「植物選び」で劇的に生まれ変わります。
日当たりの悪い場所で困るのは土の水はけが悪いこと。
そんな時は、木炭をたっぷり入れることで水はけをよくなり、植物がよく育つようになります。
日陰で育つ植物は生長がゆっくりなので、土の状態をコントロールすれば手入れも楽ちん。
初心者でも簡単に庭づくりを楽しむことができます。
日陰の庭には日陰ならではのよさがあり、影のおかげで大人っぽくしっとりとした雰囲気の庭をつくることができます。
強い日差しでは美しく見えない大ぶりの葉ものを植えたり、影を好むカラーリーフも豊富にあるので、日陰ならではの庭づくりを楽しみましょう。
庭づくりにかかる費用は?【なるべく安く、お金をかけない方法】
庭のリフォームには、
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① 基礎的な工事
(芝生や砂利を敷く等)
② 新しい設備を設置する工事
(サンルームやウッドデッキ等)
③ 庭全体を造り変える工事
(新築外構・エクステリア工事)
の3種におおまかに分けられます。
では、それぞれ費用はどれほどかかるのでしょうか。
庭づくりにかかる費用①
基礎的な工事
どのような工事をするかにもよりますが、1平米あたりの値段で計算する業者が多いです。
例えば芝生を敷く工事ですと材料費と施工費を合わせて1平米あたり6000円〜1万円程度でしょう。
既存のものを撤去してからの工事になると、別途撤去費用がかかる場合があります。
庭づくりにかかる費用②
新しい設備を設置する工事
何を設置するかによって大きく変わります。
例えば、サンルームならばそのものの値段+施工費用、ウッドデッキやテラスならば1平米あたりの値段で決まる場合が多いです。
大半の工事は50万円〜100万円程度で収まることがほとんどです。
庭づくりにかかる費用③
庭全体を造り変える工事
荒れ果ててしまった庭の全体リフォーム、新築の戸建てに庭を造る工事等が当てはまります。
工事範囲が大きいので、100万円を超えることが多いです。
予算オーバーになりやすいので、理想とかけられる予算をうまく調整することが必要です。
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庭づくりはDIYでやるか、専門業者に頼むか
結論、「新築なのか、リフォームなのか」や「工事内容や範囲」によってどちらの方法を選択すべきは変わります。
国や地域で定められている建築基準に関わる部分や、基礎工事が必要で安全面に関わるような部分の工事は専門業者に頼むのをおすすめします。
また、耐久性やデザイン性をある程度保ったものにしたいという場合にもやはり専門業者に頼む方が後々後悔することが少ないです。
ただ、花壇や植栽または表札の取り付けや、ポストの取り付けなど簡単で安全性を問われない箇所であればDIYでやってしまうのもありです。
DIYでやる部分と専門業者に頼む部分を上手く組み合わせることで、クオリティは保ちつつ全体の工事費用を安く抑えることができます。
DIYと専門業者それぞれにメリットとデメリットを知ったうえでどのように庭をつくっていくのか検討しましょう。
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